道の駅・直売所めぐり
2012/08/29
皆様こんにちわ。
四万十にきてあっとゆう間に1ヶ月が経った田中寛人です。
いなかパイプのフェイスブックを実名で書いているので
目にされている方もいると思いますが、
マガジンでは2回目の登場です。
今回は私の趣味の一つ、いや二つについて話そうと思います。
一つは、「変わった食べ物を食べたい。」
といってもあるものを組み合わせただけの
最近のB級グルメのようなものを食べたい訳じゃありません。
どちらかと言えば郷土料理・伝統料理を食べてみたい。
信州のように伝統料理の一つとして昆虫があるのならば、
私は望んでそれを食べます。
もう一つは、「民芸品が好き」
[民芸品とは、そこらへんの観光地の土産物屋にある
古くみせかけた様なオミヤゲ物とは全く異なるモノです。
一緒にされちゃあ困ります。
柳宗理が言うように、日本各地の無名の工人達が生み出した
日用雑器(実用重視!)にこそ、
用と美が一致した至高の美が存在し、
それには地域の風土や文化が造形に反映され、
先人達の知識や技術の積み重ねが継承されているのです!
私にとって、この二つを一度に楽しめる場所、
それが道の駅・直場所なのです!
・街のスーパーではあまり見ない野菜・肉・果実がある
・食べたことのない料理がある
・お母さんの手作り甘味もある
・手作りの民芸品or手仕事の品も置いている
・そしてソコソコ安い
・地元の人に話を聞くこともできる
(↑コレも大事。たくさん置いている地元のお店を教えてもらえる)
道の駅に行くだけで、いろんな好奇心が満たされて楽しめます。
最近の収穫(食べ物)はコチラ。
<そうめんカボチャ。好きです、食感。>
<タイガーメロン。マクワウリ類が大好きです。>
<ヤマモモ。短い旬を見逃すな!>
<ブッシュカン。高知で知った酢ミカン。和歌山の仏手柑とは大違い。>
<白ゴーヤ。色が変わっただけでも気になります。>
食べ物以外だと、ウナギを捕る木の筒の漁具(高知でいうところのコロバシ)、
これもまた地域や作り手によって多種多様で面白いんだけど、
写真撮ってない・・・。
一言で道の駅といっても千差万別で、
実際にはサービスエリアみたいなパッケージ品ばかりだったり、
手料理コーナーが無かったり、売り場が小さくて民芸品が無かったりと
つまらない場所もあるので、行ってみないと分からない、というのが実情です。
なので、たくさん見に行きました。
主に西日本の道の駅を94箇所。
そして、時間の都合で行けないところは通販でカバー。
そして色々見て回って、気軽に地元のモノに触れ合える場、
入り口としての道の駅の存在は大きくて、道の駅の質次第で、
その町の認知度も変わって、地域の拠点になる可能性もあると実感しました。
失われて行く日本各地の手仕事の文化を憂い、
標準化されていく食卓を嫌う私の旅は、まだまだ続きますが、今回はこのへんで・・・。。
P.S. 九州と近畿以北の道の駅はあまり行ったことがありませぬ。
P.S. お勧めの道の駅があればご一報下さい。