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ふくれしぴ 見たいときは?

2018/07/14


 なーんてひっぱりながら、前回のいなかマガジン記事、「ふくれしぴ のこと」をみていただけたら、全ページ、惜しげもなくのっけているので、楽しんでいただければと思うのですが!笑

 

 実物は、実は種子島の西之表市・中種子・南種にある3つの図書館と、島にある2つの高校つまり、種子島にある全部の図書館・図書室で閲覧が可能です(笑) 旅先ついでによかったら寄ってみて借りてみてください。

 西之表市の図書館は、上妻邸という昔のお屋敷のすぐそば。中種子の図書館は、町役場と隣接。南種子の図書館は、トンミー市場という物産館と隣接しています。いずれも市街地にあるので、歩いていける範囲にいろいろなお店もありますよ。

 

 最初、この本(ブックレット)を置くのはどこがいいのか? ぱっと浮かんだのはみんなの行きかう船乗り早飛行場やロケット基地でした。

 でも、長く皆さんに見てもらうには? 配布でなく、本として扱っていただくことのできる図書館が浮かび上がって来ました。

 するとどうでしょう。献本の話をしてみると、この島の図書館図書室のすばらしい人たちは、島の優しい代表なんじゃないかな?!というくらい、素晴らしい対応で迎えてくれました。

 

「え!それはすごい。ありがたいです。郷土資料としての保存用と閲覧用の2冊いただきたいのですが。」

 

 想像以上、願ってもないお申し出でした。本当に、この小さなブックレットを郷土の資料として、本として扱って下さり、他の本と同じく(よく知らなかったのですが)透明なコーティングのシールも張ってくださいました。

 その扱いだけでもとっても嬉しかったのですが、あわせて、立山校区関連のフェア展開をお願いしてみると

 

「ああ、いいですよ!」

 

皆さん、快諾。ありがたいばかりでした。こうして、なぜだか西中南、島全体で立山校区フェスティバル(仮)が、2月3月の間ひらかれることとなったのでした。

 

ふくれしぴの配布

 

 まず展開のはじまった南種子の町立図書館さんでは、入り口すぐのカウンター横カラーボックスをお借りして、3階建ての郷土料理フェア。ここではじめて、種子島の郷土料理本といえばこれ!の「うんまかえ」が3種類あったことを知りました。こちらは食生活改善推進委員さんたちの力作。自費出版ながら版を重ねたという伝説の逸品。

 こちらの図書館は、図書館のひとつめの入り口を入ってすぐのところにじゅうたんの敷かれた可愛らしいスペースがあります。もともと学校だったところを改装されて作られているので、趣があって素敵です。近くのトンミー市場でお買い物のあと本を借りにいってもゆっくできそうです。

 

増田宇宙通信所の看板

 

 中種子の町立図書室さんでは、大きなコルクボードのあるスペースをお借りして、もともと作られていた郷土料理のコーナーにあわせて展開させてくださいました。

 中種子は種子島の中でも、「ロボティクスノーツ」、そして「君の名」はを作った新海誠監督の作品「秒速5cm」など様々なアニメの舞台になったところで、聖地巡礼のお客さんもいるくらい。立山校区の中にも実は野木レーダーという秒速5cmに出てくるスポットがあるのです。

 町役場隣接で、商店街を通った町中にあるため、お土産などを買い込んだりご飯を楽しんでから腹休めがてらゆっくり本を借りにいくこともできます。

 

特設スペース

 

 そして!西之表市立図書館さんでは、前月は鉄砲館(博物館)と連携していたカウンター横の特設スペースでオーガニック系のレシピ本と一緒に展開。そして、3階にある閲覧や勉強をするコーナーで、写真展をさせていただきました。

 

西之表市立図書館

 

 景色もとてもいいところです。西之表市立図書館さんは、近くに上妻邸という武家屋敷もあるので、そちらを眺めながら本を借りに行くといいかもしれません。

 

西之表市立図書館

 

 それぞれ観光アクセスにも良いところにあり、種子島の本から最新の話題本までいろいろあるのでよかったらぜひ本を借りにいってみてください!

 

 そして!島の図書室は実はこちらだけではありません。そうです、島に2箇所ある、高校の図書室さんも快く献本を受け入れて下さり展開協力もしてくださいました。

 そもそものはじまりは、種子島高校の司書さんが相談に前向きにのってくださったこと。いろいろなアイディアもいただき、種子島高校では図書館入り口のスペースをお借りし、立山校区紹介、郷土料理とあわせてふくれしぴ本展開、まちなかにある立山校区関連紹介(高校生たちはテレビで取り上げられたこともある、カブ通学の子がたくさんいます。

 行ける範囲で立山に関われる場所)、そして種子島関係の本紹介や島外から来た大人が高校生にすすめたい本の紹介などを行いました。中でも、高校生が食べてみたいふくれを選ぶふくれ総選挙では、1週間ほどのうちに100票ほども入り驚きました。というのも、本当に高校生が興味をもってくれるかしら…と私はこの企画に腰がひけていたのですが、そこをぱしっとサポートしてくださり、司書の先生や設営時協力してくれた高校もある地域担当の協力隊のおかげさまで、人気企画となりました!

 

 また、種子島中央高校の方では、立山校区が種子島中央高校さんのある中種子のお隣の地区だということ、また町立図書館さんの時にも出てきたアニメつながりということで展開していただきました。

 南種子の協力隊の方も設営に参加してくださって、図書室内に中吊り(!)の大きなポスターや司書さん力作のフェア展開紹介ボードなども。アニメ題材の料理の本や、立山校区のアニメスポット野木レーダーと合わせて宇宙関係展開なども行われました。中でも、下駄箱から渡り廊下のエリアを司書さんがかりてくださったおかげさまで、高校から立山校区までの写真展示に、その写真が好きな人向けの本占い(笑)も日替わりで行われました。

 

 高校での展開の際には、子どもたちが喜ぶ!アニメ関係をということで、西之表のアニメ関係の管理をされている方にも本当に本当に!快く、様々なアイディアや次への展開のお話等も含め協力をしていただきました。

 また、アニメツーリズムに力を入れている観光協会さんからも、高校生のためならば!ということでファイルやポスターの提供をいただきありがとうございました。関係の役所の方にもお世話になり、ありがとうございました。

 

 気づけばなぜか島内一体で立山フェア(笑)そして、ありがとうございました。の言葉しか出てこないくらい、ありがたいこと、そして楽しいことがたくさんありました。

 おきみやげの変わりに、たくさんのあたたかいおもいで土産をかえっていただいたような気もしながら。今後は島内での長期保存閲覧の他、鹿児島大学やまるはちふくれさんをはじめとした鹿児島市内や横浜市立大学などでも配布の予定です。

 

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