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「いなか」と「とかい」のパイプウェブ :いなかパイプ

他者に感謝して働き生きる!

3月号 メールマガジン vol.99

発行:2021年3月9日

もくじ

[1] いなかマガジン執筆メンバーから「3月何しよる?」
[2] 2月に公開されたいなかマガジン
[3] 3月の発信したい情報いろいろ
[4] 3月のいなかパイプ:他者に感謝して働き生きる!
[5] いなかをつなぐ!ちえみの生き方探訪
[6] ちかママ's 川とともに生きていく暮らし手帖
[7] ヨシオのいなか体験記
[8] いなかで働きたい!体験したい!リンク集

※とっても長いメルマガなのでスマホからだと全部表示されないこともあるようです。そんな方はこちらからご覧ください。

いなかマガジン執筆メンバーから「3月何しよる?」

こんな場所あったらいいなを作ります!!!「面白そう」があれば幸せな山本卓です。電気も水も何もない場所にシェアオフィスを創る無謀な計画を進めております!どうやって作るの?そんなことができるの?と興味ある方は是非チェックしてみて下さい☆ 佐賀県富士町(音無地区)に星と湖に囲まれた2拠点生活のシェアオフィスを創るプロジェクト進行中。現在ふるさと納税のクラファンも実施中!

大雪の気配は去ったものの、春はまだ遠い新潟県上越地域です。雪の災害は冬だけで終わらないのが特徴ですが、雪解け水が引き起こす地すべりなどはその端的な例です。福島県沖地震や栃木山林火災など他にも様々な自然災害が相次ぐなか心苦しいお願いですが、新潟県糸魚川市の地すべり災害義援金にご協力いただければ幸いです。
待ちに待った春が近づいてきました!四万十は観光シーズンです。同時に花粉シーズンでもありますね。ゲストハウスのあり方はまだ模索中ですが、忙しすぎて畑や庭木の管理、栗や果樹に手が回らないので、お手伝いしがてら四万十に遊びに来てくれる方を募集なんてのもいいかもなぁと妄想しています。
御朱印帳じゃなくて、御宿印帳! 一本とられるナイスな宿泊企画に参加します。3月始動!
ユニークな2人が宿泊してくれました。坂本竜馬が剣術修行へ行く足取りをたどって、徒歩で土佐から江戸の踏破を目指しています。日本の歴史を歩いて学ぶ実践型歴史番組、旅の様子はこちら。ドンドコ道中膝栗毛
かっぱっぱ〜! 3月のダイヤ改正で予土線の減便が決まり少しブルーなムラかっぱです。 がしかーし、兵庫県姫路市のシロノシタゲストハウスさんのお誘いで「御宿印帳プロジェクト」に参加させて頂く事で復活っ!(20日より全国の参加施設で押印開始) 3月は色々と変化の月ですが、四万十で皆様のお越しをお待ちしてますっぱ!!
コロナ禍で人との関わりを積極的には持てなかった去年。暖かくもなってきたので少しずつ活動をしようという気持ちに。ということで廃校になった小学校体育館で毎週行われているバドミントン教室に参加。あれ?肩がまわらない、足が上がらない、などなど気持ちは若くても体は~とい現実を突きつけられ撃沈。。自分の体にも手をかけてあげようと思います。

こんにちは!広島の山と島で暮らす上野です。もう3月ですね。ここ最近は1週間で季節が進んでいることを実感できる発見が次々と出てきます。枝垂れ梅が見事だなぁとうっとりしていたら、うぐいすが鳴き始めました。窓をちょっと開けて過ごせる日が増えてきて、春が待ち遠しいこの頃です。
オンラインイベント出演が忙しかった2月。普段は録画視聴なしのその時限りのイベントですが、ひとつ保存版として「ニュージーランドのお国自慢&基本情報」を録画しました。こちらのページでご覧頂けます。
3月に入りこちらは徐々に季節が秋へと移り変わります。りんごの収穫真っ盛り!
2月28日にGozzo(ゴッツォ)というオンラインイベントを行いました。 こちらから食材(魚沼産コシヒカリ、イノシシ肉、妻有ビール)を送り、鍋にしてオンライン上で繋がりながら一緒に食べました。 参加してくださった皆さん、美味しいと言ってくださり、嬉しかったです。 コロナ禍で直接の交流はできませんでしたが、こういう形も良いなと思いました。

三寒四温をめちゃくちゃ体感しています。マイナス5度の翌日、最高気温20度!体温調節もなかなか難しいくらい。でも、冬に全く家に日差しが当たらず1日過ぎていたのが、すこーしずつ当たってくれるようになり始めました!昼間の暖かさ、明るさに救われながらもう少し気長に春を待ちます。
以前にアボカドの種を鉢に植えたら発芽し葉をつけ育っています。それに続けと、ただいまマンゴーの種を室内で見守っています。なかなか発芽しないと思い調べたら殻の中に種があるとのこと。水でふやけた殻を破り、種を取り出し水につけ観察しています。マンゴーがら発芽したらいいな。春になると花などの彩りが素敵で、今から楽しみにしています。

2月に公開されたいなかマガジン

ジップライン
ライダーズ日記。初、ジップをやってみた!

