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いなかあるあるハラスメントと、私的対策

2017/09/15


 こんにちは。NPO法人地域おこしの福島です。
 基本的に「いなかマガジン」では、地域のいいところ、私なら十日町のよさをを発信していて、願わくば読んだ方が「十日町楽しそうだなー。行ってみたいなー。住みたいなー」と思ってもらえたらと、やっています。
 ですが、もしどなたかが「移住しよう!」と思っていただいた場合を考えると、楽しさだけを発信しすぎるのもちょっと無責任かなーとも思います。何事にも、いいところ・悪いところ、向いている人・向いていない人がありますから。
 なので今日は、あえて「地方暮らしの大変なこと」を書きたいと思います。

 

いなかの「あるある」ハラスメント

 
 いなかあるあるなのが、「プライバシーのなさ」と「デリカシーのなさ」ではないかと。特に女性は「デリカシーのなさ」の方に、いやだなーと思う人がいるかもです。いなかは人間と人間の距離が近いからこそ、避けられない大変さなのかもしれません。
 皆さん悪気はまったくないんですが、「それってハラスメントだよね?」という発言を受ける時があります。特に中山間地域にいると、70代以上の方と交流することが多いので、ハラスメント自体の認識が甘い場合があります。
 そもそも「ハラスメント」とは、「他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えること」なので、なくすのは難しいのかもしれません。
 
 いなかに移住をしたいと考えている方、こんな「いなかあるあるハラスメント」があることを事前に知っておけば、多少役に立つ時があるかもしれません。(少なくとも、いきなり言われて面食らうことは、なくなるかも…?)
 そして最後に、私なりの対策もお伝えしたいと思います!

 

いなかの「あるある」ハラスメント

 

セクシャルハラスメント

 
 まず、ハラスメントのスタンダード? セクシャルハラスメントです。といっても、そんなにえげつないものではなく、大体飲み会での「下ネタ」です。
 特に男性陣の割合が高い飲み会では、場を盛り上げるネタとして使われることが多いです。個人的に言ってくることもあり、私も新婚の時、「毎晩やってるんだろー?」と絡まれたことがあります。
 
 なんでか一人か二人はいるんですよね、下ネタ好きのオジサン…笑

 

「結婚しないの?」ハラスメント

 
 いなかでは、なぜか結婚する人は20代(しかも前半)で極端に早く、結婚しない人は本当にしないです。二極化してます。なので、20代後半~40代くらいの独身者が移住してくると、絶対に「結婚しないの?」という話になります。
 中には、「こういういい人がいるから紹介するよ!」とか「この人と付き合いなよ!」と相手を紹介してくれる人もいます。特に女性移住者は、引く手あまたです。私も移住前から何人か紹介され、実際に会ったこともあります。(夫は知り合いの紹介で出会いました)
 
 自分が本当に相手を探している場合はありがたかったりしますが、でもその紹介の仕方がごり押しだったりすると嫌だと思う場合もありますよね。お世話になっている人から紹介され、断りづらくて困ったという話も聞きます。

 

「子どもはまだ?」ハラスメント

 
 現在進行形で私におきているハラスメントが、これです苦笑
 結婚4年目でまだ子どもがいないので、「まだ(子どもが)できないのか?」とよく聞かれます。知っている仲の人から言われるのは、まだ「期待してもらってるんだなー」と思えるのですが、あまり知らない人から言われるとさすがにイラっとします笑
 今は大丈夫ですが、一時期子どもができないことに悩んでいた時は、言われるとしんどかったですね。
 
 この進化形?で、「二人目(三人目)はまだ?」というのもあります。
 十日町では子どもが3人というのがスタンダード。子どもが3人以上の世帯にもらえる「めご3カード」という優待カードがあるくらいです。
 なので、子どもが一人(二人)のお母さんは「二人目(三人目)はまだ?」とプレッシャーをかけられることがあるそうです。

 

「定住するんでしょ?」ハラスメント

 
 これは移住者限定のハラスメントですね。任期が決まっている地域おこし協力隊が言われることが多いみたいです。つまり「任期が終わっても、この土地に残る(定住する)んでしょ?」と声をかけられること。
 期待の表れでもあるんですが、定住するかどうしようか悩んでいる人、定住に対して不安がある人がこう言われると、プレッシャーを感じてしまいます。

 

「いなかあるあるハラスメント」への対策

 
 ご紹介した「いなかあるあるハラスメント」の厄介なところは、相手を嫌な気持ちにさせようとかは全くなく、基本的にはみんな善意で言っていること。それを分かってはいても、自分がそのことを気にしていたりすると、不快に感じてしまうのも人間ですから仕方がない。
 
 うまく付き合っていくための、私なりの対策をお伝えします。

 

笑ってスルーする

 
 基本これです。あまり頑なに「そんなこと言うのやめてください!」とも言いづらいので、「いやだなーアハハ( ゚∀゚)」って感じでスルーします。
 向こうも深い意味はなく、「今日はいい天気だね」ってくらいの挨拶程度で言っている場合が多いので、大体かわせます。

 

冗談めかして、嫌だと伝える

 
 関係性が深い人で、あんまり言われる場合は、「気にしてるんだから、やめてくださいよー(笑)」と伝えます。
 例えば私は、「子どもはまだできないのか?」と言われることが多いんですが、その時は「がんばってるけど、なかなかできないので気長に待っていてください~」とやんわり伝えています。
 他に「定住するんでしょ?」と言われるとプレッシャーに感じる、という協力隊の子には、「定住するつもりはあるんで、できるよう協力してくださいね!」と相手に伝えるようアドバイスしたこともあります。

 

ダイレクトに言って気づかせる

 
 これもその人とある程度関係性がないとできないことですが、「それってセクハラですよ~!笑」ということもあります。いなかでは、言っていることがハラスメントになると気づいていない人も多いので、気づかせることも有効です。
 もちろん、中にはハラスメントの知識がある人(企業で働いている60代以下)もいるので、そういう人を味方につけるとよりいいかもしれません。

 

まとめ

 

まとめ

 
 身内の恥をさらすようで、あまり言いたくはありませんが、多かれ少なかれ「いなかあるあるハラスメント」はあります。人間関係が濃い、いなかならではのトラブルなのかもしれません。あんまりしんどければ、周りの信頼できる人に相談するというのも手だと思います!
 ハラスメントは許されることではありませんが、その土地が好きであればいいところも悪いところもきちんと知って納得した上で、幸せに暮らしていってもらいたいと思います。

※今回あげた例は、一般的な話で、特定のだれかを批判したりするものではありません

 

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