地域でやる狩猟×交流事業 楽しく続けてます!

2017/02/27

 

 こんにちは!鳥取のハンター民宿BA-BARの梅野知子です。いろいろな人と関わりながら、じわじわと楽しく活動やっています!

 今回は、弓河内ハンターチーム「三矢弓援隊(みつやきゅうえんたい)」について書きます。

 

 活動は平成24年より、弓河内のために何かしたいと熱い想いを持っている人、弓河内のベテランハンター、ハンター民宿BA-BARをやる私の3人でスタートし、「狩猟と交流を通して弓河内の山野を守り、盛り上げること」を軸に一歩ずつ一歩ずつやってきております。

 3人で始め、近年では村の女性方にも料理面でサポートしていただくようになり、村全体で応援していただけるようになりました。詳しくは第1段コラム「ともに歩む 村が元気であり続けるように」に書いております。この活動は、近年では毎年年始の村の総会の際に昨年1年間の活動内容を発信する機会をいただいております。

 

平成27年総会

こちらは平成27年総会のときに発表したときのものです。今年の総会での発表は私が子守のため出られず、チームの仲間に託しました。

 

 

 以下、今年の総会での発表のために作ったスライド資料の文章versionで紹介させていただきます。(平成28年の活動のものです。)

 

(1)狩猟活動について

 

 狩猟活動はわな猟が主で、地域の山の中で獣が出現しそうな箇所(獣道がいくつか重なっている箇所、足跡がある箇所、足を置きそうな箇所等々、奥が深いです。)にわなを設置します。

 

わな猟

 

 そしてこまめに見回りをし、獣がかかっていたら獣ができる限り苦しまないようにひと思いにとめ刺し(銃、ナイフなどで命を絶つ)をし、早急に血をぬき、内臓除去→冷却→解体・精肉作業に入ります。いただいた命をありがたく美味しいお肉にするために最も肝心な作業が、

 

●最初のとめ刺し・血ぬきを早急かつ確実に行うこと

●内臓除去の際に内臓を破らずに行うこと

 

になります。

 

とめ刺し

 

内臓除去

 

 獣のありがたい命とチームメンバーの腕前により、とっても美味しいお肉ができあがり、村の人や宿泊に来てくれる多くのお客さんに喜んでもらえております。

 私自身は現在、子育てと狩猟をうまく両立する体制がまだ確立できていないため、私は地域に人を呼んで狩猟やジビエや田舎暮らしについて発信するポジションに徹して、狩猟活動はチームの名ハンター2人に任せております。平成28年1年間も、イノシシ・シカをたくさん捕獲し、タヌキ・アナグマも数頭捕獲!

 

タヌキ

 

アナグマ

 

 いかにうまく捕獲できるか日々、名ハンターが研究・実践を重ねておられるおかげの実績です。

 もちろん、やみくもに命を奪っているというのではありません。村の人が丹精込めてつくる農作物を獣が荒らしてしまうという事態の軽減につなげるためにやっております。

 

イノシシに荒らされた田んぼ

イノシシに荒らされた田んぼ

 

拡大図

拡大図

 

 

(2)村の女性方のご協力でジビエレシピのレパートリーが増える!

 

 活動を始めてからしばらくの間は、体験として提供するジビエ料理の数は限られておりました。チームメンバーが男性2人と、元々料理が得意でない私なので。

 そこで、村の女性方のお力をお借りして、家庭でも気軽に楽しめるジビエ料理のレシピというコンセプトに、レシピ検討会&試食を行いました。結果、いろんなレシピが生まれました!

 

村の女性方

 

●猪白菜ミルフィーユ鍋

●猪お好み焼き

●猪ウインナー

●鹿ロースト

●鹿ポトフ

●鹿大和煮

●猪鹿ハンバーグ

●ジビエコロッケ(猪鹿どちらでもOK)

等々いろいろです!

 

鹿ロースト

鹿ロースト

 

ジビエコロッケ

ジビエコロッケ

 

 

 家庭が近所のハンターさんに「イノシシ獲れたからやるわ!」と大きなかたまりをどん! といただき、どうやって使おうとなって冷凍庫にしばらく眠っているというパターンもあらゆる村であるあるだと思いますが、こうして村の人同士で集まってレシピをみんなで考えて実際に作ってみることで村の家庭でも気軽に獣肉を使って料理をしてみよう! というイメージが広まるキッカケになりました。

 この検討会以降も、ジビエ料理体験受入や村のジビエ交流会をする際には女性方にヘルプに来ていただき、より楽しく・美味しく・スムーズに運営できるようになりました!

