公開インタビューから見えてきた“いなかハケン”の可能性
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さて、「いなか」をつなぐために、人がいないという問題を解決するためにはじめた派遣事業。
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派遣事業の条件が年々厳しくなる中で迎えた今回の許可更新でした。資産要件を満たし、次の5年間も派遣業を続けるのか迷いました。
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「いなか」の人手不足を解消し、「いなか」で働きたいという人が安定して働けるように、関わり続けられる方法として選んだ派遣事業。わかっていたことではありましたが、人が少ない「いなか」で、事業として収益を上げていくことの難しさがありました。
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派遣業から手を引く、という選択肢もありましたが、必要としてくれる方、応援してくださる方もいるのではないかと思い、ひとまず発信してみようと始めた今回のパートナー募集でした。
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発信する中で、これまでパートナーとして関わってくださった方や、これから関わろうとしてくださる方々に登場いただいて、4回の公開インタビューを行わせていただきました。
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ご協力いただいたゲストの皆様、見ていただいた皆様、本当にありがとうございました!
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このインタビューの中で、見えてきたこと、気づいたことがたくさんありました。
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1回目は10年来お付き合いのあるの長谷川奈月さん(NPO法人ETIC.)に聞き手となっていただき、「"いなかハケン”には可能性がありますか?」と題して行いました。
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●いなかパイプは「いなか」の小さな事業者さんのために働く
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●派遣という形で人を送りながら事業の伴走もしていく。立ち上げ支援。
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●地域に関わりたい都市部の人にとって、副業兼業・プロボノなどの関わりしろを見つけるニーズがあるのでは?
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続いて、これまでいなかインターンシップ17名、いなかマッチ7名を受け入れてきた「ばうむ合同会社」の藤川社長に「”いなかハケン”お役に立ちましたか?」と題してインタビューを行いました。
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●年間通して雇用し、月給支払いで派遣料込みだと厳しいが、忙しい時期だけ雇えるなら派遣料も支払える。
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●会社に合わなかったとしても地域に残ってもらうためには、地域の中に複数の受け入れ企業がある方がマッチングしやすい。
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●いなかパイプは人財育成にきちんと関わってもらえる。
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そして、個人組合員第一号になっていただいた川中大輔さんへのインタビューでは、「とかい」に住みながら「いなか」を応援したいという思いを聞かせていただきました。
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●「いなか」が向き合っている課題は自分も無関係ではない。都市的な生活は農村漁村に支えられて成り立っている。
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●自分の暮らしが大切なように、日本中あちこちの暮らしを大切にしたい。応援したいと思ういなかの人たちと出会ったから。
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最終日の今日は、アメリカ・テキサスで日本人初のカウボーイとなってチャレンジし続けるマイク大谷さんとマイク大谷Jr.さんに、海外パートナーとして登場していただき「世界の「いなか」でもお役に立てますか?」と題してインタビューしました。
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●テキサスに来てインターンシップすることでアメリカの文化を学び、多様な価値観に触れて人生観が変わる経験をしてほしい。
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●テキサスでは、アメリカの「いなか」を体験できる。
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●日本の若い人たちを育てることで日本に恩返し(恩送り)がしたい
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その他にも「興味がある」という方たちとのやりとりを通して、自分たちでは見えてなかった、ニーズや思いを聞かせていただきました。
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いなかパイプのメンバーで、迷ったり悩んだりしているだけでは捉えることができなかったニーズや気づきがありました。
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そして、このように社会とコミュニケーションしていくことの重要性を改めて体感することができました。
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これから5年間は、今回パートナーとなってくださった方々と、コミュニケーションを積み重ねながら「いなかつなぐハケン組合(仮)」を一緒に運営していこうと思います。
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いよいよ次の5年に向けてスタートです! こんな新しい出発をするいなかパイプと一緒にやりたい!というパートナーはまだまだ募集中です! 詳しく話をききたいという方はぜひご連絡ください。
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「いなか」をつなぐために、いなかパイプと一緒にやりましょう!!
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