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農山漁村で働ける!いなかマッチング いなかマッチ

鬼の棲むまちの道の駅で直売・通販事業を担う2番手さん

株式会社森の三角ぼうし

株式会社森の三角ぼうし
いなかマッチ 小川知香

 愛媛県南西部に位置する鬼北町。ここに、道の駅「森の三角ぼうし」があります。
 鬼北町は四万十川の支流でもある「広見川」沿いに、四万十市の西土佐地域から愛媛県方面へ車で約20分のところにあり、いなかパイプの事務所がある四万十町からだと車で約40分ほどです。鬼北町には大きなスーパーやドラッグストア、コンビニなどもあり、四万十の山間部の人々の暮らしにおいても、身近な存在だったりします。

 そんな「森の三角ぼうし」では、以前より「いなか求人」で募集を行っていますが、現在も引き続き一緒に働いてくれる人を募集しています。現在募集しているのは、通販部門での事業展開と、接客や販売といった三角ぼうしの店舗での業務全般に関わるお仕事です。

鬼北町

いなかパイプの働き方開発実践中!

 三角ぼうしで一緒に働く仲間をいなか求人しつつ、それとは別に、いなかパイプでの新たな試みとして、

「人が見つからないのであれば、在籍するいなかパイプのスタッフ同士で、その足りない穴を埋めることはできないか!?」

と、いなかパイプ的「働き方開発」として、昨年より数名のスタッフが、森の三角ぼうしでお仕事をさせてもらっています。
 そんな中、私、小川も昨年10月より森の三角ぼうしへ行き、

●通販部門での事業って実際にはどんなことするの?
●まだ求人が続く中でいなかパイプとしてできることって何?
●いなかパイプスタッフが何名かで交代しながらでもお仕事できないか?

などなどの問いと現状を知るべく、日々、一緒にお仕事をさせてもらっています。
 そして、実際に一緒にお仕事をさせてもらっている中で改めて知った、「森の三角ぼうしってこんなところ」「実際のお仕事はこんな感じです!」というようなところをレポートしていきたいと思います。

鬼クリアファイル

オニ・キジ・ユズが並ぶ鬼北町・森の三角ぼうし 

 以前より掲載されているレポートにもある通り、森の三角ぼうしには鬼北町の名前にもある「鬼」にちなんだ5メートルもの巨大な鬼のモニュメント「鬼王丸」が目印として鎮座しています。大きさも、見た目も、迫力抜群です。そして、この鬼王丸の肩に乗っている「雉」も、実は鬼北町の特産品だったりします。

 そんな森の三角ぼうしの店内には、「鬼」にちなんだ商品や、雉の冷凍肉、また鬼北町の特産でもある柚子を使用した加工品などが多く並びます。他にも、店内で精米までできる鬼北町産の一等米「鬼米」の販売もあり、特に新米の季節には人気です。
 愛媛県西部や四万十地域のお土産なども並びますが、特に森の三角ぼうしは地元の生産者の方々が作られた野菜や果実、加工品などが充実しているように感じます。また、鬼北町にある老舗の会社の醤油や味噌など、こだわりの調味料もたくさん並びます。
 そして、観光客だけでなく、毎日のようにご来店される地元の方がとても多いです。

青空コーナー

特設コーナー

生産者さんとお客さんをつなぐパイプ役 

 現在、いなかパイプからは通常私を含めて2名のスタッフが森の三角ぼうしに出向き、お仕事をさせてもらっています。そのうち1名は、まずは、とにかく足りない人手を補ってほしい!ということで、基本的にはレジに立ち接客や販売がメインの業務となります。
 ですが、森の三角ぼうし自体、少ない人数で業務を回しており、実際のスタッフは、接客などをしつつも、在庫の管理や発注、イベントの準備など、実に様々な業務を分担しながら行っています。

