やったぞできたぞ引出物!遠野市のギフトの完成です!
2016/12/05
- 執筆者 山田泰平
- 所 属遠野市のギフト制作委員会
あ、あれ、前回更新から1ヶ月の感覚なのに、もう師走が目の前。いかに自分が走り続け、そして皆さんへのご報告ができていなかったのかと気付かされます。申し訳ありません。
遠野市ですが、9月にお祭りが、10月に稲刈りが終わり、11月からはもはや冬モードに入っていました。
9月は遠野市全体の郷土芸能団体およそ60団体が一堂に会する大きなお祭りがありました
記事を執筆した11月25日の最低気温は-7℃でした。毎年思いますが、ここは日本かと。東北と東京の700kmで何があったのかと。寒さに震えながら執筆しています。
14時頃でも元気に0℃です。
遠野市のギフトの完成です。
さて、寒い寒いと話していると、これだけで終わってしまいますので閑話休題、これまでいなかマガジンの執筆が遅れていた一番の要因は、別の執筆作業が大幅に増えていたからでした。
皆さんの応援もあり、ついに、遠野の魅力ある産品をまとめたカタログギフト「遠野市のギフト」が完成しました・・・!
こちらがカタログギフトのカードが入る箱。
カードはポストカードサイズで、以下のようなデザインです。
表面にはつくり手の顔と商品。
裏面にはつくり手達のエピソードが掲載されています。
箱の中には、上記のカード10のつくり手による11枚のカードが入っています。選べる商品は以下の通りなのですが、どれも私がそれぞれを食べて、使って確かめて「間違いない!」と感じた遠野市の逸品です。
また、カードとともに、注文書が入っており、旬の時期にご希望の商品が1つ届くというシステムになっています。
・民話のふるさと遠野の自然栽培夏野菜セット
・鶴乃屋特製こびる(お菓子)ギフト
・遠野の森の木の絵本 おはなし木っこ
・遠野で育ったりんご加工品ギフト
・農薬化学肥料不使用 自然栽培<掛田米>
・遠野味噌醤油 民話漬ふるさとギフト
・いわて純情豚 遠野産 亜麻豚しゃぶしゃぶギフト
・「究極の薬味」暮坪かぶと遠野そばギフト
・吟醸酒 遠野夢街道
・どぶろくスタンダード
・遠野の旨みを詰め込んだ自然栽培オリジナルジャム
ご注文は本記事最下部のリンク先にて行なえます。
どぶろく、暮坪かぶ、りんご、お米に木の絵本。その他にも遠野らしいものをいくつも出品していただいています。
もしも可能であれば、12枚目のカードとして、お天道様を取り上げて、寒さという商品を皆さんにお届けしたいくらいでしたが、お天道様の連絡先がわからなかったのであえなく断念となりました。
ちなみに、寒さ厳しい遠のですが、雪はそれほど降りません。今年降った雪の量は、まだまだ東京に負けてしまっているかもしれません。
制作への応援、ありがとうございました!
「遠野市のギフト」は株式会社地元カンパニーがパッケージとして提供している「地元のギフト」というサービスを利用しています。
2月に制作の相談、3月に開始準備、4月にクラウドファンディングで資金調達を始め、5月に無事に終了。それから商品の選定・取材交渉・取材敢行・執筆と行い、完成・発売したのは10月28日。文章では一文ですが、紆余曲折ありながらも当初の予定通りスケジュール的には進行できました。
つくり手の方々のご協力、クラウドファンディングで資金調達をしたこと、制作委員会のメンバーの叱咤激励、地元カンパニーのスタッフの皆さん。背中を押してくれる方が沢山いてくれたからこそ、この制品を世に送り出せたと思っています。本当にありがとうございます。
「贈り物」って、自分が贈りたいものと相手が欲しいもの、必ずしもイコールではないのが難儀なところです。ただ、カタログギフトなら、その問題はかなりクリアされるのではないでしょうか。私はそもそも、5月のいなかマガジンにも掲載しましたが、「結婚式の引出物」にするために、本ギフトを制作しました。私はもちろんそのように使うと考えているのですが、式はもう少し先の話。
今はむしろ、お世話になった方々へのプレゼントや、お子さんが生まれた方に出産祝いとして贈っています。作ってみて、消費者として思うのは、「意外と便利だ」ということでしょうか。
自画自賛しても良いのであれば、率直に、素晴らしいものが出来上がったと確信しています。これは、編集の腕というよりも、切り取った会話文、つくり手達の想いが詰まった商品を並べられたからです。過去のことを懐かしみ、未来を想像し、今を生きる。そして笑う。素晴らしい方々ばかりです。
「遠野の魅力は何か?」と尋ねられれば、私は迷いなく「人」と言えます。だからこそ、その人を伝えられるツールを生み出せて良かったです。制作した人が楽しみ尽くして作ったギフト。贈り手も贈られ人も、ぜひとも五感で楽しんでいただければと思っています。
これからの制作委員会。
私の団体は「遠野市のギフト制作委員会」。いわば「遠野市のギフト」を作るために結成しました。「制作を終えたら解散?」なんて疑問を持たれるかもしれませんが、いえいえ。まだまだスタートラインに立ったばかり。遠野を伝えるため、遠野市のギフトを使ってもらうため、また来月もいなかマガジンでお会いできれば幸いです。
遠野市のギフト
https://gift.jimo.co.jp/contents/okuru/iwate-tono/