はじめまして

2015/08/07

 はじめまして、福島県西会津町で地域おこし協力隊をしています荒海正人と申します。僕の出身は、生まれも育ちも福島県西会津町、大学時代を埼玉、東京で過ごし、大学大学卒業とともに地域おこし協力隊として地元へUターンとしてもどってきました。

 

 僕のふるさとの西会津町を少し紹介します。西会津町は、日本百名山のひとつとしても知られている飯豊山の麓にある人口約7,000人の小さな町です。町の約8割が山林で囲まれていて美味しい水、美味しいコメ(コメは食味コンテストで世界一)、美味しい野菜(シイタケは日本一)、優しいばあちゃん(笑顔のかわいさ日本一だと思う)、器用なじいちゃん(頑固さも日本一だと思う)、恥ずかしがりの若者(夜中に車、バイクは乗り回すけど)など、たくさんの個性的な人たちがいる小さな町です。

 ついでに紹介すると、野生の猿も多く暮す地域です。猿が暮らすといっても動物園的な猿の扱われ方でなくて、猿は、まさに「敵」です。町内の畑を作っている、じいちゃん、ばあちゃんは、常に猿を警戒して巡回し、ロケット花火、鍋の蓋と棒切れ(音を鳴らして猿を追い払う)を常備して攻防戦に備えています。猿も猿で集団(30~50匹のグループ)を形成していてリーダー猿を中心にオトリ猿、威嚇する猿、野菜を確保する猿、安全なところで高みの見物をしている猿など組織的に襲撃してきます。僕が住む地区では、触れたものに電気ショックを与える電柵でみなさん城壁を築いています。さらに紹介しますと畑を狙ってくる刺客は、猿だけでなく、熊、狸、狐、カモシカ、猪、カラスなどたくさんいて、日々、鎬を削っている小さな町です。

 

こんな町で僕らは暮しています。

 

 今回は、第1回目なので西会津町の魅力のひとつだと思っている「西会津の人」を少し紹介しようと思います。僕が住む西会津町で暮す人たちはみんな個性に溢れている方で、町の魅力になっていると思っています。そんな人たちと同じ町で暮していると僕らも自然と笑顔になったり、元気になったり、楽しいことを考えたくなったりしてしまいます。その人たちを今回は、少し記事で紹介します。

 

 まず、1人目。同じ地域おこし協力隊の【小堀】です。僕と同い年の小堀は、東京のど真ん中の世田谷出身のお嬢様育ちですが、僕らの町では、地元の人より田舎にいそうな人として名を馳せています。写真、絵画、彫刻、デザイン、スポーツとマルチにこなしてしまう地域おこし協力隊の先輩です。憎いですね。

 

小堀

 

地域おこし協力隊 小堀

 

 2人目は、スーパー役場職員の【小澤さん】です。小澤さんは、町役場の商工観光課の所属で地域おこし協力隊担当として僕を勧誘に来たのも小澤さんです。常に楽しいことを模索して、西会津の人たちが大好きな役場職員さんです。特技は、野球選手モノマネ(十八番は、現ヤクルトスワローズの真中監督の現役時代のモノマネ) 西会津町の若者プロジェクトでは、中心メンバーとしてあらゆる活動に奮闘中!

 

にしあいづ若者プロジェクト HAPPY

https://www.youtube.com/watch?v=kvB6PCYJNEc 

 

小澤さん

 

スーパー役場職員

 

 3人目は、僕が暮す西会津町奥川地区に暮す地域づくりの切込み隊長の【純一さん】です。純一さんは、都会の知り合いを呼んで、自分の田んぼで農業体験をしたり、地酒を作ったり、今年で40回を数える奥川マラソン大会の実行委員長を務めています。僕ら若者の活動も一生懸命応援してくれていて、先日も一升瓶を持って駆けつけてくれました。地元の頼れる先輩です。

 

奥川健康マラソンHP

http://okugawa-marathon.com/

 

純一さん

 

西会津町奥川地区 隊長

 

 4人目は、僕の暮している奥川地区にある【奥川こらんしょ村】の方々です。奥川こらんしょ村は、地域の野菜や山菜を使用して加工品を作っている団体です。奥川こらんしょ村の中心メンバーの多くが、地元奥川地区のお母さんたちで、地域の食材を美味しく食べてもらいたいとの願いを込めてつくられています。また、震災の原発事故で大打撃を受けた福島県を応援するためにも日々奮闘されています。こらんしょ村で作られた加工品は、まさに、お袋の味で、先日は、県の「ふくしまうまいもの大賞」にも選ばれました。

 

奥川こらんしょ村紹介HP

http://www.tohoku1000.jp/entrepreneur/detail/389/

 

奥川こらんしょ村

 

奥川こらんしょ村加工品

 

 5人目は、集落支援員として奥川地区で働いている【義平さん】です。奥川地区のことならなんでも知っている方で、奥川のことなら義平さんに聴けと言われます。集落の区長もやっていて人望も厚い方です。また、コメ作りの達人でもあり農薬の代わりに竹酢を使用して作った「竹酢米」というお米も作っています。

 

岩橋義平の竹酢米HP

http://era551.wix.com/gihei#!about/c10fk

 

義平さん

 

竹酢米の岩橋義平

 

最後は、【我が家のばあちゃん】です。

いつもは、言ってはいませんが、ばあちゃんには日頃から感謝しています。

 

我が家のばあちゃん

 

こんな笑顔あふれる小さな町で僕らは暮しています。僕はこの町の笑顔が大好きです。

 

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