川下徳之(ライダーズイン四万十)
インターン
オンライン疲れの大学生へ、春休みに「いなかインターンシップ」しませんか?

古川智恵美(一般社団法人いなかパイプ)
学校帰り
田舎にいて救われること

佐々倉愛(こいのぼりHOUSE)
四国まんなか千年ものがたり
四国一周観光列車の旅〜2日目(前編)〜

村岡明紀(かっぱバックパッカーズ)
雪で遊ぶ
ゆ~きやこんこ、佐賀のお山にこんこん

鵜飼優子(さが100編集部
出張コーヒー
カフェはないけどいい眺めならある!出張コーヒーはじめました

上野仁美(Nurse and Craft 合同会社)
オキオカ移住女子インタビュー3
移住10年目の高知初コミュニティーナース~オキオカ移住女子インタビュー3

高濱望(GUESTHOUSEオキオカ)
写真 2021-01-18 13 14 05
家 まち 暮らし、カコ 今 ミライ ⑤ 衝撃の1dayレストラン

池田なつ記(株式会社桐朋)
すぐるん農園
その一歩が人生を変える。僕が移住を決意したきっかけのお話

山本卓(さが100編集部)

3月の発信したい情報いろいろ

いなかパイプバナー
3/12(金)【オンラインパイプラジオLIVE配信!いなかの男子トークお届けします!
いなかパイプバナー
3/18(木)【オンライン「いなかをつなぐ仕事」募集中!人手不足に悩む事業者向けオンライン個別相談会
いなかクラス
3/24〜毎月第4水曜【オンライン】いなかクラス:自分らしく働くためのコミュニケーションクラス
説明会
3/28【オンラインいなかインターンシップ募集オンライン説明会
いなかインターンシップ
3/28締切【高知・四万十】いなかインターンシップ 
開催日:4月10日(土)〜5月9日(日)
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3/28締切【高知・四万十】いなかドア  March 
開催日:4月10日(月)〜23日(金)

3月のいなかパイプ:他者に感謝して働き生きる!

いなかをつなぐ
 こんにちは!いなかパイプ事務局のササクラレオです。
 「だいぶあたたくなりましたね〜」と言いたくなる高知・四万十からですが、先日沖縄の仲間とオンラインでつないだら、もう半袖になっていました。一方、北の方からは雪が〜という話をききます。これをお読みになったくださっているあなたの地域は、春が近づいてきてますか?
 3月になり、梅の花も散って、そろそろ桜か?!と思っていますが、地域によって春の訪れの様相は違い「いなか」の多様性を改めて感じます。

 さて、2月末に急遽実施させてもらった「緊急クラウドファンディング:[いなかをつなぐプロジェクト2] 40年続いた養殖の歴史をつなぐ!国産エビの完全養殖事業に挑戦@高知・大月」では、1週間も満たないお声かけにも関わらず、126名の方々から総額2,799,500円のご支援金をいただきました。また、新聞に取り上げていただいたり、SNSなどでたくさんの方から広報応援していただきました。本当に、本当にありがとうございました!!

 このご支援がなければ、「いなか」の40数年続いた事業・会社が1つ、倒産していたことになります。
 お金がない!と諦めていれば人知れずなくなっていた会社が、諦めず助けを求めたことで存在を知ってもらえ、価値を認めてもらえ、お金が集まり、命がつながり、そこにある技術もつながり、そこで働く人たちも働き続けることができるようになりました。(まだ油断できない状況ではありますが)
 このプロセスを通じて、私的な事業・会社と思っていたものが、公的な事業・会社に変化したような気がしています。そして
「もはや自分や家族、社員だけのものではないのか、この事業・会社の命は!」
と思うようになりました。この事業・会社の命は、ご支援いただいたみなさんに救われたと思っています。諦めなくてよかった!感謝!!

