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出前!プロに習うパン講座①ロールパン編

2018/09/06


 立山校区は種子島の端っこ、島の真ん中。市街地からは少し距離があります。とはいえ、通勤通学で電車に揺られて30分はざらというところからきていると、きれいな景色の中をのーんびりドライブしながら通ったり、近道なんかも発見する20分くらいで市街地に着く道のりは結構楽しいもの。

 また20分くらいで、マツキヨやファミリーマート、もちろん市役所などもあるまちの景色と、山や川、海の色の違うこちら側の景色を両方楽しめるという感じもします。

 

海

 

 また、西之表市では公民館活動も比較的盛んに行われています。高齢者のサロン活動をメインに、場所場所によって個性のあるプログラムが行われています。

 体操などもあったり、お茶会もあったり、グラウンドゴルフなどもあったり。その中で、市役所からも教育委員会さんの取り組みで講座のお届けがあります。

 上記の体操のお試しや、温泉行き事業と合わせたり、折り紙教室、勉強講座などなど。

 

公民館活動

 

 今回は、その番外編として、立山小学校の給食室活用とあわせ、外部から先生をお呼びし地域の方からご希望もきかれたこちらの講座をすることに!

 

じゃん!

お家でできる手作りパン講座!

 

お家でできる手作りパン講座!

 

 可愛いですねー。女子力の高い講座です。こちらの講座、すごいところは今回、先生がまちのお菓子屋さん。プロの方が来てくださったということです!

 お店のパンは、量も作ることができる機械ごねをされているところがほとんど。手ごねとは作り方が違うことがあります。またご家庭にお店用の専用マシンはなかなかないですよね。

 そこで、今回、先生が作りやすくおいしいレシピを、粉の配合や作り方あわせて、考えてくださいました。すばらしい~!!

 

作りやすくおいしいレシピ

 

 講座の前にも試作を重ねて下さり、おいしいだろうか?風味がするだろうか??とどきどきされていました。(役得で試食させていただいたところ、お塩もきいておいしかったですが!)

 また、「発酵」があるため、なかなか講座を行うには時間がかかるパン講座。これも解消すべく、前日に仕込みも行ってくださいました。

 

パン作りの流れをざっと書き出すと、

 

  • 材料を混ぜ合わせて
  • 1次発酵
  • 形を整えて
  • 焼き上げ
  • おいしく食べる!

 

といった感じでしょうか。

 皆が楽しく、流れをもって作業できるように、今回は、大きく3本立て。

 

1.1-2までの1次発酵(寝かせて生地を膨らませる)を行う。

2.先生が仕込んできて下さった、1次発酵済みの生地で基本のロールパンづくり

3.ロールパン(2)を焼いている間に、発酵の終わった1の生地でジャムパンやウィンナーパン、ハムマヨパンなどの応用も作る!

 

という。待ち時間も上手に使ったおいしい具合で行くことに!

 前日までの、打ち合わせ、試作、仕込みを経て、当日は教育委員会の方も写真をとりにきてくださるとのこと!市役所や協力隊の参加者もあり、地域の料理上手なお母さんたちもいらっしゃいます。

 夕方から材料を積み込み、お菓子屋さんをいざ出発!

 

風景

 

 楽しみー。途中の道で、鹿に会ったことのないという先生に鹿を見せたく(近道でもあり)森ルートを通ったりしながら…立山小学校に到着!

 公民館も使っていく予定。こういう時には、食品用アルコールがとっても役に立ちます。さすがお菓子屋さん、利用するテーブルにもシートを貼り、準備OK。給食室のオーブンも大丈夫!

 集まってきたみなさんも、エプロンと三角巾やバンダナでやる気十分。

 

パンの材料

 

 材料を混ぜ合わせ、空気抜きもお手の物。順調に1次発酵まで。よくテレビなどでみる、「できあがったものがこちらになります!」形式で先生が仕込んで下ったタネがだされます。

 そのまま成型作業へ!

 

成型作業

 

 ロールパンはくるくるっと机でまぁるく纏めたタネを長い三角形に広げ、その端をくるくる巻き込んでいくとできあがります。

 ですが!この最初のくるくるっ!がなかなか技術職!先生が簡単に机机を使って手の中で一口大の球体を作っていくのですが。これがちょっとコツが必要。破れ目などができないように、きれいな表面を作っていくのですが、手の中で力を抜いて転がしていきます。

 

可愛いロールパン

 

 思わず笑ってしまいながらも、真剣に取り組んで、可愛いロールパンがたくさんできあがりました!これをオーブンへ!どきどき!

 焼き上がりまでの間に、発酵の進んだ、先ほどお母さんたちが作った生地も成型です。

 

 餃子のようにジャムを包んだジャムパンや、くるくるヒモを巻いたようなウィンナーロール。ハムマヨパンも作りました。

 どれも同じ生地で簡単にできるものばかり。先生、いろいろ考えてくださいました。ウィンナーロールはソーセージパンとして揚げパンにしてもおいしいものもあるそう!

 

オーブンへ

 

 言っている間に、ロールパンは良い色に。取り出すと、おいしそうな匂いも漂います。フォトジェニックな様子に皆さんも携帯のカメラで撮影タイム。

「おいしい!」「できたてはやっぱり美味しいねー。」

外はかりっと、中はふんわり。焼きたてのロールパンはバターのきいた美味しさが口に広がり鼻に抜けていきます。

 アレンジパンも切り分けて皆で食べ比べ。こちらもおいしい!の声があがりました。

 

 行動力と好奇心もある地域の方々も楽しんでいただけた様子にほっと一安心!次回の声もあがりました。

 こうした制度があると、地域の中に楽しみも広がります。また、まちのお店屋さんたちの社会奉仕や開いた対応にも、とっても勉強になるところが多い講座でした。

 地域の人たちが楽しんでくれるには?を前向きに、一緒に考えて下さり。試作なども含め、やはりきれいなもの、皆で共有できるものになるよう取り組んでくださいました。

すごい!

 また、学校見学なども受け入れられているご様子。島の人の優しさは、商人の中にも確かに息づいているんだなぁと美味しいパンを食べ終わり、手を合わせました。

 

「ごちそうさまでした!とってもおいしかった!そして楽しかったです!」

 

これが夏ごろの話。

 

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