レジに立ち接客や販売

 また、接客といっても、単純なレジ業務だけではなく、生産者さんからは、

「今度こういう商品を並べたいんやけど…」
「商品に貼るシールを作って欲しい」

など、お店に出す商品に関して、さまざまな相談を受けます。
 さらに、お客様からも、「この生産者さんのこの野菜が欲しい。」と言われれば、生産者さんに依頼をするなど、森の三角ぼうしのスタッフは、生産者さんとお客様をつなぐパイプのような役割も果たしているようにも感じます。

 実際、長く勤めるスタッフには、「これだったらあの生産者さん」など、リストが頭の中からパパっと出てくる鬼北町産の野菜のスペシャリストのような方もいて、周りのスタッフや生産者さんからの信頼も厚いです。
 ちなみに、イベントとしてはお隣の宇和島市や松山の方へ出張でお店を出しに行くこともありますし、森の三角ぼうしでも季節に合わせたイベントなどを行っており、「新米まつり」や2月の今はちょうど「いちごフェア」などが開催されています。その他にも、地域のイベントに出店することもあります。

子ども達のまめまき

ふるさと納税から電話注文対応、ECサイト運営まで

 そして私はというと、現在いなかマッチでも求人を掲載している、森の三角ぼうしでの「通販事業」を実際にやってみる。ということで、日々のお仕事に関わらせてもらっています。
 「通販」と言っても、実際には「請け負っている送り関係のお仕事」といった幅広い感じで、現在、森の三角ぼうしで行っている送りの業務は、主に以下のようなものがあります。

●ふるさと納税の返礼品の出荷
●ギフトカタログなどの注文に応じた配送の手配
●店頭、電話、FAXなどによるお客様からのご要望に応じた送りの手配
●森の三角ぼうしのECサイトからの注文の対応
●店頭に持ち込まれた荷物の配送の受付

 これらの業務は時期による業務量のバラつきはあるものの、基本的には、その日の中央レジの勤務になっているスタッフが、接客やその他の業務を合わせて対応しています。
 ふるさと納税やギフトなどは特に年末注文が増えるので、送り業務の繁忙期となります。一方で、ECサイトからの注文はごくわずかで、このECサイトの活用に関しては、今後通販事業の大きな課題にもなっています。

鬼米

 また、「ちょっとこういうものを送ってもらえないかしら?」というようなご要望にもできるだけ対応しています。そのため、受けてみたら結果的にすごく大変だったということもありますが、高齢の方からのご依頼も多く、様々なご依頼に柔軟に対応できることが、田舎の道の駅では求められていることなのかも知れないと感じています。

 これまでに私は、繁忙期の対応策として、業務工程にムリやムダがないかということや、通販専任の人手が必要になるくらい通販の事業を拡大していくにはどうしたらいいか。というようなことを、スタッフと一緒に考えてきました。
 これらのことを考えられるようになるために、接客など通常の業務などを覚えつつ、送りの業務の流れなどに関しても理解しなければいけませんでした。
 さらに、ECサイトの活用なども含めての改善を考えるとなると、短期間で通販のあれこれを把握し、改善を行っていくというのは簡単なことではなく、やはり、いなかパイプとしても、森の三角ぼうしとしても、ひとつひとつ、できることから地道に取り組んでいく根気が必要な気がしています。

商品陳列

森の三角ぼうしといなかパイプの月1スタッフミーティング

 ちょうど私が森の三角ぼうしに働きに行くようになった昨年の10月から、月に1回の「三角ぼうしミーティング」を行うようになりました。
 このミーティングでは、いなかパイプと森の三角ぼうしのスタッフが合同で、業務に関わらないことでもなんでもいいから、それぞれの「困っていること」や「やりたいこと」、「分かち合いたいこと」などを自由に出し合います。

 ミーティングでは、これまであえて意見してはこなかったような、ちょっとした「気になったこと」でも、いざ言葉にしてみると、同じことを感じているスタッフがいたり、逆にそういった状況を全く知らなかったスタッフがいたりします。
 言葉にすることで、解決するためのアイデアが生まれたり、なんとなく互いにフォローし合うような意識が芽生えてきます。そして、実際の仕事の場においても、小さな変化が生まれることがあります。
 劇的な変化はあまりないかもしれませんが、こうやって意識的にコミュニケーションを取ることの大切さは、日々お仕事をしていく中で私も実感しています。

