古代から宇宙までつながる、種子島からはじめまして!

2016/05/30

 

 種子島は、どこにあるかしっていますか?歴史の授業で勉強した南蛮渡来の鉄砲伝来や、ロケット発射のニュースや古事記だったり。「種子島」は知っているけど、なんとなく興味もあるけど、どこにあるかときかれると…? 答えはこちら!

 

種子島

 

 鹿児島県にあります。九州の南端のさらにちょっと南側、世界遺産屋久島のお隣にある、この縦長の島が種子島です。種の形に見えますか?膝を抱えた胎児みたいな形という方もいます。

 

このあたり

私はこの種子島のこのあたり。

 

 東海岸側のまん中あたり、「立山」という地域に住んでいます。「たちやま」地域担当の小原宙子と申します。立山を含む上側西之表市の地域おこし協力隊です。

 

西之表市海

 

 日によって色を変えながらも、やっぱりきれいなこの美しい海!サーフィンや釣りなど海のレジャーも人気。実は山から湧きだす川の水もきれい!満月の夜は明るく、新月の夜はオリオン座の中に三ツ星が一瞬わからないほどたくさんの星がまたたく空。そして宇宙に向かうロケット。

 

ロケット

 

 安納芋で種子島をご存知の方もいらっしゃるかもしれません。立山ももちろん美味しいお芋もたーくさん作っていますよー!

 実は縄文時代からの遺跡もあったり…、武家の歴史もあったり、海外の難破船を助けてアメリカ合衆国から金メダルをいただいていたり…!かと思えばロケットレーダー基地跡もあったり。他にも面白いものがたくさん!おいしいものもたくさん!の、立山でのいろいろや島暮らしあるある等、これから「まち」や同じ「いなか」を楽しむ人たち楽しみたいと思っている人たちにも、自然や宇宙とつながる島の感じや、日本という島国の中のさらに島暮らし・いなか暮らしのヒントをお届けしていけたらと思います。

 

 種子島の、立山の場所はわかった。じゃあ次はどう行くの?

 はじめましての今回は、種子島&立山へのアクセスをまとめたく!思ったより近い?!種子島へ、ようこそ、おじゃりもうせ!Welcome to TANEGASHIMA!

 

種子島へのアクセスは、

 

鹿児島から飛行機を使う。

鹿児島から船に乗る。

屋久島から船に乗る。

●期間限定で、大阪から飛行機を使う。(お盆とお正月のみ。)

●豪華客船に乗る。(飛鳥Ⅱ、日本丸、パシフィックビーナスなど。)

 

になります。

 

鹿児島から飛行機に乗る。

 

 30分でつける最も早いコースがこちら。羽田や伊丹・福岡・愛媛など鹿児島空港までJALの飛行機を使うと、JACへの乗り継ぎの際、一度外に出なくてOK。そのまま乗り継ぎ便のゲートへ向かうことができます。(最初の空港で乗り継ぎがあることを伝える必要があります。)プロペラ機に乗っての来島です。これもまた小さくて可愛いというか、味があるんです!空からの来島は種子島のカタチを一番感じられるかもしれません。

 立山にある、カシミア橋(種子島で一番大きな橋)も見えるかも?!鹿児島空港は霧島にも近いですよ。また、空路ではお盆とお正月の期間限定で種子島空港と伊丹空港の直行便も出ています。

 

鹿児島から高速船トッピー・ロケットを使う。

 

 1時間30分ほどで種子島につきます。手荷物が多少大きかったり、水分や花などがあっても大丈夫。運が良ければトッピー(トビウオ)がぶーんと海面上を飛ぶのが見えるかも。トビウオって本当に飛ぶんですよ!この高速船トッピー・ロケットも実は浮くんです。ジェットフォイル式というもので、今はつくっていないそう。“海を飛ぶ船”とも言われます。着岸に向けて少し旋回する時など、本当に飛んでいるみたいで楽しいですよ。

 屋久島からの寄港もこの種子屋久高速船のトッピー・ロケットの便が出ています。その他に、砂蒸し風呂でも有名な指宿経由のルートもありますよ。

 

鹿児島からフェリーを使う。

 

 車やバイクごとの旅ならフェリーでどうぞ!自転車やサーフボードも楽々?船旅3時間以上はかかるものの、飛行機や高速船よりお値段はぐっと抑えることができます。のんびりと風景を楽しめるのも良いところ♪

 こちらも屋久島行きの「太陽」という船がありますが、貨物船のため人のみでの乗船はできないようです。

 

豪華客船に乗る。

 

 種子島は豪華客船の寄港場所になることもあります。神戸や横浜発の豪華客船は屋久島や奄美大島など他の鹿児島離島にも立ち寄りながら旅をするよう。

 御出迎えやお見送りの時には、火縄銃の試射が行われることもありますよ!近くで聞くと発砲音に驚きます。ぜひロケットの地響きとあわせて体験していただきたい、種子島2大鳴り物かも。

 

Welcome to TACHIYAMA!

 

 初心者でも比較的安心して車を運転できる…田舎あるあるではないでしょうか。種子島も例外ではありません。それは信号がほとんどない!ということからもわかるかも。これって離島あるあるでしょうか。立山校区にはいっこもありません。こちらに来るまでほぼ運転したことのなかった私も、今では毎日のように乗っています。

 海沿いのコースをぶーんとドライブするととても気持ち良いですよ。種子島は場所場所で海の雰囲気も違ったりするのでなおのこと。バス等の交通も一部出ていますが、やはりレンタカーやバイク、その他モトクロスが好きな方などは自転車がおすすめ。

 暖かくなってきて、自転車旅の人たちも見かけるようになってきました。そろそろ私もチャリ族復帰しようかな。

 地元のかたのほとんどは車移動がメイン。というのも、種子島、外から見ると平らに見えるのですが、結構坂道が山なところもあるんです。

 

 私の住んでいる立山は、種子島の真ん中、飛行場からは15分ほど。フェリー乗り場まで30分ほど。まちにあるTSUTAYAまでは20分ほどです。(種子島は離島ですが、まちにTSUTAYAもヤマダ電機もマツキヨもありますよ。大きなスーパーやカラオケもいくつかあります。外の人に話すと意外とびっくりされます。)

 

立山へ飛行場ルート

 

立山へ飛行場ルート

 

 こちらからお越しの際は、鉄砲館という博物館に保存された「ナナヒロゴヨウ」という松の生息跡地を見ることができます。七人が手を広げてやっと抱えられるという大きさの松です。横にはお茶畑も広がっています。

 

フェリー乗り場から最短TSUTAYAルート

 

 買い出しをしてからのお越しはこちらがおすすめ。実はこのルート、いきなり黄金伝説という番組で、お笑い芸人の春日さんが通ったルートじゃないかな(笑)

 

海をみながらのんびりルート

 

 フェリー乗り場から山を登って、東海岸側の海を堪能できるコースです。釣り場やサーフポイントもあるので、海好きの人は寄り道したくなっちゃうかもしれませんね!

 

これで皆さんいつでも立山に来れますね!いつでもお待ちしています!

 

虹

これからよろしくお願い致します。

 

 

西之表市地域おこし協力隊

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