ふと、振り返って福知山に来て思うこと
2017/01/07
- 執筆者 中田愛
- 所 属Tomos-人のココロに火を灯す-
こんにちは!(^^)!京都府福知山市に住んでいるTomosの横山愛です。
いよいよ、師走も終盤に差し掛かりました。「えー!ほんまにー!えらいこっちゃー!」と思いながらも、ひとつひとつ丁寧にやっていきたいなと思う今日この頃です。
せっかくの年の瀬なので、福知山市に移住してからの9か月を振り返ります。4つに分けて段階的にお送りしたいと思います。
(1) 京都府福知山市のイメージとは?
私が移住する前の福知山市のイメージは、田舎やけど田舎じゃないということです。もちろん、山間部を見ていくと田舎なのですが、駅周辺にいくと都会の部分があります。
「田舎」ってどういうところやろ?とふと思いました。みなさんにとって、「田舎」の定義はなんですか?人それぞれ価値観が異なるので、この議論はとても面白いなと思います。(笑)
(2)若者がいないというはウソ!!!!
よく地元の方は「わかもんはおらんからなー」と仰りますが、私は、若者はいると思っています。もちろん、地域活動に参加する若者は減っているかもしれません。ただ、昔と比べて若者全体の母数も減っています。その事実は見落としたらいけないなと思います。
福知山市の15歳~29歳の人口は、約1万人おります。(2015年度の国勢調査にて) もちろん、登録は福知山市でしているけど、実際は違う場所に住んでいるということもあるかもしれません。ただ、これだけの数がいるということは、必ずたくさんいます。地域の中に入り込んで何かをやる人材が、少なくなっただけだろうなと。
まちの中で何か自分自身のテーマに沿った何かをすることは、ハードルが高いことと思われてる方もいるのかなと思います。
でも決して、自分自身がいつもしている趣味や興味関心ごとの内容と、「まち」を掛け合わせていくと、もっと活動の幅が広がるんじゃないかなと感じています。その経験の場があるか、ないかで大きくこのまちは変わってくる。
いかに、若い間に「まちで楽しい経験をするか」それがまちへ目を向けることへの意識にも、繋がってくると思います。
無理やりしようとしなくていい。ありのままで。
(3)まちづくりに参画は意識高い系?
よく若者や大学生の中で、「まちづくりに参画していると、意識高いね~」と言っていただくことがあるんではないでしょうか。私は、そうは思ったことはありません。(笑)意識が高いに低いがあるのかと。(笑)
でもまちで何かしてる人って何かをするのが楽しいんだと思います。「楽しい」だけでは続かないと思いますが、「楽しい」がなければそもそも始まらない。その楽しいを作り出すためには、きっかけを作ることが必要なんじゃないかと思います。
今、全国にはまちをフィールドに、それぞれのテーマでご活躍されておられる方はたくさんいます。全て同じテーマじゃないですし、それがまたそのまちに秘めた可能性を、引き出しているんだろうなと思います^^
(4)人の見える化をしていきたい
福知山に来て思ったことは、「来たらわかるヒトの温かさ」でした。しかし今はネットが発達しています。こちらに来る前から、知り合いの方ができていたからこそよかったものの、どんな方がおられるのかが見えませんでした。どんな人が住んでいて、どう考えているのか。
また出身で外におられる方は、故郷のことをどう思っているのか。単純に知りたいなと思いました。そこで、考えついたのが、「ふくちビト」という企画です。これは、Tomos全体の活動の一つとしてしています(*’ω’*)
福知山に住んでいる人が、福知山に対して何を思っているのか。ひとつひとつ探っていくと、ひとつひとつのストーリーがあることが分かりました。そのストーリーはその人にしか経験できないこと。ストーリーを取りまとめていき、色んなふくちストーリーをお届けしたいと思っています。
もちろん、私達メンバーは普段はあまり深い話をする人ではない人とも、お話ししたりするため、緊張することもしばしばです。でも、言葉にするって大切だと思うんです。あまり、「ブログで発信するためにがんばろー!」ではなく、「ありのままの声を伝え、会話する」ということに重きを置いています。
このふくちビトはただ発信するだけでなく、メディアを通して会話する。これは私が一番大切にしたいポイントです。
読者の方が「あー!わかるわかる!」と反応できるようなものをお届けしたいと思っています。そのためには、まだfutureされておられない方に注目したり、ジャンルを問わず様々な人の声をまとめていきたいです。
来年、私はふくちビトに焦点を充てて、福知山で関わる人、福知山出身、福知山に住んでいる人の声を集めていきたいなと思います(*^-^*)
そして何より、今年1年は高校生や大学生と伴走してきましたが、来年は「もっとガンガン意見を言ってほしい」と言われているので、素直にたくさん言おうと思います。(笑)
私の次回の記事は2017年になります。それではみなさん、良いお年を~!