高知で暮らす、二段階移住スタイルのすすめ

 シェアハウス土佐指南家(とさしなんや)「おかみ」の和田玲子と申します。
 第1回の投稿ということで、当シェアハウスやオススメ情報についてご紹介します~!

 

シェアハウス土佐指南家の開業

 
 以前、職場が高知市から車で片道1時間の佐川町にあり、仕事と育児をしながら、高知市から毎日、車で通勤していました。
 週末や休日は高知市から車で片道1時間、主人の実家がある土佐町へ家族で訪れました。土佐町と高知市の往復が10年経過した頃に、ある変化が気になり始めました。
 
 おじいさんが農作業をする風景を車窓からよく眺めていたのですが、やがてその姿が、見えなくなり畑が荒廃していきました。何とも言えず忘れられない風景となり、私の頭から、なかなか離れませんでした。
 主人も、高齢化や過疎による第一次産業の担い手不足や若者の流出を懸念していました。ちょうどその頃、私達も岐路を迎え、育児と義父母の介護が重なってやってきました。
 
 そして、私達は主人の実家のある土佐町へ高知市から家族で転居することに決めました。
 そして新たな問題が・・・これまでの高知市の住まいをどうしようか?と思案した結果、人に役立つ有効活用をする=都会からの若者の移住拠点、シェアハウスの開業へと至ったのです。施設管理や個別相談などの理由から女性専用としました。
 人生、何が起こるのか、わからないものです!

 

こいのぼり①

 

こいのぼり②
毎年4月~5月 シェアハウス土佐指南家。恒例、お出迎えの鯉のぼり隊

 

シェアハウス土佐指南家

 
 高知に移住したい!という女性が安心して段階的な移住ができる拠点として、築15年の一軒家(高知市一宮)を利用した女性専用のいわゆる下宿です。
 高知での移住のトライアルステイをサポートするために、日々奮闘中! 農業研修を希望される方には、シェアハウス土佐指南家が信頼する農家にお繋ぎします。

 

シェアハウス土佐指南家のスタイル

 
・和洋の3室と共有スペースを仲間(定員5名)とシェアして、食事は自炊です。
・1か月単位から1年までの利用期間で、賃貸契約を結びます。

 

シェアハウス土佐指南家のサポート体制

 
・ご希望に応じて過ごし方の提案や市町村情報などをお伝えしてサポートします。
・行政職で10年以上の就農相談等の経験をもつ「主宰」ごう、キャリアコンサルタント国家資格をもつ「おかみ」レイが移住や就農、高知暮らしのご相談に応じます。個別相談もOK。

 

高知市で移住の支援補助スタート!

 
 2018年4月1日より高知市で、二段階移住の支援補助がスタートしました!
 
「すてっぷ移住(二段階移住)」の提案
 
1.高知市内で移住・滞在する

2.高知市を拠点に県内市町村を巡りながら自分に合った場所を見つけ、安心して移住する、すてっぷをサポートする
 
 高知に移住するコトに興味はあるけれど、いきなりの移住はちょっと不安、高知のどこがいいのかわからないといった方にぜひ、利用していただきたい制度です。予算には限りがあるため、この制度に関心をもった方は、お早めに高知市へ電話をしてみてくださいとのことでした。
 
 一段目となる高知市で、1か月以上の建物賃貸借契約を締結する予定の方のお試し移住費用を支援します。
 補助内容は、
 
1.家賃1か月分などの初期費用が上限20万円
2.県内市町村の移住相談窓口3か所以上を巡る際のレンタカー費用が上限2万円です。
 
まさに、シェアハウス土佐指南家のご利用の皆様が該当するのでは!と思い、高知市の政策企画課へお話を伺ってきました。当シェアハウスをご利用される方も補助対象となることを確認しました。
 この補助を有効活用して、じっくり、自分のペースで高知県内の市町村を巡ることをオススメします。その一拠点としてシェアハウス土佐指南家が役割を果たすように、さらなるステップアップを目指していきます。
 
 高速道路のIC、路線バスの停留所、JR最寄り駅も近くという立地条件のシェアハウス土佐指南家を拠点として、身軽に高知県内を訪ねることができます。安心して高知での暮らしができるように、「主宰」の就農相談等の経験や「おかみ」のキャリアコンサルタントの知識などをフルに活用して寄り添い、サポートします。
 1か月以上の建物の賃貸借契約を締結する前に高知市への申請が必要で、その他、補助対象となる要件があります。詳しくはこちらをご覧ください。
 
高知市移住・定住ポータルサイト

高知市移住・定住フェイスブックはこちら

 

 

高知県内の市町村を巡る

 
おかみのオススメ!チェックポイント
 
1.積極的に自分で気になる市町村を訪ねて、実際に見て聞いて話して確かめる

 市町村の移住相談窓口を事前に調べておくことは鉄則です! 移動は予想以上に時間を要する場合があり、時間に余裕をもって行動しましょう。
 
2.知人や友人がいたら、紹介してもらうと円滑に情報収集ができる

 自分が出会った人との繋がりも大事にしていきましょう。
 
3.上手に一息も入れながら、時には高知の観光も楽しもう

 高知の食材や土佐弁での会話も実戦経験で楽しく覚えられます。風景や食事など、自分の五感を使って楽しみましょう。

 

「おかみ」も市町村を巡りゆうよ!

 
 移住相談の窓口や移住支援に関わっていらっしゃる方々を訪ねて、情報収集や意見交換、交流などをしています。
 移住がゴールではなく、さらなるサポートを継続していく必要があることを痛感します。微力ながらも、複数で知恵を出し合って、乗り越えていきたいと思います。
 これからも、「おかみ」は新たな出会いを楽しみにして巡っていきます。
 
 シェアハウスの庭で、かわいい苺の花が咲いていました。

 

いちごの花

 

 次回の投稿では、市町村を巡ったり,研修農家さんの所での「おかみ」の体験取材の様子をお伝えしたいと思います。

 

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