いなかビジネス教えちゃる!ツアー「川の暮らし編」をチラ見せします。

2013/09/20

 

こんにちは。いなかパイプで働く三瀬です。

 

 前回は、木造の川船がある四万十川の風景について書きましたが、今回は「川の暮らし」をテーマにした、いなかパイプ主催事業「いなかビジネス教えちゃる!ツアー」の様子をご紹介します。

 

 このツアーは、いなかのビジネス・暮らしを見てみたいという人向けに、高知のいなかビジネスの先駆者に実際に会い、その志を伺いながら現場を“チラ見”視察する、1泊2日のプログラムです。本年度は全7回の開催を予定しています。(詳しくはこちらのページをご覧ください

 

いなかビジネス教えちゃる!ツアー

 

 

さてさて、それではさっそくツアーの様子を「チラ見せ」します♪

 

1日目

 

遅咲きのヒマワリ 沈下橋

 

秋田・神奈川・滋賀・広島・香川から5名の参加者が集まりました。

集合後、「遅咲きのヒマワリ」のロケで使用された沈下橋を巡りつつ、川沿いを移動。

 

 

●昼食@IYOTAハウス

 

IYOTAハウス

 

心のこもった“天然鮎の鮎飯”と今年は特に貴重な“川エビ”のてんぷらが乗ったうどんを特別に用意して頂きました!

 

IYOTAハウス

 

 お腹がいっぱいになったところで、まずは参加者の参加動機をシェアして、最初のプログラムはスタート。

 カヌー体験を中心とした複合観光施設の事務局長を経て、耕作放棄地での稲作をはじめとした、新しい事業に挑戦されている、伊与田真哉さんからお話を伺いました。誰もが、伊与田さんのバイタリティーに圧倒されつつ、深い「対話」の時間が繰り広げられました。

 

日本一暑い四万十西土佐江川崎

 

次の訪問先を目指し、上流に移動します。途中、この夏日本一暑い気温を観測した西土佐で休憩~

 

 

●鮎市場

 

鮎市場

 

全国的にも珍しい、川の幸を扱う市場で、市場長の林大介さんに話を伺いました。

 

鮎市場 林大介さん

 

今が最盛期のツガニ、商品開発の取組みもお話を伺いました。

 

天然アユ

 

獲れたての四万十天然鮎!

 

 途中、地元のおんちゃんが採れたて鮎を出荷しにくる、ライブ感を味わいながら、鮎・カニ等の話や川漁師の話からはじまり、四万十川の自然環境の変化、最後は人生相談まで、貴重なお話を頂きました。

 

 

●廃校を活用した宿舎にて懇親会&宿泊

 

 今回、私たちの活動を温かく見守って頂いている地域の方々との懇親会を開きました。地域の奥様に半日がかりで用意して頂いた、地産の手料理や、ご厚意で持ち寄って頂いた料理やお酒に、ただただ感動・感謝!よそ者の私たちを、ようこそ!と温かく迎えて頂く地域の方のご厚意に支えられていることを、改めて感じました。

 

 中締めをして片づけを終えた後には、すっかり仲良くなったツアー参加者同志、夜更けまで語り合う姿がありました。

 

 研修生

 

ツアー参加者

 

2日目

 

●川漁見学

 

朝から矢野健一さんに案内して頂き、五感を使い四万十川に親しみます。

 

前日から仕込んだ川漁の仕掛けや川船を実際に見ながら、リアルな川漁の様子を教えて頂きました。

 

川エビのしかけ

 

川エビ漁の仕掛けを説明して頂いている様子

 

 ツガニの仕掛け

 

支流の仕掛けには、ツガニが獲れていました

 

 

 

四万十川で釣り

 

靴を脱いで川に入る、ただそれだけで目線が変わり風景が一変します。

 

四万十川の水

 

流れていく澄んだ水を肌で感じる…

 

四万十川で釣り

 

次にみんなで釣り体験。釣りが初めての方もいましたが、入れ食い状態!

 

ハゼつり

 

本日の大物賞、25㎝程のハヤをGet!

 

四万十川風景

 

四万十川中の風景。見とれた時間も、お土産?!

 

●道の駅四万十とおわ

 

道の駅四万十とおわ

 

 続いては、“四万十川に負担をかけないものづくり”で年商2億円を売り上げる「道の駅四万十とおわ」で、㈱四万十ドラマの石田亮平さんから商品開発・販売の様子をご紹介頂きました。

 

道の駅四万十とおわ 石田さん

 

 Iターンで四万十に来ている石田さん自身のお話も、いなか暮らしに興味がある参加者にとって、参考になったそうです。

 

道の駅四万十とおわ食堂から

 

道の駅四万十とおわから見える川の風景

 

●ツアーのふりかえり

 

ツアーふりかえり

 

 ツアー中に印象に残ったこと、この体験をどう活かしていきたいかを、紙に書いてみんなで共有し、学びを深めました。

 「地元に帰って何ができるか考えたい」「対話による気づきの深まりを体験した」「地元の方のご厚意が忘れられない」「好きだからやっている、という仕事観が印象的」「将来は山と川のある場所に住みたいと想いを再確認した」「森の荒廃が川に大きな影響を与えていることを学んだ」等、想いをシェアしました。

 

 最後に代表から、「経験したことや築いた関係を次に生かすかどうかは、自分次第ですから、頑張ってください」という応援メッセージがあり、ツアーは締めくくられました。

 

 深い学びの場をともにつくりあげて下さった参加者の皆さん、お話をして下さった講師の皆さま、ご厚意で協力を頂いた地域の皆さまのおかげで、ツアーを無事に開催することが出来ました。この場をお借りして、心より御礼申し上げます。

 

 

ツアー参加者記念撮影

 

名残を惜しみながら、ツアーのメンバーとお別れ

 

 

いかがですか?今回のツアーの雰囲気は伝わりましたでしょうか?

 

毎回テーマと参加者が異なりますので、同じツアーになることはありません。次にどんなドラマが待っているか、私たちも楽しみにしています。今後も、下記の日程で開催を予定しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

●今後の「いなかビジネス教えちゃる!ツアー」情報

 

■開催予定日

第4回 2013年10月15日、16日

第5回 2013年11月21日、22日

第6回 2013年1月16日、17日

第7回 2013年2月20日、21日

 

■参加費

15,000円 (懇親会費(夕食代)・宿泊代・保険代 含む)

※初日昼食・夕食以外の食事は、各自負担となります。

 

●さらに追加情報!

 

 この度、一般社団法人いなかパイプでは、ツアーやインターンシップのコーディネートを行うようなコーディネーターを育成していく、長期実践型インターンシッププログラムを実施することにしました。1ヶ月間だけでは学べない、四万十川のほとりで学ぶ180日間のインターンシッププログラムです。

 

▼関心のある方は、こちらをご覧ください!

 「いなかビジネスインターンシップ」コーディネーター育成

 長期実践型インターンシッププログラム

 

 

 

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