家族へのプレゼントに困ったら…

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執筆者 安澤真希
所 属かつおゲストハウス

2016/06/05

 

 家族の一大イベントといえば5月に「母の日」「子どもの日」、6月に「父の日」、9月には「敬老の日」などと続き、加えて誕生日があります。私も毎年、家族の一大イベントが近づくにつれギフトを何にしようかと、あれこれ思案します。しかし、毎年となると選ぶのも一苦労だと思いませんか? 月並みだけどカーネーションか、あるいは感謝の手紙か、はたまたバッグやハンカチか、ビールかTシャツか… 直球なのか変化球なのか、人それぞれに試行錯誤して母の日を迎えることでしょう。

 

 さて今回は、そんな家族へのギフト選びにどんぴしゃなスポットをご紹介します。それがこちらの「あったかいWa平山ふれあい」館内にある「風の窯」さん。

 

風の窯

自然に囲まれてます。

 

 なんとも風光明媚な所だと思いませんか? こちらの風の窯さん、実は気軽に「陶芸」なるものを体験&制作できちゃうんです!

 

元保育所の名残

元保育所とあって名残があります。

 

広いので大人数でもオッケー

広いので大人数でもオッケー。

 

 

 こちらが陶芸の工房。元保育所らしく、風通しの良い広々とした室内&窓でゆったりと制作できます。

 さて、旦那さんと息子、そしてかつおゲストハウスのヘルパースタッフ・キャメロン(イギリス出身)を引き連れ、いざ陶芸。今回、私がどうしても母の日と敬老の日にプレゼントしたいと思ったのが、4月で1才になる息子の「手形」。一生涯、消えない形として残るものだから、何年も何十年も色あせることなく使えます! そして思い出にもなる! レッツ、チャレンジ!

 

 まずは専用の土を手のひらで平べったく伸ばし、伸ばした土の形を決めて、貝殻や鉛筆や雑貨などのありとあらゆる備品を使い自分なりのデザインを描きます。私たちは息子の手形なので、このように小さな手をぐっと押し込み形を作ります。しかし、これが思うようにいかず、苦労を重ね、何度も何度も繰り返すことに。

 

ぐいぐい押します

ぐいぐい押します。

 

 

 嫌がる息子を半ば強引に抱え、次々とぺったん、ぺったん。はじめは嫌がっていた息子も観念したのか徐々に笑顔になり、進んで押してくれるように。そして余った土で、かつおゲストハウス用の皿も制作し、ひとまずこれで完成。

 

1才にしては立派な手

1才にしては立派な手です。

 

中央の長方形のが私の

中央の長方形のが私のです。

 

濃い藍色で染色

かつおは濃い藍色で染色。

 

 どうですか? 我ながらなかなかの出来栄えだと思うのですが、しかしこれが焼き上げの際にどう変化するのか… ともあれ楽しみすぎる! 3週間ほどで出来上がるとのこと。ちなみに、教えてくださった五十嵐光春先生の作品。

 

五十嵐光春先生の作品

きれいにまん丸です。

 

 このクオリティは素人ではとても表現できませんね… さらにカラーバリエーションも豊富なんです。

 

カラーバリエーションも豊富

こんなにたくさん♡

 

 嗜好に応じて、あるいは形やデザインに合った色をチョイスできます。

 そして3週間後… 完成の知らせを聞いた私たちは再び風の窯へ。そして出来上がった作品がコチラ! じゃーん!

 

 3週間後

息子の手が刻まれてます!

 

 

 紅葉の手がキレイにくっきりと刻まれています。これはもう大満足というほかありません! こうして丹精こめて作ったものが「形」になって再び手元に収まると、制作過程より一層の愛着がわきます。まさに陶芸ならでは! 五十嵐先生曰く、楽しくて何度も通って作品を作っている方もいるんだとか。お皿以外にも表札や花瓶、人形などを製作する方も多いとか。なるほど~ 私も次回は坂本龍馬像をつくりたい!

 

 五十嵐先生と息子

五十嵐先生と息子。

 

 多くの人に焼き物の楽しさを身近に感じてほしいという思いの五十嵐先生。出前教室なども引き受けているために定期的な教室は開催されていませんが、いつでも予約は受け付けているそうです。お互いの都合の良い日がそのまま焼き物教室の日になるんですね~ ちなみに陶芸体験の他にも、絵付け体験や電動ロクロ体験もあり、短期の陶芸研修員制度も行っているんです。

 

 【定員】 1名~20名(出張教室もできます。応相談。)

 

 【体験時間】 約2時間。利用者さんの都合の良い時間で可。要予約。

 

 【料金】○焼き物作り体験……粘土600gにつき1,000円~

     ○絵付け体験……丸皿 小 500円~

     ○電動ロクロ体験……粘土2キロにつき2,500円。

 

 【問い合わせ・申し込み】 住所/高知県香美市土佐山田町平山459

              TEL/0887―73―0436

 

 さてさて、出来上がった作品たちを手に意気揚々と帰って来た私は、早速家事にいそしむ母を呼び止め感謝の気持ちと共にプレゼント♡ 何やら例年と少し違うプレゼントに戸惑う母でしたが、孫の手形だと分かると途端に顔をほころばせました。

 

母の日に陶芸

半永久ずっと使えます!

 

 さて、今回は母の日に陶芸というジャンルで息子の手形を残した私ですが、もちろん母の日に限らず、陶芸(焼き物)は様々なシーンにアプローチできるのではないでしょうか。それはたとえば、恋人とのラブラブな愛の証であったり、結婚や出産の記念であったり… とにかくきちんと「形」として残るもの。新たなプレゼントのジャンルとしてゲキ推しです! さて、次はいつ行こうかな~

 

 

 

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