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「いなか」と「とかい」のパイプウェブ :いなかパイプ

理想の状態をイメージしよう!

12月号 メールマガジン vol.107

発行:2021年12月10日

もくじ

[1] いなかマガジン執筆メンバーから「12月何しよる?」
[2] 11月に公開されたいなかマガジン
[3] コジコジの発信したい情報いろいろ
[4] 12月のいなかパイプ:理想の状態をイメージしよう!
[5] いなかをつなぐ!ちえみの生き方探訪
[6] ちかママ's 川とともに生きていく暮らし手帖
[7] ヨシオのいなか体験記
[8] いなかで働きたい!体験したい!きっかけリンク集

※とっても長いメルマガなのでスマホからだと全部表示されないこともあるようです。そんな方はこちらからご覧ください。

いなかマガジン執筆メンバーから「12月何しよる?」

秋になりすっかり宿はすっかり落ち着いていますが、四万十の秋は最高です!ぽかぽか陽気にさわやかな風。毎朝、濃い霧の中を自転車で送ったあと一人でしっとりした空気を感じる度、ここに住めてよかったなぁと思います。蛇が冬眠し始めるこの時期から、川で遊んでいた子どもたちの遊び場は畑や山に。秋の四万十にも遊びに来てください!
キンモクセイが咲けばキノコが生える 今年はキンモクセイの開花が遅くて、キノコもやっと生えてきました。先日山をのぞくと枯木にヒラタケ、ナメコ、キクラゲなど5種類のキノコがニコニコ。キノコマンション。 温暖化でキンモクセイも遅くなったのか?コロナの規制が弱まって会合が多くなってきたけど、ズーム会合で間に合うならそうしてほしいです。コロナでの学びを生かしたいものです。
ソーシャルデザイナーという肩書きで仕事をし始め約1年半。先日、上越教育大学附属中学校に招かれ職業講話の機会を頂きました。なろうと思えば誰でもなれるソーシャルデザイナー、しかし世の中から必要とされる仕事人であるためには・・・という長い話の結論を「愛」でまとめた私。「怪しい人?」とドン引きされていないことを祈ります。笑
12月、師走の名のごとく、毎日が早く過ぎ去る感じです。 どこで妥協するのか考えては反省、だけど毎年繰り返す始末。 その一つが掃除。限られた時間で、優先順位をつけて実行あるのみ。お客様ご利用のおかけで、掃除ができている面もあり感謝しております。 部屋がきれいだと気分爽快、物品整理も併せてトライしていきます!
ニュージーランドの田舎町ネルソンに約1年半ぶりにコロナウイルスがやってきました。心身共にコロナ免疫のないネルソニアン(ネルソンに住む人の意)はワクチン接種率が高いのにも関わらずちょっとソワソワ。しかし政府からは4月末から旅行者の入国規制緩和が始まるというグッドニュースも!安心してお客様をお迎え出来るまでにはもう少しかかりそうですが、その日が来るのが夢ではないと思うと嬉しいです。

11月に公開されたいなかマガジン

4天文学習館
高知からみる宇宙の世界

安澤 真希(かつおゲストハウス
2017世界大会
世界一から4年たってみて思うこと。

小川 知香(一般社団法人いなかパイプ
石垣
自分の住む地域の風景を作るのは、今でしょ、自分でしょ

小林美代子(NPO法人男木島の町並み保存推進協議会 みんなの輪)
2
なぜ子どもに自然体験が必要なのか?(その1)

佐々倉 愛(こいのぼりHOUSE)
暮らしのシルエット展レポートカバー
『くらしのシルエット展』イベントレポ!〜「プロジェクト同志求ム!」のお知らせ

池田 なつ記 (株式会社桐朋)
豚丼
いなか哲学、はじめました。

小林 玲央(しまんと街おこし応援団)

コジコジの発信したい情報いろいろ

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 初めまして、10月からいなかパイプで働き始めました、コジコジです!
「いつかはいなかで暮らしたい」そんな思いを抱えながら東京で働いていましたが、ついにここ、四万十町に飛び込んでしまいました。