 話変わって、先日、ない人募集をする中で「あなたの『ない』を教えてください」という問いに「生に執着がない」と書いて申し込んできた若者に出会いました。
 きくと、これまでのつらい経験から自分の価値を感じられなくて、死のうとしたこともあったといいます。今は
「死にたくはないけど、生きたいもない。何が何でも生き延びてやるぞはない。」
「好きなことやりながら生活できるのであれば生きたいになるかも・・・」
という状態だと語ってくれました。

 この人にはどんな仕事をしたいかきく前に、「生きたい!と思える体験をしよう!」と提案しいなかインターンシップへ参加することをお勧めしました。
 僕はこんな人が現れたときによく
「死ぬぐらいなら、死んだと思って『いなか』に来て。そして『いなか』の人々を手伝ってくれ!あなたが存在するだけで救われる『いなか』があるから」
と言います。

 自分の命に、自分自身は価値がないと思っている(思わされている)としても、他者にとって自分の命が価値のあるものなることがあります。
 人間が少ない『いなか』に暮らしていると、そのことを感じることがよくあります。
「引っ越して来てくれてありがとう」
と隣のおばちゃんから言われたり、お祭りのときに神輿を担ぐ人がいないところを手伝うだけでありがたがられたり。何かができるとか、仕事ができるとかその前に、まず自分が存在することが地域にとって大事なのだということをこんな日常の場面で感じています。

 生きたい・生かしたいと思っても、どんどん人が死んでいく(高齢で)『いなか』がある一方で、「生きたい」と思えない環境に身を置いている・置かざるおえない状況になっている人がいる社会があります。
 そう考えると「死にたい」とか「生きたい」とか、意識せずのんきに暮らしていることが幸せなんだなーと思えるようになります。

 こんな最近の出来事があって、自分の命は誰のものか? 経営している事業・会社は誰のものか? この命をどう使うのが幸せなのか? そんな問いを自問自答たりもします。
 自分の命は、自分のものだけだと思えば、自分はハッピーだけど、気づかぬところで他者を泣かせたり、苦しめたりする生き方・働き方になる。
 自分の命は、他者のものだと思いすぎれば、他者のために生きすぎて、自分らしさが失われ「生きたい」「働きたい」が失われた生き方・働き方になる。
 事業・会社は、経営者や株主だけのものだと思えば、利益だけを追求して労働環境・自然環境などを無視した運営になる。
 事業・会社は、地域・社会のものだと思えば、利益がなくなる?オリジナリティがなくなる?運営ができなくなる??(例えが極端か・・・)
 と、どっかの哲学者がすでに言っていそうなことを、ない頭でぐるぐる考え、迷走しています。

 言いたいことがまとまらなくなってきているのでこの辺で終わりにしますが、最後に言っておきたいのは、自分の命も、事業・会社も、自分以外の他者が
「価値あるよ」
と言ってもらえることがあるということ。それを受けて、自分は、経営者は、どういう生き方・働き方・会社経営を選ぶのかだな〜と思うのです。

 「価値あるよ」と言ってくださる方々に感謝して、自分の命を自分のためにも、他者のためにも使って、僕は、死なないように、働き、生きていくぜ!と思う今日この頃です。

いなかをつなぐ!ちえみの生き方探訪

アクアパッツア
 2月に突然はじまった緊急クラウドファンディングの返礼品としてお届けした真鯛。支援してくれた広島の友人が

「およそ45センチをまるごとホットプレートでアクアパッツァに!なかなかアクアパッツァのみでお腹いっぱいになる機会は無いと思うのでほんと最高でした。ついでにボトルワインも久々に開けてとにかく最高すぎでした」

とSNSにアップしてくれていました。その他にも支援してくださった方が
「料理人の友人に頼んで会社でさばいてもらった」
「家族でパーティーした」
など感想を寄せてくれました。
 それらから、大きな真鯛が丸ごと届くことって、単なる食材の購入ではなくいわゆる「コト消費」なのかもしれない、とふと思ったわけです。
 大きな真鯛が届いてみんなで食べる、それを口実に人と人が集まる。まさに「人と人をつなぐ真鯛」なのか!?などと考えているところです。
 そんな真鯛がほしい方は、こちらから注文できます!脂がのった美味しい真鯛が高知県大月町から届きますよ〜。

いなかをつなぐ水産物 バナー
食べて「いなかのみらい」を応援!
いなかをつなぐ水産物
鯛・イサキ・エビからスタート!
いなかをつなぐおやつ
食べて「みならいのみらい」を応援!
いなかをつなぐおやつ
たまごサブレ・紅茶サブレ・無農薬紅茶を食べて応援お願いします!

