学ぶ

おむすビーズのインターンシップ

 

 こんにちは。4月、怒涛(!)の農業インターンも無事終了し、次は5月の田植えイベントに向けて目下準備中のおむすビーズ南です。

 ここ土佐町では田植えに向けて、土をかいたり、田んぼに水を張ったり、早いところではもう田植えを終わらせたり・・・・など、地域の方々が田んぼで作業している風景が見られます。

 

 オタマジャクシの天国!

オタマジャクシの天国!

 

田植えイベントの概要についてはイベントページや当方Facebookページにてご案内していますので、気になる方はそちらをご確認ください。

 

さて、ここでは今回のイベントをはることになった運び、背景をお伝えしたいと思います。

 

あるスタッフの一言で開催することに

 

今回田んぼイベントをやることになった経緯ですが、

 

「米を作ってみたい!」

 

という女性スタッフの一言から始まりました。

 

言いだしっぺの人

こちらが言いだしっぺの人^^移住したてホヤホヤです~

 

というか、その声が挙がったとき、彼女はまだスタッフではなく、あるイベントの参加者の一人でした。当時はまだノリ半分でしたが、「米作りしたいんですよね~」という話を別の機会に農家さんにしてみたところ、

 

「田んぼ余っているから貸しちゃる」

 

というお返事が!!!そのときは社交辞令かなぁと半信半疑だったんですが、間もなくして田んぼを見学させてもらうことになり、また、苗や機械なども提供して下さるということに!こうしてトントン拍子でイベントが実現したわけです。

 

 また、その他にも協力を申し出て下さる方が続々と現れました。前述の通り、現在は機械植えが主流で、手植えをしている様子を見ることはなかなかありませんが、しばらく前はどこのおうちも手植えだったそうです。

 そんな中、ある飲み会(おっちゃんたちとの)で「田植えやります」という話をすると、

 

「昔はうちも手植えしてたなぁ、懐かしい」

「面白そうなことをするんだね」

「都会の人がわざわざ来て手植えをするのか!!」

「全面的に協力しちゃるから任せとけ!」

 

などなど、地域の方々が話に食いついて来られました(笑) そして、手植えの際に使う道具が家の倉庫で眠っているから貸してあげるよ、その場にいた数人の方が申し出て下さいました。

 

ある日仕事から戻ると、玄関先にその道具が置かれてました(笑)

 

 

そして私も マイプロジェクト=染め をやることに

 

 そして、今回の1泊2日のツアーのなかで、私も自分のやりたかったことの実現で時間を頂く運びとなりました。

 

草木染めです。

 

染めの材料

近所の茂みから刈ってきた染めの材料

 

 以前、東北に住んでいた時に藍染めイベントをする機会がありました。そのときは私が開催したのではなく、藍の染液を作っているお宅にイベント参加者をお連れしたのですが、白い布が徐々に美しく染まっていく様や、老若男女問わず誰でも楽しめる遊びであるということに魅力を感じ、いつか自分でもやってみたいなぁ・・・・と心の中で想いを温めていました。

 土佐町に来たとき、周囲を自然に囲まれ、里山には自然の資源が豊富にあることに気づき、「これも、あれも、染めの材料になるではないか!」「ここなら自分でも試せる!」と思いました。

 まだ染めの試みは始めたばかりですが、皆に体験してもらい、楽しさに気づいてもらうことができれば嬉しいなぁ。

 

自宅で練習中

自宅で練習中・・・・

 

 いつかは自分で大きな布を染めて、作品を創りたいと思っています・・・・が、この話はまたいつか。

 今回はヒノキと竹を利用した草木染めをする予定。ちなみに藍染めもいつかやりたいと思っていて、原料となる植物の藍は、先日自宅で種まきをしました。近日中に自宅の畑に植え替えをします。うまくいけば、今年の夏以降に藍が育って藍染めを実現できる予定かも!

 

 

あなたのマイプロジェクトも実現するかも??

 

 れいほく地域は資源の宝庫です。場所もあり、自然もあり。そして魅力的な人が多く“縁”も多く結べるところです。ありがたいことに、若手に何でもやらせてみよう、という考えを持っておられる方も多く、実際にこれまで、「これしたい」というアイデアに対して「やってもいいよ」「協力する」というお返事を頂いたことも多かったです。

 「田舎でこれをしてみたい」「農業やるならこうしたい」というアイデアを心に秘めている方がもしいたら、現地でその思いをぶつけてみませんか??もしかしたら、おむすビーズのスタッフのように、それが実現するかも知れませんよ。私たちはそんな“化学反応”をこの地域でたくさん起こしたいと思っています。

 

 

最後に れいほく地域の田んぼ事情

 

 写真でお見せする通り、イベントの舞台となるれいほく地域は棚田が美しく広がる自然が豊かな場所です。田植えが始まる5月以降は特に景色が美しく、作業の変遷とともに田んぼの様相も変化します。水面に青空が映った5月の田んぼ、青い稲が育つ夏の田んぼ、稲穂が揺れる収穫前の秋の田んぼ……どれも見ものです。

 

棚田

棚田!!

 

ただ、れいほく地域は高齢化のため山手の方に行くと雑草が茂る耕作放棄地が点々と見られるのも事実。おむすビーズは田植えだけではなく、これからも田んぼを活かす“田んぼ遊び”を企画していきたいと考えています。乞うご期待。

 

5月頃の田んぼ

水をはった5月頃の田んぼ

 

秋の田んぼとかかし

秋の田んぼとかかし

 

イベントの詳細、申し込みはこちらまで!

当社HP  http://www.fpi-group.jp/omusubi-z/tour/index.html#tauetaiken

Facebook https://www.facebook.com/events/234815343355549/

 

 

 

記事の感想送ると100ポイント進呈!
ポイント貯めてプレゼントGETしよう

いなかマガジンを読んだら「いなかパイプアプリ」へ感想をぜひお送りください。
アプリを下記からダウンロード→「お問い合わせ」へ感想を送信でOK!
ポイントを集めるとプレゼントがもらえます!

FacebookTwitterLine