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「いなか」と「とかい」のパイプウェブ :いなかパイプ

未来のためにできないと言おう!

11月号 メールマガジン vol.106

発行:2021年11月5日

もくじ

[1] いなかマガジン執筆メンバーから「11月何しよる?」
[2] 10月に公開されたいなかマガジン
[3] 11月の発信したい情報いろいろ
[4] 11月のいなかパイプ:未来のために「できない」と言おう!
[5] いなかをつなぐ!ちえみの生き方探訪
[6] ちかママ's 川とともに生きていく暮らし手帖
[7] ヨシオのいなか体験記
[8] いなかで働きたい!体験したい!リンク集

※とっても長いメルマガなのでスマホからだと全部表示されないこともあるようです。そんな方はこちらからご覧ください。

いなかマガジン執筆メンバーから「11月何しよる?」

今になって、ようやくインスタを勉強しはじめました‼ ヘルパースタッフのあやインスタマスターが、丁寧に教えてくれたり、作ってくれたりして、私もいよいよストーリーやハイライト投稿をスタート。まだまだ分からないことだらけですが、頑張ります! ぜひチェックしてみてくださいね♪
上越交響楽団(市民オケ)に所属しています。今年9月には丸2年ぶりの演奏会が何とか開催できて胸熱でした。次回3月の定演に向け、今はブラームスの交響曲第1番を練習中。実は年内にも上越市公民館事業のXmas演奏会があり・・・長い休止が明けた途端に忙しーっ!!笑 でも音楽は私にとって活力の源。練習も仕事も頑張ります!
すっかり春も後半となり毎日ぽかぽかのニュージーランド。最近私はハーブ風呂にはまっています。庭でどんどん増える数種のハーブを適当に摘んでお鍋で数分煮出し、ざるを通してお風呂に注ぎ入れます。お風呂に入れる前に一度ボウルに移してハーブの香りの蒸気を吸い込むのも最高に気持ちよい!
秋も本番。朝、お布団を干して、庭に出て、ナツメ、ミニトマト、ガキ、カボチャの花等を収穫。それでサラダを。 庭のレモングラス、レモンエゴマ、月桃と知り合いが下さった益母草でお茶を。 アケビときな粉とサツマイモのクッキー。 ささやかだけど有難い朝食のひとこまです。 アケビの皮も栄養豊富なので夜に頂きます。 食べれるとか、いただきかたを知っている、健康作りができる知恵の恩恵を受けながら生活しています。

嶺北の畑でサツマイモ、かぼちゃ、チャーテ(ハヤテウリ)などを収穫しました。嬉しさの反面、ほぼ毎日食卓に上がるため、メニューのマンネリ化という悩みも発生。食べて消費する日々が、しばらく続きそうです。これからは白菜やカブ、大根などの成長が楽しみ。女性専用の民泊業と共に、畑の野菜の世話も頑張っていきます。

10月に公開されたいなかマガジン

キッズカット3
2歳のムスメ、はじめてのキッズカットにいく。

小川 知香(一般社団法人いなかパイプ
4
川海川川な毎日!

佐々倉 愛(こいのぼりHOUSE)
アイキャッチ
『くらしのシルエット展』イベントレポ!のその前に・・・改めまして、セイキッツァと申します

池田 なつ記 (株式会社桐朋)
アイキャッチ
尾道散歩日誌 vol.1 満月夜の海辺

中尾 早希(フリー)
収穫作業
畑の野菜で季節を楽しもう!

和田 玲子(シェアハウス土佐指南家)

11月の発信したい情報いろいろ

説明会
11/7・18・28【オンラインいなかパイプスタッフ&インターン募集オンライン説明会
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11/6・13・19【高知・四万十】いなかドア 2泊3日
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11/10締切【高知・四万十】いなかドア
開催日:11月24日(水)〜12月7日(火)
いなかインターンシップ
11/10締切【高知・四万十】いなかインターンシップ
開催日:11月24日(水)〜12月23日(木)
いなかパイプバナー
11/18(月)【オンライン「いなかをつなぐ仕事」募集中!人手不足に悩む事業者向けオンライン個別相談会

11月のいなかパイプ:未来のためにできないと言おう!