スタッフミーティング

 最近では、「ミーティングで課題が出てくるようになったけど、課題が増えるばかりで解決まで繋げられていない」という、新たな課題が出てきました。そして、これらに対する次のステップとして、「チームで」解決策に取り組むという、新たな試みが始まりました。

 具体的には、社内で3~5人程度のチームを組み(スタッフは全員、必ずどこかのチームに所属します)、これまで同様、それぞれが困っていることや気になっていることを共有したうえで、課題の重要度や実際にどういう形でなら取り組めるかといったことをチームで考え、実際の行動計画まで立てます。そこからは、次回のミーティングまで、そのチームの課題として日常の業務の中で取り組んでいきます。

 これらの取り組みはまだ始まったばかりですが、これは、私は、森の三角ぼうし的「働き方開発」のようだなと感じています。
 足りない人手に対して、求人を募るだけではなく、スタッフが少ないと感じている現状でも、どうやったら対応していけるか。個々が抱える課題に対して、チーム力でもって解決に取り組もうという試みです。

 森の三角ぼうしは道の駅としては20年以上も続く会社ですが、今もなおこのように日々試行錯誤しながらチャレンジしていく姿勢は、今後どんな風に変化していくのだろうという楽しみを含んだ会社だなと感じさせられます。

特設コーナー
こちらは、ミーティングで出たアイデアを形にした特設コーナー。
旬の製品を集めてコーナーを作ることで、売上アップにもつながりました!

相談しながら新しくつくっていくこれからの働き方

 これまでの募集にもあるように、基本的には、いなかパイプから森の三角ぼうしへ派遣される形で最長3年は働くことができます。その後、森の三角ぼうしの正社員になるもよし、独立するもよし、いなかパイプスタッフとして引き続き働くもよしと考えつつ、地域の想いとしてはできるだけ長く働いてくれる方を大募集しています。

 ただ現在は、いなかパイプとしても、森の三角ぼうしとしても、互いの関わり方を模索している段階なので、「こういう形はどうだろう?」と逆に試せる時期でもあります。
 気にはなっているけど、こういう事情があって踏み切れないという方も、相談することで一緒に働いていける形を見つけられるかも知れません。

 例えば、現在森の三角ぼうしへ出向くいなかパイプのスタッフは、森の三角ぼうしのお仕事だけでなく、複数人で必要な人手分のシフトを回しつつ、他のお仕事(たとえばパイプカフェのお仕事をしたり)や、プライベートで別のことにチャレンジするなど、互いの要望を満たせるよう、これもまさに「チームとして」取り組んでいます。
 森の三角ぼうしでの「やってみたい」や「やれることがある」と思うけど、1人でやる自信はないなーというような方は、まずはいなかパイプまでご相談ください。

いなかマッチ

 森の三角ぼうしの代表である松本社長は、

「こういう仕事と決まっているというよりは、街づくりをするような気持ちで来てもらえれば」

とも仰っています。実際、通販の事業自体も型が決まっていない部分が多いですし、通販以外の部分に関しても「もっとこうしてみたらいいのに」というようなアイデアがあれば、それが新しいものであっても、ミーティングやチームの中で発信してもらうことで、現実的な課題として取り組むことができるかも知れません。少なくとも、まずは意見や相談のできる環境が、森の三角ぼうしにはあると感じています。

 気になった方は、まずはインターンシップから、実際に森の三角ぼうしに来てみて、一緒に自分らしく働く場をつくることに挑戦してみませんか?
 いなかパイプ的、そして森の三角ぼうし的「働き方開発」をして、一緒にお仕事できる仲間をお待ちしています!

参考:道の駅森の三角ぼうし https://www.sankaku-boushi.com/

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