ちかママ's 川とともに生きていく暮らし手帖

公園
 2月は春の気配を感じたかと思えば雪が降ったり。三寒四温とはこのことだな〜と感じています。
 暖かくなると外に出かけたくなる。子供がいるとなおさら、散歩でも行こうかな。という気持ちになります。コロナ禍でのお出かけは色々と気を使いますが、いなかはどこへ散歩に行っても密になることはほぼなく、ついこないだも公園貸切で、1歳児でも思う存分すべり台を堪能できたようでよかったよかった。

 そんな2月はいなかパイプ代表・レオさんの緊急クラウドファンディングやるよー!と言う呼びかけにより、よりバタバタ感を感じた月でした。
 そんなクラウドファンディングもお陰さまで目標金額を達成したわけで、もちろん、レオさんの下積みあってこその達成だと思いますが、1週間という短期間、色んな人の協力を得ながら駆け抜けた感じが楽しく、最終日の24時、Zoomで顔を合わせた4人(レオさん、ちえみちゃん、私、そしてポン眞鍋さんまで!)全員がメガネだったのが何だかおかしく、いい思い出になったのと、今後も関わりがありそうな眞鍋さん含め、このプロジェクトを通じてチーム感が強まったように感じた出来事でした。

 パイプウェブ編集部としては、初のclubhouseでの雑談開催、記事の更新頻度アップ!目指してマネジメントなど、また色々と試みをしています。これまで通り記事をお届けしつつも、また何か面白いことを仕掛けられたらな〜と思いますので、楽しみにしていてください!
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逃げた先に僕の未来はあるのか!?いなかの未来と養殖の未来を繋ぐ!〜緊急クラウドファンディング 公開インタビューのご報告〜

小川知香(一般社団法人いなかパイプ)

ヨシオのいなか体験記

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 最近は温かい日が続いて桜の枝も花を咲かせる直前で、四万十川の桜並木がピンクに変わってきました。

 先月終わったいなかインターンシップに参加してくださったのは、都会でテレビ番組編集のお仕事をバリバリしていたIさん。
 お話聞くと息つく間もないほどのペースで働いていて、若い頃の様に身体がついていけなくなり転職も考えていたそうですが、その転職の準備もする暇がないくらい気づけば数年過ぎたそうです。

 僕も昔は都会で徹夜の仕事もよくしていましたが、すっかり田舎で自分を大切にするマイペースな暮らしをしている今の自分にとっては、違う国の違う時代の話のように聞こえます。 今のあなたはどちらの生活が近いですか?

 都会の流れから一気に田舎の流れに飛び込んで来たIさんのいなか体験は、ゆっくり過ごすことから始まりました。
 忙しくしていた枠がなくなったので、のんびり過ごす暮らしに戸惑いながら数日過ごしていました。
 毎日やりたいことを感じてみて、実行しながら、考えるより身体を動かす方が手応えがあると気づいたり、 農業作業や土木作業やりながら、好きな映像作りを一日やってみたりとIさんのペースで暮らすカタチが新しく作られてきました。
 その頃には「これまでのように都会で徹夜する仕事はもうやらないようにします」という気持ちになったみたいです。
 「とかい」で暮らすみなさんがそうではないでしょうが、「いなか」の暮らしの中にはジワジワと自分の居心地よいカタチに戻る効果があるんだと思います。

 いなかパイプのいなか体験は田舎で暮らすことへのステップにもなりますが、Iさんのように本当の自分自身と向き合い発見する体験にもなります。

菅原玄ちゃん
自分らしさを取り戻す〜菅原玄(げんちゃん)の場合〜

古川智恵美(一般社団法人いなかパイプ)

いなかで働きたい!体験したい!リンク集

 新型コロナの影響で、どの「いなか」も受け入れが難しいご時勢になっていますが、これからの生き方・働き方・暮らし方を考えたいあなたへ、そのきっかけとなる機会をご案内できたらと思っています。
「いなか暮らしを体験してみたい」
「いなかで自分らしく働きたい!」
「興味はあるけど暮らしていけるか不安」
など、いなかの暮らしや仕事に関する様々な相談をコーディネーターがお聞きします。まずは気軽にお問い合わせください。

パイプウェブへのきっかけリンク

「いなか」で住んでみたい、働いてみたい方へ:お仕事あります!
学びたい、体験したい!という方へ:短期から長期まで経験できます!
泊まりに行きたい!という方へ:ゲストハウスやシェアハウスあります!
遊びに行きたい!という方へ:気軽に遊びに来てくさい!