「なぜ四万十町に住むことにしたのか」
と聞かれたら、最初は
「そこにいなかパイプがあったから」
としか答えられませんでした。
 四万十については、「四万十川がある」くらいの知識しかなく、四万十町と四万十市があることすら知りませんでした。それでも今は、地元の人にヤマイモ堀りに連れて行ってもらったり、狭い山道を平気で運転していたりと、すっかりこの地に馴染んでいます。

 この2カ月間で、私がいなかパイプの仕事として取り組んだことは、研修生対応、稲刈り、カフェの店番、柚子・人参芋・みかんの収穫です。
 身体を動かしてヘトヘトになって、ベットに潜り込み日々はあっという間に過ぎ去ってしまい、
「しょうがの収穫やお茶の刈りならし、米の脱穀もしたかったなー」
とやり残したこともありました。
 東京で暮らしていた頃は、季節に無頓着だったような気がしますが、今はその季節でなければできないことが私の周りにたくさんあって、
「もっと11日を大切にして生きていきたい」
と思っているところです。

 さて、これまで目の前にある季節仕事に取り組みながら、時々SNSで情報発信をするくらいでしたが、今後はパイプウェブを通じて「いなか」の情報を発信していきます。
 私のいなか暮らしについてだけではなく、四万十川流域に住む人やそれ以外の「いなか」に住む人に話を聞いて、記事にしていきたいとも考えています。
 まずは、私の自己紹介記事も公開されていますので、ご覧いただけましたら幸いです。

旅するおうち時間
12/19締切【Web】#旅するおうち時間 6地域合同でこれからの地域との関わり方、旅のあり方を考える
説明会
12/10・22オンラインいなかパイプスタッフ&インターン募集オンライン説明会
いなかパイプバナー
12/22(水)【オンライン「いなかをつなぐ仕事」募集中!人手不足に悩む事業者向けオンライン個別相談会
inakadoor_main-1024x535-1
1/4締切【高知・四万十】いなかドア
開催日:1月11日(火)〜1月17日(月)
いなかインターンシップ
1/4締切【高知・四万十】いなかインターンシップ
開催日:1月11日(火)〜2月9日(水)

12月のいなかパイプ:理想の状態をイメージしよう!

マネチャレ

 こんにちは!いなかパイプ事務局のササクラレオです。僕が嫌いな冬がやってきました。とにかく「寒い!」事務所の足元に火鉢を置いて、温まりながら仕事をする今日この頃です。
 11月もあっという間に過ぎて12月で、年末の商品発送・大掃除・年明けどうする~?!と段取りつけて、2021年も駆け抜けて終わって行きそうです。

 最近、毎日があまりにも駆け抜けて行くので、日々の出来事が何も記憶に残らなくなっていてメルマガに書くことがないな~ と思いながら、この1ヶ月で僕がよく使った言葉は何かな~と思いを巡らせました。
 そんな言葉なんてあるかな~?と思ったけれど、ありました!ありました!なので、そのことについて書きます。

 その言葉とは、「現状と理想の状態をイメージして!」です。
 今年で10年目となる高知工科大学での授業。毎年いなかパイプも関わりながら実施しています。通称:マネチャレと呼び、学生たちが高知の農山漁村をフィールドにプロジェクトを企画し、マネジメントをチャレンジしてみる授業です。
 今年は過去最大の参加者24名が、4つのチームに分かれて、4つの地域をフィールドに、地域の現状・課題を聞き取って、企画書を作り提案し、その企画を実施し、振り返りまで行うという授業です。

 企画を考えるとき、イベントなど何をやるか、どのようにやるかを先に考えたくなります。でもこれは落とし穴で、ここから考え始めると、企画を実施した結果、何を実現したかったのかそもそもの目的がわからなくなることがあります。
 現状の課題があって、そこから理想の状態にするための手段としてイベントなどの「何をやるか」「どのようにやるか」があるわけです。
 なので、現状の課題が何か、私たちが実現したい理想の状態が何か、が明確に決められてないとその方法は無数に考えられます。いくらやりたいイベントをやったところで、実現したい理想の状態にならなければ、イベントをやる意味がなくなります。

