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いなかパイプを応援してくださっているみなさまへ
いつも私たちの活動を応援していただきありがとうございます!
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いなかパイプでは派遣業・紹介業の許可更新に伴い、次の5年間、「いなかつなぐハケン組合(仮称)」なる共同体をつくって、みんなで連携して「いなか」を未来につないでいく取り組みを起こします。
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そこで一緒にやろう!という個人・法人のパートナーを7/31まで募集しています。
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いつもメルマガをお送りしているみなさまにも、ぜひパートナーになっていただきたくメールをお送りさせてもらっています。
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今日から31日まで、毎日1通、メールをお届けさせてください!お時間があるときに読んでいただいて、わかりにくく、伝わりにくいいなかパイプの活動を、いつも応援してくださっているみなさまに、なんとかお伝えして、引き続き応援していただけたらと思っています。
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では、本日は、こんな取り組みをしようと思った経緯について、ご紹介いたします。
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人にまつわる課題を共有しながら、人を受け入れ、一緒に解決していくネットワークをつくりたい
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「いなか」のビジネスを次世代につないでいくために、「いなか」に暮らす者同士、ネットワークをつくりお互い助け合いながら事業展開できないものか。 「いなか」の中で最大の課題は、人間がいないということ。人がいないがために、ビジネス展開ができなかったり、衰退していく地域産業があります。
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「いい人が来てくれて、長く、ずっと働いてくれたら・・・」 事業者の望みです。 そんな人が来るためには、まずいい会社・いい地域になる必要があります。そして、ベストマッチな人と出会うためには、出会いと別れを繰り返し経験を積み重ねていく必要があります。
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こんなことを「いなか」で、自分の会社だけでがんばるのも限界があります。
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いなかパイプでは、人にまつわる課題を共有しながら、人を受け入れ、一緒に解決していくネットワークをつくりたいと考えています。 具体的には、「いなかつなぐハケン組合(仮)」を立ち上げ、組合員となったパートナー事業者のネットワークをつくり、定期的な課題共有の機会を設けます。 また、いなかパイプが事務局(派遣元)となりインターンシップ研修生や働きたい人を組合員のところに必要に応じて派遣するという仕組みをつくります。
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「いなか」に暮らす経営者同士のつながりと、働く人たちとの交流をつくり、雇う人も働く人もハッピーになる「いなか」ならではの仕組みをつくりたいと思います。 そして、「いなかをつなぐ(継ぐ)」が各地で実現できるように「いなか」の課題解決を進めていきたいと考えています。
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これまでのあゆみ
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2015年の6年前。8割行政からの受託事業で成り立っていたいなかパイプが、やりたいことをやれていない、ということに気づいて行政事業を取りに行くのをやめました。
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そして、「いなか」の課題は何か、どうやって課題解決していきたいか、何をやり稼ぎたいか。考えた結果、人に関わることで、行政ではないお客様からちゃんとお金をもらって、直接人のお役に立つビジネスをしたいと思って選んだのが「労働者派遣事業」でした。
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当時、届け出を出せば許可を得られる派遣事業でした。しかし、法律改正があり、3年後には資産を持ってないと許可が得られないようになるという条件付き。
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一般社団法人いなかパイプでの3年間の派遣事業の始まりでした。
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そして、3年間の取り組みの中で「いなか」での派遣事業の必要性を感じ、事業継続していけるように支援者を募りました。
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支援者の方々の「志金」のおかげさまで、株式会社いなかパイプを2018年に設立し、この会社で資産要件をクリアし、派遣業の許可を取得することができました。
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そして、株式会社ができてからの3年間で支払われた給与手当(社会保険料含む)は
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2018年 11,343,718円 2019年 12,741,651円 2020年 17,635,745円
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このお金を人件費とだけで捉えるのではなく、いなかパイプが関わる地域が、この地域で新しく働く人のために投資した金額だと捉えることができると思います。 人件費を抑え、利益を上げることが、良い経営だと言われるかもしれませんが、「いなか」では、どれだけ人にお金を費やして、働く人・「いなか」で暮らす人を増やしていけるかが、これからの「いなか」の未来をつくっていく上で大事な指標になると思っています。
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いなかパイプでは、もっともっと「いなか」で暮らし、働く人たちへお金が使われるべきだと考えます。 そして、その投資の結果が、新しい事業展開を生み、利益も生み、未来に向けて「いなかを受け継ぐ」ということにつながると捉えています。
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見えて来た“いなかハケン”の課題
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労働者派遣事業の許可を活用して、人間が少ない「いなか」でも派遣事業ができるのか?!という問いの答えを見つけるために、挑戦に挑みました。