いなかパイプ稲刈り
 
 こんにちは!いなかパイプ事務局のササクラレオです。10月前半はまだ半袖でいける~と思っていたら、急に冷え込んで、長袖、トレーナー、日に日に防寒具が増えて、もう冬になっちゃった高知・四万十です。
 沖縄の方とオンライン会議をしていたら「佐々倉さん、もう寒いんですか?!」なんて聞かれて、沖縄に行きたくなる季節です。これから半年、冬を耐え忍んでいきたいと思います。

 11月にもなると、見渡す限りさすがに稲刈りも終わっています。いなかパイプ田んぼも先日なんとか稲刈りを終え、去年に比べ生産量がアップし、草取りをがんばった(スタッフのみんなが!)努力が実ったことを実感します。
 そんな豊作に感謝して、11月は祭りシーズンです。毎日のように各集落で秋祭りが行われ、いなかパイプメンバーも手分けしてお手伝いに行きます。

 祭りのみならず、この時期は栗・芋・ゆず・みかん・しょうがなどなど収穫して、加工して~という繁忙期になります。この時期が一番人手不足を実感する季節でもあります。
 人手不足だから僕自身も現場に行って戦力になりたいと思い、出かけてしまいそうになるのですが、今年はそれをできるだけ控えるようにしました。
 そして、僕じゃなくてもできそうなものは、できるだけやってもらうようにし始めました。
 こういうとちょっとカッコよく聞こえますが、物理的にできる時間がなく「できない!」という状況になったからでもあります。

 やりたいことをやり続け、そこそこなんでもできちゃうものだから、やることをどんどん増やし続けてきたけれど、そろそろ限界がわかってきた~という感じでしょうか。
 昔は徹夜とかできたけれど、今じゃ気付けば寝てしまっている~という感じで、体力も落ちていて、やはり僕ももうオッサンです。若者のつもりだったけれど。。。

 116時間働いていたら、8時間労働の人の倍、働いたことになるから、人の2倍のことができると思っているけれど、2倍以上のことはやはり時間的・物理的に考えて無理だと諦めがつくようになってきたということです。
 一人じゃできないことがやりたくて、会社組織をつくってやってるわけだから、役割分担してやったらいいことだけれど、「やらせたいわけじゃない、自分がやりたいのだ!」と思っているからでしょう、時間がいくらあっても足りない状況になっています。

 やりたいことだらけで、やりたくないことはやっていない自分の時間の中から、何をやらないようにしていくか、諦めていくかということを考えると、その基準は、僕以外の人でもできることはやらないようにしていくという結論に至りました。
 本当は率先してやりたいけれど、一番に諦めたことは、田んぼ・畑仕事です。
 去年始めたばかりだからわからないことも多いし、自分でやって解明していきたいことがたくさんあるけれど、この仕事はやりたいスタッフがいるし、僕が上手にできるわけでもないので「できないからやって!」と言いました。

 長年やってきたインターンのコーディネートなど人に関わることも、やりたい・できるスタッフがいるので「できない!やりません!」と言って手放しました。
 パイプカフェのこともノボリを出すというちょっとしたことだからついでにやっていたけれど、他のことに気を取られてノボリを出し忘れたり、片付け忘れたりし、「こりゃやったらダメだな、もうできないな!」と思い、スタッフにやってもらうようにしました。

 僕がやらなくても、そこにはやりたい人がいて、やれる人がいるから僕がやめたり、諦めたりできるわけなのですが、苦節10年!そんなすばらしいスタッフが揃ってきたんだな~と改めて実感しています。
 そうやって僕がやらなくなることで、僕じゃない人間の主体性や責任感が高まって、新しい展開が生まれたり、新しいものがクリエイトされたりして、わかってはいたことだけど「まかせる」って大事だなと改めて思います。
 だけどー、基本僕がやりたいことなので、できるだけ渡したくないんだけどね~ 仕事ってそういうものでしょ!と思ったりしています。
 「仕事を与えてもらえるって思ったら大間違いだ!やりたくないヤツには仕事を渡さないのだ!仕事をやりたかったら、やりたいと言え!!」と心の中で思っています。あくまで、心の中でね笑。

