学生時代だけだよ、それは

2016/11/08

 

 こんにちは。Tomosの横山愛です。どんどん寒くなってきて、朝のふとんとの戦いが始まりました。みなさんの地域はまだ暑いですか?福知山はどんどん寒くなってきました。もうすぐやってくるスタットレスでの運転・・・

 

福知山の地域

 

 

 Tomosが誕生し1年半が経ちました。4月からの半年間の話と、私がなぜTomosに関わり続けるのか。「学生時代だけだよ、それは」その一言の舞台裏についてお話します。

 

人数は増やさなくてもいい、やりたい人が集ってやっていこう

 

 この言葉は、この半年間の活動で行きついたものです。今年の4月は、Tomosに興味関心をもってくれた高校生がたくさん来てくれました。Tomosをずっと残していきたいからこそ、メンバーを増やしました。

 Tomosは本当にやりたい人がやる環境だと思います。そしてメンバーは増えた一方で、途中でメンバーを辞めることもありました。来る者拒まず、去る者追わずがスタンス。そこに足を引っ張られるのも、もったいないし、自分の意志でくる。それがTomosのいいところです。

 

 高校生は自分自身で親御さんの許可をとってくる。自分で自ら選んで活動するので、自分の言葉で伝える。それは入るときにお願いしているところです。大学生は学生団体に所属することと変わらないと思うので、自らの意志。社会人もそうです。

 Tomosに入りたい!という方と一緒に活動したいし、お互い高めあっていく関係がベストだと思います。なので、無理に増やすのではなく、やりたい人がやっていきながら、繋いでいきたいなと思いました。

 

学生時代

 

 

あのお姉ちゃんもどうせ学生時代だけだよ。福知山に関わり続けるなんて思えない。

 

 この一言は私が福知山に関わり続けた際に、地域の方から言われた言葉です。その時の私はただただ悔しい感情とともに、なにくそ精神が芽生えました。(笑)

 「絶対通ったんねん、絶対証明するねん」

っていう言葉が私の心に植えつけられました。(笑)

 

 今のご時世、大学生が地域に入っていく際に交通費が補助されることは多い。ただ私が大学生に問いたいのが、「それは当たり前じゃないのだよ。」ってこと。

 何のために、「税金がそこに使われているか?」というところを理解して、やってくるのとそうでないのとでは意味合いも違います。

 そして私がいつも見ているのは、そのPJなどが終わった後のことです。交通費が大学から支給される場合は、たいていみんないく。(笑)その気持ちはとても分かりますし、共感します。でも、それはあくまでも大学の名前が入った自分の姿なんだろなと思います。本物はその先、たとえPJがなくなってもそのまちに来るかどうか。正直、私が一番興味あるのはそこです。(笑)

 大学の名前もレッテルも何もない、一人の人間としてそのまちに行くかどうか。もちろん、この「行く」は移住することではありません。1年に1回でも訪れることがあるのかどうか。

 

 あれだけ「地域の魅力をどうにかしよう」って言っていた学生が卒業後、1回も来ないということはざらにあります。もうここまでくると何とも言えない。(苦笑)

 よく学生時代はとことん地域に入ってたけど、社会人になってプツンと切れるのは、いかがなものかと思うことがよくあります。そんなあっさりでいいのかよ、と。(笑)そんな人たちを私はたくさん見てきました。大学の同期でもいます。とてももったいないことだな~と思います。どんな形でもいい。無理なく関わり続けることで、見えなかったものが見えたりすることもあります。

 

田んぼ

 

 私はただただ悔しさで動いておりましたが、それは今でもひとつの源になっているのは事実です。地域に関わり方はどんな形でもいい。でも関わらないと始まらない。また関わり続けることで、見えてくる。もちろん、いやになれば切ればいい。(笑)それくらいのスタンスが良いのではないかなと感じています。

 あと、最近の変化とすれば、何がなんでもという風に、すべてに手を出すわけではなく、自分自身の中でピンときたものに対して、瞬時に動くようにしております。

 なんでも手を出すのは悪いことではありませんが、苦しくなってしまった時期があります。それ以降、一度立ち止まって考えてみました。その結果、これにはトライ、これは置いておこうと、割り切れるように。

 

 福知山に移住して半年。「勢いが減速したね。」と言われました。(笑)自分自身でもそれはヒシヒシと感じていたので、気合いを入れなおすためにも、悔しい気持ちを沸かしてみました。

 みなさんも地域と関わる中で、「悔しい」と感じることはありませんでしたか。それって無駄になるわけではないと思います。いつの日にか役に立つ。それが原動力となる。ぜひほかの地域の方の「悔しい」をお聴きしたいなとヒシヒシ感じております。

 

 さぁ、いよいよ冬も迫ってきております。私はいつも寒くなると冬眠しそうになるので、冬も福知山で楽しみたいなと思います。今回もお付き合いいただきありがとうございました~!

 

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