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これまで「いなかをつなぐために」と、お声がかかる仕事をみんなで楽しくやることができ、事業者の方々のお仕事を「つなぐ」ということにおいても貢献できたと思っています。
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でも、貢献したい!という思いが強いあまり、採算度外視で働いたり、値引きしたり、コロナで仕事が無くなったり~! 誰も彼もに、お節介&お人好しのいなかパイプであったため、人の採用・育成・定着に関わる“コーディネート”と言われる不採算部分を、他社の分まで一手に引き受けて赤字経営となってしまっています。
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いなかビジネス事業者からいなかパイプへ支払われたお金、つまりいなかパイプにとっての売り上げは以下のとおりです。
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2018年 11,098,308円 2019年 9,224,241円 2020年 14,074,044円
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前項でお伝えした3年間で支払われた給与手当(社会保険料含む)に比べ、売り上げの方が少なく、これらを単純に差し引きすると、3年間で以下のようなマイナスが出ています。
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2018年 245,410円 2019年 3,517,410円 2020年 3,561,701円
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この金額は、いなかビジネス事業者の業務に携わらず、働く人々を募集したり、人事・労務の管理業務を行うコーディネーター1名〜2名の人件費分に相当すると考えます。
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つまり、いなかビジネス事業者の現場で働く人の給与分は支払うことができるが、働く人を見つけて連れて来たり、育成・定着に関わるサポート業務に費用をかけられない、いなかビジネスの課題があると捉えられます。
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現在、この課題、この費用をいなかパイプが赤字として丸抱えし、これまで支援者からいただいた“志金”を当ててしのいでいる状況となっています。
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なので、いなかパイプとしては、またお金がなくなった!という状況が生まれています。
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こうなることは予測できてことではあり、この状況をみて
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と言われてしまいそうですが、そう結論づけて、この事業をから撤退するべきなのか?! 諦めるのが早いのではないか?!と次なる葛藤が生まれて来ています。
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課題を解決する方法として、もう少し広げてやってみたい!
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諦めるならば、やれることをやりつくしてから諦めたい!地域を超えて人を一緒に育て雇用するという仕組みを必要とし、共感してくださるいなかビジネス事業者がいるのかどうかを確かめたい!という思いから今回のパートナーの募集に至っています。
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派遣事業を始める時、この課題はある程度、予測できていてスタートしたところがありました。 普通の派遣事業は、このコーディネート費用をマージンとして上乗せし、派遣料を徴収するビジネスモデルとなっています。
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このモデルでやってみて、やっぱりいなかビジネス事業者にとって厳しかったということが見えてきました。
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それならば、やはりハイブリット型にしてはどうかと、改めて思うようになりました。
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事業者から徴収する部分を半分、残りの部分をいなかビジネスを応援しよう!と言ってくださる支援者からも“志金”を募るモデルにしてはどうかと。
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そして、事業者の数や働く人の数をもう少し多くすることで、事業者も、働く人も、コーディネートするいなかパイプも負担なく事業運営でき、「いなか」の慢性的な人手不足問題を地域を超えて連携しながら、解決することをるようになるのではないかと考えています。
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この考えが正しいのか、どうなのか?! もう少し、挑戦させてもらえないでしょうか!とお願いしたいところがあります。
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今回、派遣業の許可更新ができると、次は5年間の許可となります。次の5年間をチャレンジさせていただいて、
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「ほら、“いなか”にこそ派遣業があってよかったでしょ!」
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いなかパイプのパートナーになっていただける方ができること・お願いしたいこと
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一般社団法人いなかパイプの一部として「いなかつなぐハケン組合(仮称)」を位置付けます。その組合員として、個人・法人の皆さんになっていただいて、子会社である株式会社いなかパイプの派遣事業を活用していただきたいと考えています。
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【いなかビジネス事業者(個人・法人)ができること】
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1)派遣・紹介業許可を活用して人財を受け入れることができる ●いなかマッチ・いなかインターンシップ事業の受け入れ事業者になれる ●働く人やインターンシップ参加者を募集することができる ●株式会社いなかパイプ所属の働きたいという人の派遣を受け入れることができる(受け入れを行った場合は、別途費用負担が必要) ●受け入れた人の同意を得られれば、正社員としてその人を雇用することもできる。 ●天候や経営状況によって仕事がなくなってしまった場合、他の組合員である事業者の仕事を働く人に案内することができる。 ●人の募集や雇用に関わる面倒な手続きなど労務管理業務をいなかパイプが行うため、その時間を他の業務に当てることができる