 こんな僕みたいな経営者がトップにいると、その企業やスタッフは成長の機会を阻害されるんだなーと改めて思います。
 そして「できない」「やらない」経営者って大事だな~と思うし、「できない」ことで成長があり、未来がつくられているのだということにも気づかされます。

 話変わって、81歳で今なお養殖の現場に立ち続けている父が最近よく「腰が曲がって、体ももう動かんごとなって、できんとたい!」(博多出身なので博多弁) と弱音を吐くようになってきました。
 もうちょっと早くできなくなって、もうちょっと早く人に渡せていれば、もうちょっと違う未来があったんじゃないかな~ と思ったりします。まぁ、健康であることはいいことですが、健康すぎて自分がやりたいことをやり続けた会社経営者の行く末は、事業継承が難しくなるということを実証しています。
 これは「いなか」の課題でもあるのですが、これを反面教師にして、どんな経営をしていくべきか僕自身も考えていく必要があるなーと思います。「自分がやりたい!」というDNAが間違いなく僕にも存在している気がするんで。
 あと40年後、自分はどんな未来を生きているのでしょうかね??
  
 自分がやりたいことをやりながら、できないことは「できない!」といい、できることでも「できない!」ということで、自分以外の誰かが「できるようになる」ということを起こすことができたりもする。そして、新しい未来がつくられていく。
 未来のために、「できる!」「やりたい!」だけじゃなく、「できない!」「やらない!」ももっと言っていかなければいけない!と思う今日この頃です。

いなかをつなぐ!ちえみの生き方探訪

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 10月〜2月まで広島県北広島町にある交通事業者さんの会社で派遣スタッフとして働くことになりました。
 車で10分ほど行けば島根県邑南町という県境にある山あいの「いなか」です。田んぼが広がる米の産地で、冬には雪が降りスキー場も数カ所あります。
 この時期の地域の人の話題は「今年は雪が降るかどうか?」。カメムシが多いと雪が多いというような説から、なんとか現象で今年は雪が多いらしいという話まで挨拶のように雪の話題が飛び交います。
 温暖化のため降雪量が少なくなり、ここ数年スキー場の閉鎖が相次いでいます。この地域によってスキー場は冬場の重要な観光資源でもあり、雇用の場所でもあります。気候変動はこのような形でもいなかに影響を及ぼしていることを実感します。
 広島や島根界隈で、いなかパイプを活用したい事業者さんがいらっしゃいましたらお話に伺いますのでまずはお気軽に問い合わせください!

いなかをつなぐおやつ
一緒にやりたい人募集!
いなかつなぐハケン組合
いなかをつなぐ水産物 バナー
食べて「いなかのみらい」を応援!
いなかをつなぐ水産物
いなかをつなぐおやつ
食べて「みならいのみらい」を応援!
いなかをつなぐおやつ
たまごサブレ・紅茶サブレ・無農薬紅茶を食べて応援お願いします!

ちかママ's 川とともに生きていく暮らし手帖

10月メルマガ
 
 10月は緊急事態宣言も解除され、四国は修学旅行ラッシュ。おかげでとても忙しく過ごしました。
 
 そんな10月は保育園に預けることができない日曜以外は、ほぼ週6日で保育園に通っていた娘。もともと保育園にいくことにほぼ抵抗がなく、泣いているお友達がいても、その横を何事もないかのように教室に入っていく娘。母としてはとっても楽で助かっているのですが、それでも少なからず寂しさやストレスがあったのか、保育園でたくさん泣くこともあったそう。
「最近、土曜日もずっと保育園ですし、寂しいんですかね。時間を見つけて一緒に過ごしてあげてくださいね。」
と保育士の方に言われ、確かにーとも思ったり。はっきり言葉では伝えられないにしても、子どもは色々と感じ取っているのかも知れません。
 そんな子どもの様子を通じて、忙しい日々の中でも、大事なこと忘れていないか?と自問させられることもあり、子育ては難しくも面白いです。

