休校小学校に子どもの声がもどってきた!

2017/03/07

 

 こんにちは! 種子島の立山校区担当協力隊の小原です。気づけば年度末! 今年度も残りわずか。となるとやっぱり、大掃除と今年度の振り返りでしょうか。

 今年度をふりかえってみると、一番大きかったイベントは、ふるさとまなび~隊の子どもたちに地域探検をしてもらったことのような気がします。最初に予定していた日に台風が種子島を横切る! という予報で延期になったこともいい思い出! (種子島あるある?)

 

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ふるさとまなび~隊とは!

西之表市の教育委員会が主催する、郷土の文化や遊びを体験する中で、他世代交流を含めたまなびを得ていく月イチの集まりである!

小3年生以上が対象で、来年もたぶん春ごろに募集があるはず、である!

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 と、戦隊ものの口調で説明してみましたが。今回の探検では、子どもたちに戦隊モノならぬ武家ものの歴史にも触れてもらいました。

 今回の探検ルートは、種子島にアメリカ商船カシミル号が漂着したとき、発見した地域のおばあさんが救援を求めに走ったというお山、そのときの道を歩いてもらう山歩きルートと、

 

山歩きルート

 

 種子島の中でも、唯一源氏武士が住んでいたという地域で、武士にまつわるポイントを探し郷土遊びや歴史を体験してもらう探検の2つ。

 

郷土遊び

 

 ここで秘密の呪文を完成させると、なにかおいしいものがもらえる…! というものでした。

 

地域の歴史先生

 山歩きルートは、地域の歴史先生からのガイダンスつき。

 

 

 カシミア号の歴史は、普通の市井の人たちが、思いやりから動きできることをつなぎ、見た目も違う人たちをもてなし帰した話。アメリカでもこの取り組みに市井の人が衆議会に訴え、金メダルと戦艦いっせきものお金で大国の礼を示したというもの。日本の良いところがつまったお話です。

 余談ですが、種子島にあるJAXAの宇宙ロケット基地のツアーに行ったとき、毛利衛さんの「宇宙の中の、すてきな地球人になろう」という感じのポスターがありました。これにもぴったり。そして、ディズニーランドのIt’s a small world.にもつながるお話だよなと私はずーっと感じています。

 肌や瞳の色はちがっても、この宇宙の中の地球の中で、やさしいきもちがじぶんたちのできることをつないだら、目の前の人をたすけることができる。それは、こころをうごかす。それは、なにかをかえるあたたかなちからにもなるのかも。子どもたちからは、昔の人はすごいと思った、山登りがすごかったなどの意見も!

 

素敵な笑顔

 山登りきついーの一方でこんなに素敵な笑顔や、

 

 素敵な景色

 こんなに素敵な景色にも出会えました。

 

 

 そして、探検ルートでは各班に別れてポイントを目指します。

 ひとつは射場。武士の人たちが、弓の稽古をしていたそう。世界平和を祈っての100射会などもあったよう。なんだか神聖な感じもします。

 

弓の稽古

 子どもたちも弓の稽古。こちらも大人気でした。

 

 

 もうひとつは神社。清和神社さんでは、郷土芸能「おつや口説き」にまつわる侍の刀や、武家娘の長刀(なぎなた)、そして音頭とりの貴重な太鼓や鐘などもならすことができました。

ふるさと種子島で動画をみることができます。)

 

武家娘の長刀

 男の子はやっぱり刀に興味津々!

 

 

 さらにお寺があります。こちらはなんと、名前のないお寺。こちらではお父さんお母さんたちも子どものころよく遊んでいたというソテツの葉で手裏剣を作りました。

 

ソテツの葉で手裏剣

みんな上手にできました。

 

 

 各ポイントで集めたキーワードは、

 

「お お き ん な ぁ」

 

 種子島弁でありがとう。

 

 ゴールの公民館に子どもたちのおおきんなぁがたくさん響きました。手作りのおやつは、有名な安納芋に色のきれいな紫芋、そしてなんと里芋の蒸し餅、焼餅。中に入ったつまようじや間仕切りもなんと、お母さんがささっと手作りしてくださいました。

 

公民館に子どもたち

 

 たくさん歩いて、おいしいおやつも食べたら、最後はみんなでそろって記念撮影! 最後はハイタッチでお別れがふるさとまなび~隊流。とってもすてきですよね。

 

ハイタッチでお別れ

 

お見送り

みんなで手をふってお見送りしました。

 

小学校に響けば

子どもたちの声はまさに、みんなの元気のモト。昨年から休校になった小学校に響けばなおのこと。

 

 

 今回は、料理上手な地域のお母さんお姉さんたち「支えあい推進員」のみなさんが美味しいおやつ作りを担当してくださり、地域の歴史マスターが先生を勤めてくださり。

 また全体の呼びかけやセッティングを含め区長さんや、準備など地域のお父さんたち役員さんなどが活躍され、当日のガイダンスでは、西之表市地域おこし協力隊の面々もそろいの法被もといポロシャツを着たり着なかったりしながら(笑)協力してくれ、南日本新聞さんやふるさと種子島の方々も快く取材に訪れてくださり。

 まなび~隊の担当さんたちも何度も立山校区に足を運んでくださり、当日は教育委員会社会教育課の多くのみなさんも参加してくださり、郷土の博物館である鉄砲館にも弓矢など貸していただいたり私の所属する地域支援課はじめ参加でない皆さんにも後押しをいただき、何より島の子どもたちにたくさん元気と島の宝の意味を教わった、いろんなところのみなさんのありがたさが身にしみた会になりました。

 

 みなさん、おおきんなぁ!来年度がみんなにとって、ますます明るい1年になりますように!!

 

ふるさとまなび~隊in立山 動画(ふるさと種子島)

 

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