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雪国だからこそ、冬に来てみて! 十日町冬のイベントおすすめ3選

2017/10/31


 こんにちは。十日町市地域おこし実行委員会 福島です。
 私たちが活動する十日町市は、日本有数の豪雪地帯です。今年は小雪傾向でしたが、例年山間地では3メートルを越える雪が積もります。
 冬はほぼ毎日どんよりした空で、寒いし暗いしで、なんとなく気分も落ち込みます。「冬うつ」なんて言葉もあるくらいです。
 
 しかし、雪の大変さを嘆いてばかりでは面白くありません!
 雪国・十日町では、昔から「雪国こそ雪を楽しもう!」というイベントが行われています。そんな雪国の魅力を楽しめるイベントをご紹介します!

 

60年以上の歴史! 雪国人の雪像技術が光る「十日町雪まつり」

 
雪上カーニバル
ギネスにも認定されたことがある、巨大雪上ステージで開かれる「雪上カーニバル」

 

 まずは、なんといっても2月に行われる「十日町雪まつり」です。
 札幌だけじゃなくて新潟(十日町)にも雪まつりがあったのね! とお思いの方も多いと思います。私も移住前はそんな調子でした。
 公式HPには、十日町雪まつりの始まりについてこんな風に説明されていて、雪国の人たちの誇りが感じられます。

「十日町雪まつりは今から約67年前の昭和25年2月4日に開催されました。『雪を友とし、雪を楽しむ』という住民の自発的な思いから生まれたこの雪まつりは、冬の厳しさも美しさも知り尽くし、雪に打ち克つ気概が生んだ発想です。(中略)このように日本で最初に住民が主体となって雪まつりを行ったことから、十日町市は、「現代雪まつり発祥の地」として知られています。」(「十日町雪まつり 公式HPから)

会期中の3日間は、市内各地で同時多発的に様々な催しが行われていて、町中がおまつりムードに包まれています。
 
 主要な催しは、
 
・雪の巨大ステージでの「雪上カーニバル」
・市民がつくる「雪の芸術作品」
・市内各地の「おまつりひろば」
・十日町の観光親善大使「十日町きもの女王コンテスト」
・唯一無二の野外雪上フェス「豪雪JAM」
 
並べただけでも、えーこんなにあるの??って感じですよね笑 いや、本当モリモリ盛りだくさんで、正直回り切れません!
 中でも私がおすすめなのは、市民がつくる「雪の芸術作品」! 雪まつりの原点というべき見どころです。市内全域に、芸術部門、特別部門、学童部門の作品が合計で70点も点在しています。
 特に審査が行われる芸術部門の作品は、とにかく見ごたえが半端ない!! 言ってしまえば「雪像」なんですが、雪像の域をはるかに超えた、まさに雪のアートです。
 
 今年もどれも素晴らしい作品でしたが、厳選して2作品をご紹介します!

 

アリスが迷い込んだアンコールワット

 

 まず一つ目は、タイトル「アリスが迷い込んだアンコールワット」。
 どうでしょうか? 想像していたものよりはるかにすごいでしょう??笑
 雪像づくりのベテランがしのぎを削る芸術部門には、ただ雪像の完成度の高さだけでなく、独創性も必要なんです。このチームは特に世界観が独特で、見る人を引き込んでしまいます。2年連続、トップの市長賞を受賞されているチームです。
 
 もう一つは、タイトル「GoーギDoー!!」。遠近感を利用した、大大大迫力の作品です!

 

GoーギDoー‼

 

 「ごーぎどー!」というのは、十日町弁で「すごいな!」という意味。まさしく「ごーぎどー!」と言いたくなるような、本当にモンスターが襲ってきたかのようなリアルな作品でした。
 こんなに素晴らしい雪の芸術作品が、市内のあちこちに点在しているんです! しかも、制作しているのは普通の一般市民ですから、本当にすごいですよね!

 

雪と光と花火の最強コラボレーション! 「越後妻有 雪花火」

 
越後妻有 雪花火

 

 2つ目のご紹介するイベントは、大地の芸術祭のイベントの一つ「越後妻有 雪花火」。今年で4回目ですが、その美しさから年々来場者が増えている人気のイベントです。
 美しい光の花畑は、現代アート作家の高橋匡太さんの「Gift for Frozen Village 2017」。たくさんのボランティアの方たちが関わって作られています。

 

LEDライトを雪に

 

 筒を使って、LEDライトを雪に埋め込んでいます。来場者の方にもライトは配られるので、好きなところに埋め込むこともできます。
 そして、このイベントの見どころは、なんといってもこの光の花畑と花火の共演です。特に、3尺玉の大きさは圧巻!
 最高に美しいのですが、残念ながら私はこの日屋台の出店者として行っていたので、写真がありません(涙)。ぜひ実際に見に来てください!

 

キャンドルの灯とおもてなしで癒される…「雪原カーニバルなかさと」

 

雪原カーニバルなかさと

 

 最後にご紹介するのは、「雪原カーニバルなかさと」です。
 スキー場に2万~2万5000本のキャンドルが並ぶ、とっても幻想的なイベントです。このキャンドルの点灯作業に、来場者も参加できます。

 

とっても幻想的なイベント

 

火がなかなかつかず苦労

 

 最初は火がなかなかつかず苦労しますが、コツをつかむと職人のようになってきて、めっちゃ楽しいです笑。
 火をつけながらゲレンデをのぼっていき、てっぺんで振り返るとゆらぐキャンドルの絶景が広がっています。達成感とキャンドルの美しさで、感動もひとしおですよ。
 
 地域の方も多く出店している「食ののれん街」では、地域の温泉施設を利用して養殖している「とおかまち雪国温泉とらふぐ」など、地域のおいしいものを振る舞っています。
 最後のフィナーレの花火も、とっても綺麗!

 

最後のフィナーレの花火

 

 澄み切った冬の夜空に、花火は本当に合いますね。
 2万本以上のキャンドルを作るのも設置するのも灯すのも片付けるのも大変ですが、人の手が加わっているからこその温かさを感じられて、なおのこと感動できるんだと思います。

 

冬の十日町で、想い出を作りましょう!

 
 以上、3つの雪国ならではのイベントをご紹介しました。

「雪、さむーい! つめたーい!」

と嫌がるのではなく、雪国だからこそ見られる美しい光景をぜひ見に来てください!
 もちろん防寒はしっかりと! くれぐれもスニーカーで来ないようにしてください!笑

 

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