本気で向き合うこと・・・

2016/06/20

 

 こんにちは(‘ω’)ノTomos-人のココロに火を灯す-CEOの横山愛です。

 前回の投稿から1か月。Tomosでイベントを行ったのでその様子をお伝えするとともに、そこから見えてきたことを今日は綴りたいなと思います。

 

 ワクワク丹検in福知山~福知山の中心市街地歩いてみようぜ企画~

 

 6月11日(土)に「ワクワク丹検in福知山~福知山の中心市街地歩いてみようぜ企画~」を行いました。

 高校生メンバーの「まちあるきしたい!あんまりまちの中歩いたことないし・・・」と言う言葉の元、企画を行いました。でも、ただまちあるきするだけでは面白くない。そこで「デートプランを考える」ということにしてみました。

 高校生は、徒歩、自転車、公共交通機関で動き回ることがほとんどです。自動車で遠いところまでデートすることは難しい。それならば、駅から近い中心市街地でデートしたら面白いじゃない!と。(笑)

 デートプランを考えることに決定した中、スタッフがぼそっと「これ設定とかあったら面白いやん!」と言いました。

 

デートプラン発表

 

 このデートの設定を考えることに・・・

 

 時は土曜日。午前練が終わり、サッカー部で綾部市出身のA男と、バトミントン部で宮津市出身のB子ちゃん。そんな二人が駅まで一緒に帰っていた。時刻を見るとB子の電車は行ってしまい、2時間待たなければならないことに。そんなB子を気遣って、A男はデートに誘う。あなたなら、この2時間、福知山駅周辺の中心市街地でどう過ごしますか。という問い。予算は2人で2000円でした。設定が細かくて、電車の時刻も実際の時間を使わさせていただきました。

 

 5グループにわかれ、実際にまちあるき。絶対行かなければならないポイントは、それぞれ織り交ぜてデートプランを考えます。

 その模様は、インスタグラムで #ワクワク丹検 や #ふくちー で検索してご覧いただけると幸いです。

 

まち歩き

 

 そして、まちあるきを2時間した後、それぞれのチームでデートプランを練りました。その姿は、和気あいあいとした雰囲気でした。

 デートプランを発表する際は、寸劇も混じっていたり、みなさんの気合いが伝わってきました。今回できた5つのプランは、ただいま集計中ですがどれも中身の濃い内容になっています。

 

デートプラン集合

 

 今回の企画で見えてきたことは、「スタッフの成長」が垣間見えたということです。1年前企画を作ることをびくびくしながら、やっていた高校生が、今では立派に前で話す大学生。とても嬉しい反面、自分自身の次のステップを考えるきっかけともなりました。

  私はずっとTomosにいようとは思っていません。なぜなら、どんどん次世代へ繋げていきたいから。私のTomosでの目標は「自分の子どもと一緒に、差し入れをもっていくこと」です。それだけずっと灯し続けてほしいなと思うのです。

 

 この京都の北部では、都会に比べると、高校生や大学生など若い世代のコミュニティが少ない。もちろん、コミュニティはあるのですが、「まちで何かをする。」や「ミライについて語り合う」場面は少ない。高校生と大学生、社会人が交じり合いながら、まちのことを考え、活性化の一助になることをしていく。もちろん、効果は図りにくいのは事実です。ただ、1年少し活動してきて感じているのは、まちに興味がなかった、高校生や大学生が、本気で自分のミライや地元、京都北部のミライを考えていること。

 消滅可能性都市と呼ばれるまちが多い中、まちの課題を解決するために、本気で若者が動く。もちろん、考えは浅はかかもしれません。ただただ、まちを担う次世代が、何も考えず暮らしていては、課題が山積みになってしまいます。一人でも多く、主体的に行動し、自分のミライのために、まちのミライのために動くきっかけは必要なのではないでしょうか。「まちのためにやらねばならない」ではなく、「まちのために動きたい」というポジティブな意思をもち行動する。

 

 全国に目を向ければ、多くの方が実践しています。全国で、高校生、大学生、社会人が一緒に活動しています。そんな全国で奮闘されている仲間と交流しながら、切磋琢磨できる場があればもっと日本全国で、住んでいる場所関係なく、自分のミライを描き、主体的に動く。そして、まちの課題を解決する動きができるのではないかと考えています。

 

高校生

 

 これからも多世代で交流する機会を創りながら、高校生や大学生がまちをフィールドに、動きを展開していきたいなと思います。都会と田舎で仕事の選ぶ幅が異なるのは事実ですが、場所に捕らわれず、フリーランスに働いておられる方もたくさんおられます。「田舎だから」とあきらめることなく、「田舎だから」できるんだ!というポジティブな印象にしていきたいなと思います。

 そして何より、「若いから」できないのではなく、「若い世代から」できるを増やしていきます。私自身が関わり続けることができるのは、あと少しかもしれませんが、卒業する日まで、全力でやっていきたいなと思います(*’ω’*)

 今回は、現状と決意表明のような記事になりましたが、この記事をご覧になられた方が、少しでも「いなか」に興味持っていただいたり、「パワー」を感じていただけたら光栄です。

 

 

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