 そこで、この授業では、学生さんたちに
「現状の課題は何?」
「企画実施後にどんな状態になっているのが理想?イメージして!」
と何度も問います。
「人を呼びたいから、SNSで発信します!」
という企画に対しては、
SNSで発信した結果、どんな状態になってたらいいの?」
SNSで発信した結果、人が来るとします、そのことは地域や受け入れ事業者が抱えている課題の解決につながるの?」
と、ガンガン突っ込んでいきます。
 理想の状態になるための取り組みがちゃんと考えられているのか、地域・受け入れ事業者にとって価値がある取り組みになっているのか、精査して行きます。

 また先日、高知子ども未来フォーラムという高校生が参加するイベントに、グループワークのアドバイザーとして呼ばれ参加してきました。
 高校生たちが「高知を元気にするための方法」というテーマでグループディスカッションが行われました。
 高校生たちは真っ先に「何やったらいいか?」と考えてアイディアをたくさん出していましたが、どういう提案にするか絞りきれず悩んでいました。
 ここでも僕が伝えたことは
「高知が元気になっている状態ってどんな状態?みなさんが思う理想の状態をイメージして」
と伝えました。
 実現したい理想の状態が明確に描けなければ、その状態になるための方法論を決めるための根拠がなくなるため、決められなくなります。
 逆に言うと、現状の課題と理想の状態が明確にイメージできれば、方法論は自ずと見えてきます。

 とはいえ、理想状態をイメージすることは意外と難しく、抽象的になってしまうことが多くあります。
 高校生や大学生たちも
「みんなが笑顔になっている」
「地域が元気になっている」
「地域活性化している」
などなど答えが返ってきて、さらに僕に突っ込まれて行きます。
「どんな人が笑顔になっている?」
「その人たちはなぜ笑顔になったの?」
「地域が活性化している状態ってどんな状態??」

 こんな問いは、子どもたちのみならず、大人たちにとっても難しい問いになります。
 イベントをやりたいからやっている。商品を売りたいから売っている。お金を稼ぎたいから仕事をしている。などなど、あまり考えず目の前にあることをやり続けるということはよくやることだと思います。

 そうやって他人に問いかけ続けた言葉は、同時に自分にも返ってきます。
 現状の課題は何か?それに対して、理想の状態を明確にイメージできているか?その状態になるための方法論としての今やっている事業はマッチしているのか??
 今まさに、いなかパイプの今後のことを考えている最中なので、高校生や大学生に問いかけると同時に、自分自身もハッとさせられました。
 今やっている事業をそのままやり続けることを考える思考になっていて、いなかパイプは、何の課題に取り組んでいるんだっけ? その課題が解決された状態ってどんな状態だっけ?? と考えると、ぼんやりとしか理想の状態を描けていなかったりしています。
 
 いかんいかん!と思いながら、未来にどんな「いなか」があり続けたらいいのか具体的にイメージし、「なくしたくない!」というあの人の「いなか」をなくさない!「いなか産業」をなくさない!ためにいなかパイプとしてどのように事業を進めていくべきか事業計画に落とし込む今日この頃です。

いなかをつなぐ!ちえみの生き方探訪

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 中国山地の山あいに位置する北広島町ではそろそろスタッドレスタイヤに変える季節です。今朝は小雪がちらちらと舞っていました。
 11月は薪や茅などの自然資源を活用し、エネルギーや経済を地域で循環させている取組を観光プログラムにしていこうというモニターツアーのお手伝いをしました。
 生活スタイルや使うエネルギー源が変わった結果、手入れされずに荒れる里山。美しいススキの草原も、放っておくと森へと移行していくた手入れが必要なのです。
 どうすれば無理なく楽しんで取組に参加してくれる人が増えるのか?大切なことは「意識」に訴えかけるのではなく、参加したくなるような「仕組み」を作ることだなと学ばせてもらっています。

いなかをつなぐおやつ
一緒にやりたい人募集!
いなかつなぐハケン組合
パイプマーケット
いなかの“しごと”をつなぐ応援サイト
パイプマーケット
国産シロアシエビ・たまごサブレ・紅茶サブレ・無農薬紅茶など注文受付中!