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2)経営課題解決に向けた支援を受けられる ●定期オンラインミーティングにて、組合員同士で経営課題解決に向けて、相談し合うことができる ●パイプウェブでの情報発信や今年度オープン予定の「パイプマーケット」への通販サイトへの出店販売もできる。
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3)組合員同士の交流ができる ●組合員同士の定期オンラインミーティングにて、組合や組合員の課題解決に向けた議論に参加したり、交流することができる ●出会った個人組合員をボランティアや副業・兼業として、受け入れられる
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1)いなかビジネスに携わることができる ●定期オンラインミーティングにて、組合や組合員であるいなかビジネス事業者の経営課題解決に向けた議論に参加することができる ●ボランティアや副業・兼業として、組合や組合員であるいなかビジネス事業者の経営課題解決に向けた活動に参加したり、手伝ったりすることができる ●組合員のいなかビジネス事業者の下で研修したり、働いたりしたいと思えば、紹介してもらえる
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2)「いなか」に住んでいなくてもつながりをつくることができる ●「いなか」に住んでいなくても「いなか」に暮らす人とつながりをつくることができる ●「いなか」に住んでいなくても「いなか」をつなぐためにいなかビジネスに従事する人々を支えることができる。
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3)組合員同士の交流ができる ●組合員同士の定期オンラインミーティングにて、組合や組合員の課題解決に向けた議論に参加したり、交流することができる
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以上のことが組合員になることでできるようになります。
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その他にも、定期的にオンラインミーティングを持ちながら、ディスカッションを行い派遣事業の運営を進めていきたいと考えています。
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また、派遣業・紹介業の許可を活用し、上記したことをできるようにするために、その費用もみんなで分かち合いたいと考えています。
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組合員になるために
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【組合への入会金】 ●個人組合員:10万円/口(1年2万円×5年間=10万円) ●法人組合員:100万円/口(1年20万円×5年間=100万円)
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※入会後の退会はいつでもできますが、入会金の返金は入会から1ヶ月以降はできませんのでご了承ください。
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【組合員 期間】 2021年8月1日~2026年7月31日(5年間)
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↓ 電話やオンラインにて面談させていただきます 誤解などあり、入会辞退となれば返金させていただきます ↓ 入会確定
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ご検討の方は、口頭でご説明させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
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本記事をお読みいただき、「気になる」「もっと知りたい」という方は「いなかつなぐハケン組合を一緒につくろう!疑問・質問にお答えします!」という機会をオンラインにて7/26〜31まで毎日12:00〜13:00で開催しています。ぜひご参加いただいてご質問お願いいたします。
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時間が合わない方は個別で説明もいたしますのでお問い合わせお待ちしています。
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【オンライン】いなかつなぐハケン組合を一緒につくろう!疑問・質問にお答えします!
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【日時】7/26〜31 毎日12:00〜13:00
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「いなか」で孤軍奮闘している事業者同士で連携しながら、「いなか」を受け継いでいきたい!
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いなかパイプが取り組んでいるような派遣の取り組みについて、国や地方自治体からの支援メニューがあったりします。
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しかし、それを活用できるかどうかは、会社がある自治体の考え次第のところが多くあります。いなかパイプも支援を受けられないか自治体へ提案したこともありますが、「うちの町ではできない」「いなかパイプだけ支援することはできない」など言われ、断られてきました。
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いなかパイプがここで提案している派遣の取り組みは、私たちのように自治体から支援を受けられないような地域に暮らし、働く人を見つけられない・増やせられない・育てられないという課題を抱えている事業者さんにご活用いただきたい取り組みです。
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そして、「いなか」で孤軍奮闘している事業者同士で連携しながら、人にまつわる課題を一緒に解決していこうという取り組みになります。
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また、こうして「いなか」で孤軍奮闘している事業者さんが、事業者さんだけでがんばるのではなく、「いなか」に暮らしていなくてもこういう事業者さんを応援したい!という個人や法人があるのではないかとも思っています。
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そして、ぜひ応援していただいて、一緒に「いなか」をつないでいきましょう!と言いたいです。
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というわけで、これからの5年間、いなかビジネスをつないでいくために、人が育ち合う「いなか」をつくっていくために、私たちいなかパイプと一緒に試行錯誤しながら取り組んでいけるパートナーを募集します。ご参加・お申し込みをお待ちしています。
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