京都府福知山市に移住した本当の理由?!
2016/05/11
- 執筆者 中田愛
- 所 属Tomos-人のココロに火を灯す-
みなさん、こんにちは。そして初めまして。Tomos-人のココロに火を灯す‐社会人スタッフの横山愛(よこやま あい)と申します。「よこあい」と呼ばれているので、よこあいで覚えていただけると幸いです。
この度、いなか暮らしや日々の日常をみなさんに、お伝えさせていただくことになりました。ドキドキワクワクでいっぱいですが、私なりにお伝えさせていただきますので、みなさまどうぞよろしくお願いいたします!(^^)!
そんなよこあいは、【どこで、なぜ、いなか暮らし】をしているのか。を、今日はお伝えします。
みなさん、どちらだと思われますか?
【京都府福知山市】という場所で、いなか暮らしをしております。京都市内や大阪市内から北へ特急で約1時間30分のところにあるまちです。人口規模は、約79,000人。由良川という大きな川が流れている、盆地としても有名な場所です。
そんな福知山市へなぜ私が移住して住むことになったのか。みなさんは、なぜそのまちに住んでいますか?私はただただ、多くのご縁をいただいたのが、この福知山市だったからです。京都の北部に、前々から友人がいたりしていたのですが、福知山市には何の縁のゆかりもありませんでした。
時は2014年12月。大学4回生の冬でした。いつもお世話になっている大学院の先輩から、「愛ちゃん、大学生活最後に一緒に企画を作ろう」という声をいただきました。
何度もその先輩からはお誘いをいただいていたのですが、なかなか予定があわず、断ることが多かったのです。せっかく言っていただいたので、今回は最後にやりたい!と思い、「やります!」とすぐさま返事しました。それが福知山へ住むきっかけの一歩でした。
そのイベントは「高校生ミライ会議in福知山」というものでした。福知山は、大学が1校だけしかなかったり、地域の方と将来について話す機会が少なく、高校生が多様なミライを描きにくいという課題があります。その課題を解決するために、「私のミライ×地元のミライ」について考える場を作りました。
京都市内の大学生、地域の方、そして主役となる地元の高校生。三者が世代を超えて、私や地元について語りあいました。そこで出会った高校生から、
「愛ちゃん、私たちもミライ会議でやったことをやりたい!」
という声をいただきました。
「いいじゃんやろうよ!」
と私も仲間として関わることになりました。そこで誕生したのがTomosという団体です。
「人のココロに火を灯し続ける」それがこの団体の成し遂げたいことでもあります。
その後、2015年6月7日に【Tomos future session】を行いました。初めて高校生たちが自分たちで場を仕切りながら、私と地元のミライについて考える場を作りました。一緒にしている私も、高校生が自分たちの言葉で話す姿は、とてもかっこよく鳥肌が立ったことを覚えています。
そして、参加されたママさんと女子会感覚で行った「Tomos 高校生×ママセッション」をやったり、パパも交えた「Tomos 中高生×パパママセッション」を行いました。
そして、2016年3月に「Tomos感謝祭」を行い、初めて高校生がTomosでの学びについてお話ししました。中には泣いていただいた方の姿も。その後はチームに分かれて「福知山でやりたいこと」や「あなたの夢は何ですか?」など、それぞれのテーマについて話し合いました。少しずつですがTomosを応援していただいているファンもできてきています。
そんな中私は活動開始から2016年3月まで、福知山市に通う形をとっておりました。滋賀県大津市から2時間半、週末通っていたのです。今から考えると、よくしていたな~(笑)とも思います。
福知山へ住みたい気持ちとの葛藤が日々ありました。「移住するなら今しかない!」そう感じて、この4月から京都府福知山市へ移住する運びになりました。
今は高校生や大学生とともに活動しながら、棚田のオーナー制度を利用しながら、田んぼの勉強をしております。こうやって、福知山市へ様々な方と関わりながら、連れてきていただきました。もちろん、あの時高校生からの声がなければ、今私は福知山市にいません。私の人生に火を灯してくれたメンバーにはとても感謝しています。
そして移住して約1か月。通っていた頃に繋がっていた方々から、色んな繋がりをいただいて、今知人を開拓中です。福知山市でだけでなく、近隣都市で面白いことをしている方がおられたら、お話を聴きに行く日々です。
福知山や京都北部地域には、住む場所で面白い企画をされている方はたくさんおられます。そんな方たち同士の【接着剤】になることが私の今後の目標です。
そして高校生たちとの活動では、【高校生たちとその場所で、面白いことができたらいい】と考えています。あまり深いことは考えていません(笑) ただただ、一緒に活動していただいている高校生や大学生の人生にとって、何かしらココロに残るものになったらいいなと思います。
あまり、「地域のために」と肩ひじはらず、高校生のオモシロイを実現する。自分たちが面白くないと、人のココロに火を灯すことは難しいと思います。
高校生が面白いと思ったら、その輪は素敵な大人へ広がっていく。そのためにも私は福知山や京都の北部から、「人のココロに火を灯し続けたい」と考えています。
今回は初回だったので、私のことや福知山のことを感じてとっていただけたら光栄です。それではまた次回お会いしましょう^^