京都府福知山市で始めたフクユメ!夢や目標を語ろう!
2018/04/21
- 執筆者 中田愛
- 所 属Tomos-人のココロに火を灯す-
みなさんこんにちは。京都府福知山市の中田愛です。
皆さんの年度末はいかがでしたか? 私は年度末を穏やかに迎えたい気持ちがありつつも、穏やかではなく嵐のように年度末を走り抜け年度初めを迎えそうです。
さて今回は私が大学時代の後輩たちと始めた「フクユメ」についてお話したいと思います。
みなさん、日頃目標や夢について語る機会はありますか? 子どもの頃は何かと目標や夢について語っていたのではないでしょうか。
今回、京都府福知山市にて、月に1回「フクユメ~福知の人の夢語り~」というタイトルで、企画を行うことになりました。
一人のモヤモヤが生み出した企画
なぜこの企画が生み出されるに至ったのか。実は一人の後輩の言葉から始まりました。「福知山で夢や目標について語る場を作りたい」その想いを話してくれて、
「ええやん。やろや!」
と賛同したメンバーで始めることに。
私は基本的に「人がやりたい!」という想いは、「ええやんやろや!」と言うようにしています。やりたくなかったらやらなければいいし、やりたかったらやればいい。(笑)
人生に遅いも早いもないと思っていて、やりたいときにやって、やめたいときにやめる。もちろん、それはただ「ええやんやろや!」と言うわけではありません。自分自身の協力体制や参画のめどがついたら、その言葉を発します。
やりたいことをやるときって、不安になりますよね。その不安を誰かと分かち合うことができれば、前へ進めます。前へ進む一歩を踏み出すためには、誰かの協力が必要です。
その協力者に自分自身はなれるか。私は一緒に活動できなくても、例えば情報をシェアしたり、興味関心が近い方にお繋ぎしたり、「自分にできること」をしています。
全てが全て活動に参加しているわけではありません。そうすれば、田舎では特にパンクします。若者はどこへ行っても、何かの担い手として求められているからです。なので、取捨選択は必要ですよね。
夢や目標がなくてもいい。だからこそ語ろう
このフクユメはどのような場なのか。
フクユメは平成30年2月15日(木)に第一回を開催し、始まったばかりの企画です。主に、ゲストスピーカー(夢や目標を持っている人)をお呼びし、夢や目標についてのお話をお聴きします。
その後は、ゲストスピーカーから問いを出していただき、参加者同士でディスカッションをする形をとっています。
企画が始まってすぐは、参加者同士も何が始まるんだろう?とドキドキされています。
ですが、ゲストスピーカーの方のアツイ夢や目標についてのお話をお聴きし、参加者同士でも話したくなるような雰囲気になっています。これは意図せず、自然になっていてこちらもびっくりしています。(笑)
そして、ゲストスピーカーから夢や目標、まちのことなど幅広い問いを用意していただいています。
その問いについて、参加者同士で答えを出すのではなく、意見をシェアします。
様々な価値観を持たれている方が参加し、バックグランドも違うので、幅広い視点で、その問いについて考えることができます。新たな「学び」や「気づき」の発見が生まれています。最後は参加者のみなさん全員にお話しいただく場を作っています。
大切にしたいのは、「対話の場であること」です。業種や職種、世代関係なく対話し、改めて夢や目標について考えを深めていただける場を作っています。
心温まる対話の場として続けていきたい
まだ2回しか開催していませんが、とても心温まる場となっています。毎回、全く知らない方も来ていただき、少しずつ輪が広がっています。
ちなみに一緒にやっている大学時代の後輩たち2人と、合計3人で取り組んでいます。ご縁ありまして、3人とも福知山市役所で働いています。
基本的に打ち合わせは、お昼休みの時間にパパっとしています。というかその時間しか打ち合わせはしていません。その他は随時連絡を取り合い、企画を決めていっています。これは市役所の立場ではなく、「市民」としての取り組みです。市民として「やりたいこと」を形作る。
最近よく、「地域に飛び出す公務員」とかが注目されていますが、私はそれが当たり前になればいいなと思っています。もちろん、公務員の方、皆が皆そうなる必要はないと思いますが、確実にもっと必要です。地域に参画していることが、普通になればいい。
このフクユメは、たまたま大学が一緒で、たまたま職場が一緒の先輩後輩が、チームを組んでやっています。
社会人になってそうやってできることは嬉しいことです。何より大学は京都市内なのですが、京都市内から1時間半離れた京都府福知山市で一緒に活動できている。こんな幸せなことはないですよね。
これからも少しずつ輪を広げていきたいなと思います。
京都府福知山市という「いなか」でやっている「フクユメ」です。
以後お見知りおきを~!