粘って粘って粘るからこそ出てくる味と仲間

2016/10/03

 

 こんにちは、Tomos社会人スタッフ横山愛です。みなさんいかがお過ごしですか?

 福知山は少しずつ秋の陽気がうかがえます。昼間暑いけど朝と夜は肌寒さを感じます!(^^)! いよいよ、寒くなるのか~、私は今年はじめてスタットレスタイヤにするので、緊張が走ります( ;∀;) 稲刈りもほっとしている日々です。

 

Tomos社会人スタッフ横山愛

 

 さぁ、今日のタイトルは納豆か、オクラが出てきそうなタイトルですが、違います。(笑) Tomosの活動をしていて感じていることなのです(*’ω’*)

 この前、Tomosの大学生スタッフと、語り合う時間がありました。彼女たちと出会ったからこそ、今の私があるといってもおかしくないくらい。私が福知山へやってきたきっかけはまさに彼女たち。彼女たちに会わなければ私は福知山にいません。移住なんてしていません。(笑)

 

Tomosの大学生スタッフ

 

 そんな彼女は京都市内の大学に通いながら、1時間半かけて福知山へ帰ってきてくれます。もちろん、交通費は自腹です。毎月かえってきてくれます。とてもとても、私は嬉しいです(‘ω’)ノ

 

 彼女はなぜ帰ってくるのか。「帰ってやりたいことがあるから」です。よくこの京都の北部地域は、若者の流出が問題になっています。高校を卒業すると、みんな外へ出たまま帰ってこない。

 私が感じたのは、「帰ってきてやりたいことがあったら、住むという選択でなくても、帰ってくる」ということです。この場所だからこそできること、この場所でしかできないことってどこでもあると思うんです。その「やりたいこと」が、ココにあるか。

 

 もちろん、都会に憧れる気持ちも分かります。都会のほうが目新しいものがきらびやかにある。そして選択肢も増える。私は都会と田舎の選択肢の幅は、「格差」と捉えるか「チャンス」と捉えるか。捉え方次第だとも思います。田舎に住ながらでも都会に通うことだってできるし、今の時代、ライフスタイル、働くスタイルは多様です。その選択するかどうかは自分次第。

 

やりたいこと

 

 要は「やりたいことができるか」どうか。

 Tomosで活動を続けて1年半ですが、続ければ続けているほど、もちろん壁にもぶつかります。「ここはちゃんと気を付けないといけないなー」とか、「あの言葉の意味はなんだろう」とか。でも、やればやるほど次への道が開かれる。今回はコンセプトを重視したために、手法があまり適正でなかったなとか。「やらないと何も始まらない」です。

 もちろん何かをやることってエネルギーがいります。でも、「やり続けること」ことのほうが、パワーが必要だと思います。モチベーションを継続するって難しい。でもでも、「やりたいこと」であるならば、気持ちは持続する。

 

 話をもとに戻しますが、もちろん帰ってくるハードの支援も必要ですが、【戻ってきたいきっかけ】【住んでみたいきっかけ】を作ることも大事だなと思います。私はこれからも福知山に住む予定ですが、これからの人生、どこに住むことになっても、何かをやり続けたいなと感じています。

 でも、そこには【仲間が必要】だと思います。何かをしかけるとき、誰かと一緒にやるとパワーがわきますよね。福知山にもご活躍されている方はたくさんいます。そういう方のパワーってすごい。ただ、正直そういった目立って活躍されている方は、私よりも年上が多いです。30代前後のお兄さんお姉さんがされている印象です。25歳前後は少ないなと感じます。正直、地域の方からご期待もいただくのですが、一気にきすぎて、号泣してこともあります。(笑) その時の仲間の大切さを感じました。

 

 仲間の大切さ

 

 決して25歳前後がいないわけではないのです。ただ、地域で出会う数は少ないなと感じます。もちろん、私もこれから歳を重ねていくわけですが、これは一つのピンチであり、チャンスであるなと思います。

 若者同士が出会う機会が少なければ、ネットワークが広がらない。そのまま下の世代に続けば、下の世代は面白いと思わないですよね。そういった機会が少ない福知山は、チャンスだなと。そういう場がなければ作ればいい。と言うのが私の発想です。(笑)もちろん、ただ若い人が集まるだけでなく、色んなテーマで集まれることが必要だと思います。

 

 例えば私の場合、「まち」であったり、「料理」、「地域づくり」というキーワードに惹かれます。他にも「ファッション」とか「本」とか色んなキーワードがありますよね。そういった多様なジャンルで集まれる場が必要だと確信しています。もちろん、私がベクトルを向けきれてないキーワードがあるかと思います。そこは、その興味をもった人と一緒にできたらいいなと感じています。

 

稲刈り

 

 まずはゆるく繋がって、広がってく形がいいのかなと。私もまだまだ勉強中ですが、このまちをフィールドに、面白い!とか楽しい!と思える事柄が増えると、若者も戻ってきたり、やってきたりするのではないかなと思います。それは住んでから感じたことです。通っている視点から見えることもありますが、住んでからこそ強く、「仲間は必要」だと思います。これからも一歩ずつ仲間を作っていきますね( ;∀;)

 

 以上、稲刈りが終わったTomos横山愛がお送りしました!

 

 

 

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