 仕事面では夏よりもたくさん川に出ていた10月。吉野川で開催されるレースイベント『大歩危リバーフェスティバル』にも参戦予定。同じリバーガイドであり、かつてレースラフティングで日本代表権を争った仲間とチームを組み出ることにしました。
 出るに当たって、朝練も何度かしました。なんとなく懐かしさを感じるそんな日々が楽しく過ごしていたのですが、今、これを書いている2日前、ラフティングのお仕事中に肩を脱臼した私。人生2度目。これは、、週末のレースには出れるのか?!もしかしたら私の川シーズンはもう終了か?!と身体の声に耳を傾けながら自問しています。

 仕事が忙しかったり、レースに出ることにしたり、肩脱臼したり、なかなか忙しい日々だな〜と我ながら思いますが、怪我したことも含め、11月はちょっと一息ついて休む月間にしようかなーと思います。
 ということで、10月はあまり手がつけられなかったいなかパイプ発信もがんばります。パイプマーケットもさらに展開していきたいと思いますので、もしよかったら覗いてみてください。よろしくお願いします。

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【募集】「いなか」からの情報発信をいっしょにしませんか?「パイプウェブ編集部員」募集します!
一般社団法人いなかパイプ

ヨシオのいなか体験記

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 四万十も朝晩の冷え込みがぐっと上がり、家でも先週こたつを出したところです。
 秋の一大イベントと言えば田舎暮らしをしている我らにとっては稲刈りです。いなかパイプでも昨年から稲作を始めましたが、去年はてんやわんやで手が追いつかず収穫もわずかでした。
 今年は去年の反省を生かして必要なところに必要な作業を行ってあげた結果、去年の倍近く収穫できました!(去年が出来なすぎですが。。)

 10月のインターンに参加している"ななみん”も、来たばかりだけど稲刈りを一生懸命手伝ってくれました。
 いなかドアではなんでも気持ちを共有していきます。
 ななみんのやりたい事は、「得意ではないけど人と分かち合う事や一緒に何かを作る事に挑戦したいやりたい」と伝えてくれました。
 いなかドア中にお出かけして遊ぶことも多いですが、それ以外にもやりたい事として自分が役に立てそうな情報発信を一緒にやったり、稲刈りなどの農作業も積極的にやりたいこととして提案してくれました。
 ななみん自身は将来どんな仕事をしたいのかまだ見えていないことが不安だったりするみたいですが、手探りながらもやりたいことや得意なことで他の人の役に立つことをやり、何か手応えを感じてくれているようでした。

 まだまだこれからですが、着実にこの地域で自分が心地よく暮らしていく環境を実践しています。
 いなかドアは11月はお試しで2泊3日で開催することになりました。
 これまで都合が合わず参加出来なかった人も参加しやすいこの機会に一歩踏み込んでみてくださいね。

 いなかドア2泊3日はこんな人におすすめです。
・迷っているけど動けない、まずは現地を見てみたい
・現地に詳しいガイドと「いなか」を満喫したい
・田舎にある自分が大切にしているものに触れてみたい

ご興味ある方はお問い合わせください。  
▼いなかドア2泊3日  
https://inaka-pipe.net/event2021106/  
▼いなかパイプの日々 インスタグラム(ななみんと始めた新しいアカウントです)
https://www.instagram.com/inakapipe.life/

いなかドア
いなかドアって何? ーコロナ禍の「自分を再発見するいなか体験」

吉尾洋一(一般社団法人いなかパイプ)

パイプウェブへのきっかけリンク

新型コロナの影響で、どの「いなか」も受け入れが難しいご時勢になっていますが、これからの生き方・働き方・暮らし方を考えたいあなたへ、そのきっかけとなる機会をご案内できたらと思っています。
「いなか暮らしを体験してみたい」
「いなかで自分らしく働きたい!」
「興味はあるけど暮らしていけるか不安」
など、いなかの暮らしや仕事に関する様々な相談をコーディネーターがお聞きします。まずは気軽にお問い合わせください。

いなかで働きたい!体験したい!リンク集

「いなか」で住んでみたい、働いてみたい方へ:お仕事あります!
学びたい、体験したい!という方へ:短期から長期まで経験できます!
泊まりに行きたい!という方へ:ゲストハウスやシェアハウスあります!
遊びに行きたい!という方へ:気軽に遊びに来てくさい!