ちかママ's 川とともに生きていく暮らし手帖

11月メルマガ ラフティング
 11月。川も落ち着いてのんびりするはずが、11/27・28に吉野川で開催されたラフティングの全日本選手権に出場することになり、またまた川から離れられない月間になりました。
 少し前にいなかマガジンでも書いた、かつて私が所属していたチームも出場し、来年の世界大会の代表権を争う形となったわけですが、古巣のチームが勝ち、来年の世界大会の日本代表となりました。

 私たちのチームは、吉野川のリバーガイド仲間というか、かつての元メンバーと、元ライバルで争ったメンバーで今回は同じチームとして出場したわけですが、お互いに「世界で勝つためにがんばってきた過去」があるもの同士、とってもいい具合に、お互いを尊重しつつ、勝つためにがんばろうと各々の力を注ぎつつ、そして何より「なんだか一緒に漕ぐのが楽しそうだから」というところで急きょ出場を決めて臨んだので、勝負には負けましたが、とにかく楽しい時間を過ごせました。そんな時間を作るために協力してくれた家族にも改めて感謝です。

 そして、久しぶりにラフティングレースに参加して、競技としてのラフティングのいいところをたくさん感じられたので、この辺はまた自分の頭の中の整理も兼ねて、いなかマガジンに書こうかなと思っているので、もしよければまたパイプウェブ、覗いてみてください(と、ここに書いて奮起!)。
 そんな忙しい日々の中ではありますが、いなかパイプのwebチームに新たなメンバー「コジコジ」も加わり、気持ち新たに、webチームと、編集部のメンバーと、がんばってまたパイプウェブから色んないなか情報を発信していけたらと思っています。こちらもチームとして試行錯誤をし、よりよくしていきたいと思いますので楽しみにしていてください。

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【募集】「いなか」からの情報発信をいっしょにしませんか?「パイプウェブ編集部員」募集します!
一般社団法人いなかパイプ

ヨシオのいなか体験記

11月メルマガ
 秋の収穫が続いている四万十です。有り難いことに、今年はたくさん収穫に関わることができています。自分たちで自給している農作物でも、お米、さつま芋、お茶や畑の収穫物もチラホラあります。

 自分たちで作るようになるとこれまでより一層農業と関わる暮らしを実感しています。現場から感じるのは本当に何処も人手が足りない!です。
 生産者の人手が足りないのは前からですが、実際自分で動くと地域の人があきらめている現場に遭遇します。
 こうやって何十年も続けてきた農風景がなくなっていくんだなぁ、と実感しています。

 一方で農業に関わりたい若者が増えているのも実感しているので、そこを繋げる架け橋はいなかパイプができるところだと思っています。
 僕たちも現場で作業するだけでなく、この状況や魅力を必要な人にちゃんと伝えていくことでパイプの役割を果たしていきたいなぁと思いながらこの記事をかいています。

 では、雨上がったのでこれからさつまいもの収穫でかけてきまーす。
 これから四万十で農業をやりたい人を募集していきますので、興味ある人はお問い合わせ下さい。

田んぼ
いなか移住体験記〜生活を変えたくてインターンシップ参加したその後〜
コジコジインターンインターン
「もっと自由に生きていいんだ」そう思えた1カ月間 ~いなかインターンシップ体験記~
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いなかインターンシップで就職先を見つけた移住

いなかで働きたい!体験したい!きっかけリンク集

 新型コロナの影響で、どの「いなか」も受け入れが難しいご時勢になっていますが、これからの生き方・働き方・暮らし方を考えたいあなたへ、そのきっかけとなる機会をご案内できたらと思っています。
「いなか暮らしを体験してみたい」
「いなかで自分らしく働きたい!」
「興味はあるけど暮らしていけるか不安」
など、いなかの暮らしや仕事に関する様々な相談をコーディネーターがお聞きします。まずは気軽にお問い合わせください。

「いなか」で住んでみたい、働いてみたい方へ:お仕事あります!
学びたい、体験したい!という方へ:短期から長期まで経験できます!
泊まりに行きたい!という方へ:ゲストハウスやシェアハウスあります!
遊びに行きたい!という方へ:気軽に遊びに来てくさい!