すべての条件不利地域に、光を

2012/11/16

こんにちは、仁淀川町はかなり寒くなってきました。

我が家では火鉢をGETして万全の体制で冬に突入したいと思います。

 

さて、今回は高橋の想いをガチで書いてみる回にしようかと思います。

いなかパイプ代表のレオさんが結構ガチで書いているのでそれに影響されてみました。

 

僕は「高橋洸貴 地域づくり事務所」という屋号で個人事業主になりました。

なんでこの屋号にしたかというと、「分かりやすい」という理由が一番にあります。

 

もう一つはレオさんが以前から言っていることの受け売りですが、

「『地域づくり』という仕事が法律事務所や会計事務所と対等な

専門職である世の中にしていきたい」という思いが僕にもあります。

 

地域づくりと教育は素朴学が成立する数少ない分野です。

素朴学というのは、誰もが想いを馳せ、参入がしやすい分野ということです。

 

それはなぜかというと、誰もが地域に住んでいるし、

誰もが義務教育課程を受けてきているから。

自分が経験していることだから、最低限のイメージと経験があるのが地域と教育です。

 

誰もが参入しやすい分野だからこそ、その世界の核心に迫り、

誰よりも深く考察して一定の方向性を導けるようになりたい、

と僕は思っています。

 

すべての条件不利地域に、光を

 

 

そんな僕ですが、屋号をつけるにあたってミッションとビジョンを

考えてみましたので紹介したいと思います。

 

《ミッション(自分自身の使命)》

すべての条件不利地域が、世の中に必要とされ、認められ、

存続し続けられるようにすること。

 

《ビジョン(求める理想像)》

すべての条件不利地域の人々が、その土地と自らの生業に誇りを持ち、

世代交代を重ね、未来永劫にわたり地域が受け継がれていくこと。

 

このミッションとビジョンは僕の地域づくり観の現段階での到達点です。

これが今の僕の現状で、僕はこれ以上の言葉を紡げません。

 

ミッションには、「必要とされる」「認められる」という言葉を入れました。

僕は「承認」という行為は人と地域が存続する上で必要不可欠だと思っています。

逆に言えば、承認さえあれば人と地域は安心して存在していられるとさえ思います。

なので、それが成されるようにすることが僕の使命です。

 

ビジョンには、「世代交代」「受け継ぐ」という言葉を入れました。

これは時間軸の設定として、短期だけに囚われないということを示しています。

世代交代を重ね受け継ぐには、最低100年のスパンで物事を捉えなければなりません。

僕はそのような長期に受け継がれていくものこそ“本物”だと思っているので、

そのような地域が醸成されていくことが理想的だと思っています。

 

すべての条件不利地域に、光を

 

ミッションとビジョンの文頭には「すべての条件不利地域」とあります。

僕が関わりたい地域は条件不利地域です。

 

たまに「条件不利地域は条件有利地域だ」なんていう人がいますが、

僕も条件不利地域は全く不利だとは思っていません。

そのような地域は本物の素材を持ち、可能性に満ち溢れた地域が多いからです。

(しかし、現状はそのようなことを気軽に言える状況ではありませんが)

話はそれましたが、要は山間地域・半島・離島などを示す用語として、

この用語が一番わかりやすいと思ったので使用しました。

 

 

 

僕は条件不利地域の魅力に魅せられた人間の一人かもしれません。

そして自分自身も仁淀川町という高知県内でも極めて厳しい状況に瀕している

地域に身を置き、地域づくりに挑んでみようという覚悟で住み始めました。

 

すべての条件不利地域を光満ち溢れる世界にできたらどんなに幸せか。

そんなことが本当に可能かどうかは分かりませんが、

やってみないとできる・できないは分からないので

やってみるという選択を僕はしました。

 

人生は長いようで案外短いと思うので、

やりたいことをやったもん勝ちだと思って

やりたいことをとことんやってみようと思います。

 

すべての条件不利地域に、光を

 

 

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