田舎暮らしを発信したい
- 執筆者 村岡明紀
- 所 属しまんと移住定住相談窓口
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2014/05/12
知ってる人も知らない人もはじめまして。
4月からいなかパイプ所属で「しまんと移住定住相談窓口」で働いてるあっきーです。
高知市出身ですが、ヒトのご縁があって今は四万十町(旧十和村)で田舎暮らし体験中!
毎回、はじめて会う人に「おまんは来る前は何をやりよったがぜよ?」と聞かれるのですが、
話すと長くなるのでこの場を借りて、お話ししまーす。
【なばな畑でジャンプ】
高知市内の高校を卒業し、進学のため都会に移住。
卒業後は運良くゲーム会社に就職し、主に「航空管制官のソフト」に開発に携わってきました。
航空管制という、ちょいとマニアックな職業シミュレーションゲームですが、
「ゲームを通じて航空管制官になりました。」「ゲームを通じて空港に足を運びました。」
「今作品すごく面白かったです。次回作も楽しみにしてます。」
というお客様の声を聞く事がとでも嬉しくて、仕事のやりがいでした。
そんな充実した日々を過ごす中、三十路を前にして「このまま都会暮らしでいいのか?高知に戻らなくていいのか?」と自問自答をする機会が多くなったある日、友人であり、良き理解者であるかつおGHの女将に相談した時に手渡されたのが、下記のチラシ。
いなかビジネスの事なんぞさっぱり分からないままの参加でしたが、色々な人と出会いアドバイスを受ける中で、「ゲームを通じて都会の人を田舎に動かせるんじゃないか?」「ゲームを通じて田舎の仕事に興味を持つ人が増えるんじゃないか?」という妄想が膨らみ2010年末に退社し、高知にUターン。
【いなかビジネス道場】
2012年2月に「おまん何がしたいがぜよプロジェクト」の集大成として、ユニット名「カツオゲームス」で高知城ホールでプレゼンをさせていただいた際に発表した作品が「新井さん家の畑」。
ちなみにCMもあります(笑)
【iOSアプリの新井さんの家の畑】
狙いとしては「実在する生産者と現場」をアプリゲームという都会の人がよく使うツールにて発信し、
・生産者が働く現場を認知→通販やアンテナショップで生産物を購入→生産者のやりがいに繋がる!
・若者が仕事に興味をもつ→後継ぎのいない仕事がある→田舎で途切れかける仕事が復活!
・「ヒト、モノ、バショ」のファン→現地や都会での交流会イベント→田舎が潤い、交流人口が増加!
という狙いで制作。これが上手く回れば「都会」が「田舎」を救うのでは?と現在奮闘中であります。
もちろん、何もわからないままゲームを開発するのは生産者にも野菜にも失礼なので、いなかパイプの「インターンシップ」を利用してがっつりと一から勉強しました。
新井さんに限らず、田舎の生産者は「個性的な人」がいるに違いないとさらにインターンシップを利用し、様々な生産者さんの下で仕事を学ばせてもらいました。それと同時に、今まではモニターに向かう事しか出来なかった自分とは打って変わって、「野菜作り」や「魚を捌ける」ようになりました。
また、インターンシップに限らず、動き回る事が好きなので、高知県の色んな現場をあたっては働かせてもらいました。お世話してくださったに方々、本当にありがとうございました〜m(_ _)m
【四万十栗の植樹】
【原木椎茸の菌打ち】
【四万十の茶摘み】
【金目鯛の一本釣り】
【炭焼用の薪割り】
動きまくった結果、「人の繋がり」と「ネタ」は、こじゃんち手に入れました〜d(^_^o)
…が、私はゲームデザイナーなもんでプログラムが組めなくて困っております(汗)
記事を読んで共感してもらえるゲームプログラマーの皆様、ぜひ私に力をお貸し下さい。
【Eメールアドレス:katsuogames★gmail.com★を@マークに変えて下さい】
オフィスに関しては、私の働いている職場の「しまんとシェアオフィス161」がございますし、
住居に関しては、「しまんと移住定住相談窓口」の名にかけて、これから必ず見つけてみせますので。
(※ちなみに以前、私が住んでた家は月額3,800円なり)
さぁ一緒に田舎暮らしを発信しましょい!! ( ´ ▽ ` )ノ