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小豆島八十八箇所巡りで心身を整える

2019/03/27

顔の写真
執筆者: 小林恵子 えん(縁)もたけ(竹)なわ


 
 小豆島からは小林です。広島から小豆島に8月に引っ越し、約半年が経ちました。
 
 
海
 
 
 生まれてはじめての島暮らしです。環境が変わり、慣れない環境に、もんもんとしていた時期もありました。
 引っ越す約1月前の7月には、広島県安芸郡坂町で西日本豪雨災害にあいました。みるみるうちに住み慣れた景色が変わり、自然の猛威になすすべもなく、自分の無力さに気持ちも落ち込んでおりました。そんななか、家の事情で小豆島に引っ越しました。
 小豆島八十八箇所巡りをするうちに、気持ちの整理もつき、心身も元気に整えられてきたように感じられます。結果、ごちゃごちゃだった日々の生活の優先順位もつけることができ、やりたいことの整理もついてきたように感じられます。
 
 
納経帳
 
 
 四国のお遍路さんは有名ですが、小豆島にも、八十八箇所巡りはあります。詳しくは、このホームページにあります。
 
 
地図
 
 
 私は、主に家の電動自転車でお参りをしました。小豆島は、観光地でもあり、路線バスも発達をしています。路線によっては、少ない本数のバスもありますが、どこまで乗っても一律300円という、たいへんリーズナブルなバスですオリーブバスと呼ばれています。
 ちなみに小豆島の特産品はオリーブです。(一律300円になるまでは、バスで島内の移動の方が、フェリーで高松に行くより高かったこともあったそうです)
 
 
路線バス地図
 
 
 また、島内はレンタサイクルも充実しているので、自転車でもまわりやすいことと思います。(島一周は結構な距離がありますので、おすすめはしませんが、行きたいところに行ける範囲で行くにはとても便利です)
 
 
自転車
 
 
 小豆島は、たくさんある瀬戸内海の島々の中で、兵庫県の淡路島に次ぐ2番目に大きい島です。小豆島は香川県になります。海も山もあり、豊かな自然の中、空も雲もとても綺麗です。風光明媚であり、『二十四の瞳』をはじめ、『八月の蝉』などさまざまな映画のロケ地となっています。
 そんな風光明媚な小豆島です。私は自転車で八十八箇所巡りをするうちに、体も動かし、心も洗われるようでしたまた、ふれあい巡業にも参加をさせていただきました。
 
 
ふれあい巡業
 
 
 八十八箇所のお寺のご住職が、ご案内をしてくださいながら、参加者の方々と10キロ近くを歩いてお参りをしました一人で10キロ近くは、心が折れても、皆でまわるとなんとか歩けます
 歩いてまわるうち、自分の悩みは、どんなにちいさいのか感じられます。もっと広い目で考え、生かされている命をたいせつに。日々楽しんで生きることのたいせつさを感じられます。
 
 
景色 
 
 
 島の八十八箇所巡りをするうちに、ごちゃごちゃしていた頭も、いろんな気持ちの整理もついてきました。 
 私事ながら、私の地元の岡山で、お百姓であった祖母です。晩年は足腰が弱り、思うように動けなくなると、自分達が守ってきた山や畑が荒れていくことを憂えておりました。
 
 
祖母
 
 
 笑ってる写真ではありますが、山のことなると血相を変えることもたびたびみられました。そこではじめて私は、山や畑は人の手によって守られてきたことを知りました。よく見れば、小さいときと山の景色は変わっています。他のお家の山も荒れてきているからです。農家の高齢化により、守られなくなった山が増えているからです。 
 地元では、生命力の強い竹が増え広がり、管理の行き届かない竹藪が増えておりました。もれなく、私の家でもです。祖母は、荒れた竹やぶが増え広がることも、たいへん憂えておりました。ならば、竹を活用をしていこう!!と閃き、竹細工を習いはじめました。
 
 
竹細工
 
 
 竹細工には、日本人の生活の知恵が詰まっています。竹は、強くてしなやか、中が空洞で節がある。考えれば不思議な植物です。あんなに大きいのに、イネ科だそうです。
 
 
竹藪
 
 
 その竹を、ノコギリで長さを切って、鉈で縦に割って、それを割いて、竹庇護にし、竹庇護を編み、籠やザルなどの日常用品にしていく。また、茶道や華道の道具に。お習字のふでの柄の部分に。ほうきの柄に。または竹ほうきに。竹炭に、竹酢液に 
 竹からの恵みは、数え上げたらきりがありません。そんな不思議な植物を使いこなしてきた日本人の知恵があります。
 
 祖母たちの代は、自然と共生をしていく知恵がありました。何世代も何世代もかけて、代々伝承をされていました。けれど、山から離れた生活をしていた私は、祖母たちのような深い自然と共生していくための知恵は引き継いではおりません。 
 私自身、消費することには慣れていても、祖母たちのように身近にあるものから自分の生活に必要なものを作り出す力はたいへん弱いです。祖母たちの介護を通し、代々伝わってきた伝承が途絶えるのはあっという間だと学びました。なぜなら私自身が引き継げてはいないからです。これからも先人たちの知恵をできる限り引き継ぎ、引き継いだ宝を、伝えていくことがたいせつであることも学びました。
 
 
祖母
 
 
 そのために、私自身、さらに学んでいくことが必要であると感じます。
 広島では西日本豪雨災害に合いました。日々自然の恵みに感謝をしておりましたが、自然の猛威も感じました。
 
 自然とともに生きる生き方
 私には何ができるのか。
 
 小豆島八十八箇所巡り。自分自身を振り替える貴重な時間となりました。、歩いたり自転車に乗ったり、体も元気になりました。心身、清々しく元気になったのを感じます。
 
 
八十八ケ所巡り
 
 
 小豆島八十八箇所巡りは、歩きで一週間でまわれると言われています。私は、自転車や車でちょこちょこ、できる範囲でお参りをさせていただきました。
 最初は旅行気分、観光気分でしたが、自分を見つめ直し、これまでのこと、今現在、これからのことを見つめ直せる貴重な時間となりました。二巡目となります。ちょこちょこ、生活の合間にまわらせていただいております。
 
 海   空  雲    山々
 
 大自然も私を応援してくれてるように、勝手に私は感じられます。たくさんのパワーをもらえます。
  生活の合間に八十八箇所巡り。小豆島在住の醍醐味であると感じられます。たくさんのパワーをいただいております。
 
 
1200周年
 
 
 今年は瀬戸内国際芸術祭も開催をされます。小豆島は見所もたくさんです。島独特の時間の流れに自分自身を振り返り、充実のお時間が過ごせることと思います。
 ぜひとも小豆島にお越しください!!!!
 
 
小豆島
 
  

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