 

ジビエ串焼き

 

(3)地域行事でジビエ串焼き出店!

 

 8月の村の納涼祭(これは平成25年から恒例になっております)、10月の西郷地区でのイベントにてジビエ串焼きを出店し、村・地区内でジビエの美味しさを発信し続けております!

 

納涼祭の写真

こちらは、村の納涼祭の写真です。大学生も手伝いに来てくれております。

 

 

(4)弓河内の民泊家庭2軒でいろんな人たちをいろんな形で受入

 

 弓河内で民泊できるところは、当初は私の運営する「ハンター民宿BA-BAR」の1軒のみでしたが、三矢弓援隊隊長の竹内真人さんがいろんな人に弓河内に来てもらいたいという想いで「農家民宿〝猟師宿〟」を平成28年より始め、現在2軒で民泊できます!

 よって、宿泊できる規模も少し増え、チーム内や村の人たちとのお酒の席で話しているアイディアを少しずつ実践したりと、いろんな形で受入も進めてきました。

 

【素泊まり受入】

 夏には、子どもたちを連れた大阪の団体の素泊まり受入を行い、西郷地区の川を楽しんでもらいました。(詳細は第4弾コラム「夏だ!川だ!獣だ!BA-BARだ!」に書いております。)

 

素泊まり受入

 

 

【西郷地区ぐるみで受入】

 武蔵野地区の家族を西郷地区のみなさんと受入を行いました。(詳細は第4弾コラム「夏だ!川だ!獣だ!BA-BARだ!」に書いております。)

 

西郷地区ぐるみで受入

 

 

【弓河内産黒豆枝豆を交流に活用!】

 

〔その1〕

 昼には弓河内の黒豆枝豆収穫体験をしてもらい、夜にはジビエ料理体験&交流会で地元の人と触れ合ってもらいました。平成26年より恒例で実施しているイベントです。

 

黒豆枝豆収穫体験

 

ジビエ料理体験

 

〔その2〕

 黒豆収穫・ずんだ餅づくり体験を実施しました。弓河内の黒豆枝豆収穫体験をしてもらい、収穫した枝豆でずんだ餅体験をしてもらいました。鳥取市内の他団体とコラボしての実施で、コラボ団体つながりで、鳥取市内よりたくさんのお客さんが来てくれました!

 

ずんだ餅体験

 

餅づくり体験

 

※受入の詳細は、ハンター民宿BA-BARのFBページにUPしております。

 

 民泊家庭の受入スペースには、日帰り客などの大人数を受け入れるには限りがあるので、村の方にご理解をいただいた上で弓河内の集会所を使用させていただいております。そのおかげで、多くの人を弓河内に呼ぶことができております。

 

 

(5)出張でジビエ料理を作ることで活動を発信!

 

 村に来てもらうという形だけではなく、チーム自ら出向いて発信し活動を知ってもらうこともやっております。

 

【県内イベントで発信!】

 鳥取県内でいろんな活動をされている人たちが発信する場「とっとり元気フェス」にジビエ串焼きを出店して活動を発信!

 

県内イベント

 

 

【出張ジビエBBQ体験!】

 チームメンバーの職場のグランドゴルフイベント後の交流会として、川付近でBBQ! 個人的に最強に美味しいと思う猪のスペアリブ、ジビエの肉の部分のみではなく新鮮なレバー・はつ、川魚と、多様に楽しんでもらいました。

 

出張ジビエBBQ体験

 

川付近でBBQ

 

 

【団体の研修会のお昼に出張ジビエ料理体験】

 鳥取市グリーンツーリズム連絡会(鳥取市内でグリーンツーリズムで地元を盛り上げようと想いをもっておられる方々が集まり、意見交換・交流をする会)の研修会のお昼に、出張ジビエ料理体験を実施しました!

 弓河内の女性方にもヘルプ動員いただき、家庭で気軽に作れる鹿肉料理を発信してきました!

 

女性方にもヘルプ

 

出張ジビエ料理体験

 

 以上のように、いろんな形で発信してきました!

 

 

(6)最後に

 

 平成28年、三矢弓援隊は以上のように、いろんなことを楽しみながら試行錯誤をしながらやってきました! これも村の人のご協力・ご理解や、来てくれるお客さん方のおかげです! これからも弓河内を発信し、いろんな人が来てくれる場になるように努めていきます!

 このように、三矢弓援隊は、地域ぐるみで楽しく活動を続けております。みなさんもぜひお越しいただきジビエ料理体験交流を通して、弓河内の人・食・暮らしに触れてみませんか?!?!

 

三矢弓援隊

 

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