豊かさって田舎と都会で同じ土俵で比べられるの?? 〜島おこし実践塾-入門編-に参加して検証してみてください!〜
都会と田舎どちらでも暮らしたことのある私としては、対馬にきてから毎日感じていることがあります。
対馬って豊かだよな~~ということ。
沖縄ばりの遠浅の青い海(対馬)。しかも、人がいないので、プライベートビーチ感、満載
田舎に移住した人であれば、共感していただける人が多いと思いますが、都会にいる方は、ピンと来ない方が多いかもしれません。
都会には、遊べる場所もたくさんあるし、世界の美食を楽しむ店も素敵でコジャレタ店もコンビニも・・・なんでもあるから豊かだ。若者が東京や大阪へ一極集中して行くじゃないか。これは都会に魅力があるからだと反論をいただくことでしょう。
もちろん、都会の暮らしは便利ですし、豊かであることは間違いありません。ても、お金がないとそれらを味わえなかったりしません?
一方で、誤解を恐れずにいれば、対馬はお金を出さなくても豊かさを味わうことができちゃうんです。
実際に、私は都会で働いてた時は出費がすごかったです。友達と遊びに行くのも、お金がかかる。アパートも1LDKで7万5千円。せっかく稼いだ給料もあっという間に消えて無くなる・・・。
対馬では、2万円で駐車場付きの一軒家(空き家)を借り、仕事が終わるとすぐに徒歩5分の防波堤で友人たちと釣りをして、釣れたら晩御飯はとれたてのアジやイカのご馳走を囲む。
自然の中で遊び、家で友人や知り合いと終電を気にせずに飲み食いする。“贅沢な”生活をしていても、出費が少ないので、貯蓄はたまります。
釣り具さえあれば、最強に美味しい旬の鮮魚を自分で釣り上げられるんです。
漁師さんが作ってくれたこのシメサバの押し寿司、最高でした。
近所づきあいも濃密で、取れた魚と作った野菜を物々交換したり。地域の方々と家族のような付き合いができたり、支え合うことができるコミュニティ。
自然や周囲の人々に支えられて行きているという実感。ありがたさ。
対馬に移住して、明るくなったと言われます。満員電車によるストレスもないし、時間に縛られることも少なくなったし、空気もうまい、飯もうまい!
私の経験上、「心の豊かさ」という価値観であれば、都会にいたときよりも圧倒的に豊かになっていると思います。
イルカウオッチングだって、独り占め!
私は、都会で疲弊している顔をしている人たちを地下鉄なんでみるといつも、みんな対馬に来たらいいのに〜。対馬の暮らしの方が楽しいし、美味しいのに〜。来たら人生変わるよ〜って言ってあげたいくらいです。余計なお世話ですが笑。
何が違うのかと思うと、価値観が違うんだと思います。大事にしていることが違う気がします。お金で買えない価値をすごく意識しありがたく感じる世界が田舎。
うまく伝えることができないのですが、田舎の豊かさって都会の豊かさと質が違う。そもそも、田舎と都会って、同じ土俵で比べられるの??って思います。
皆さんもそう思いませんか?
そう思わない方は、是非、島おこし実践塾-入門編-にご参加ください!
実践塾は、対馬の暮らしをぎゅっと詰め込んでいますので、対馬暮らしがどういうものかを体験できる機会です。実際にご自身で体験することで、新しい価値観に出会うことができると思います。
ちなみに、実践塾では、対馬の家にお泊まり(民泊)して、地元の人たちと交流したり、仕事を体験させてもらうプログラムになっています。
私たちはその人たちを“達人”と呼んでいますが、本当にすごいんです。
家族同然に迎えられます
対馬の人たちはなんでも自分たちでやれるんです。自給自足で野菜や鮮魚、獣肉を確保したり、家を建てたり、薪を作ったり・・・。地域の資源を上手に生かして、生きていく能力があります。都会育ちの私には到底できないことを当たり前のようにやってのけている対馬の人たち。
対州ソバの体験。十割のソバを自分で作る。とても美味しいです。
シカ・イノシシの罠を設置する現場を見学
皆さんも、見て体験したら、絶対に対馬の人々や暮らしに魅せられると思います!絶対に度肝を抜かれると思います。そして価値観の幅が広がると思います。「ああ〜こうゆう暮らし、ありかも・・・。」都会で暮らしや仕事にモヤモヤしている方にとっては、移住のきっかけになるかもしれません。
ということで、対馬での熱い夏イベント島おこし実践塾-入門編-の告知をさせていただきます。(島おこし実践塾ー専門編ーも募集しています。詳しくはこちら)
本プログラムは、対馬から本当の豊かさや持続可能な暮らし方を考えることをテーマにしています。
●地域おこしの現場を学びたい!ふるさとのために、何か力になりたい!そんな思いに応えます。
●森、里、海、三拍子そろった島の自然を上手に活かしてきた対馬の人々。その暮らしの智恵や技能は、これからの地域づくりを考えるヒントを与えてくれるはずです
●農林漁業者さんとともに作業し、対話をする中で、対馬の暮らしの豊かさを探り、その一方で対馬が抱えている課題を見つめます
●全国から集まる大学生、地元高校生との交流を通じ、自己や地域の未来を描きます
2白3日の短期プログラムになりますが、中身はとっても濃ゆ〜い内容となっています。
メインのイベントは、民泊に滞在し、地域の方と濃密な交流を通じて、対馬暮らしを体験することです。ホームステイでお世話になっているお父さん・お母さんは農林漁業等の達人ばかりですので、仕事の体験を通じ、暮らしの智恵や技、地域資源の魅力や課題を学びます。
民泊のお父さんとお母さんからのありがた〜いお話をじっくり聞きます。
また、グループに分かれて、炭焼きや農業(果樹栽培)、農産加工品づくり、狩猟、漁業を体験した上で、聞き取りによって達人達のプロファイルを作り、達人達を手助けするお助けカンパニーの企画案を作成し、最終日に発表するプログラムです。
農作業体験の様子
地域の人たちの強みや技術を生かしつつも、地域のニーズや困りごとを解決できるような地域に根付いた会社を作りたいと思っている方は是非この実践の場にお越しください!
地元の高校生も参加予定ですが、島外の高校や大学生はもちろん、社会人も大歓迎なので、田舎への移住希望の方や、地域おこし協力隊や集落支援員の皆さんも是非研修の一環としてご参加ください!!
人生や価値観が変わる体験があなたを待っています。
でディスカッションして、達人達を手助けする会社の企画書を作ります。
興味を持っていただいた方は、対馬市のウェブサイトをご覧ください。申込もウェブサイトからできます。
島おこし実践塾-入門編
【開催日程】
平成30年8月20日(月)~8月22日(水) 2泊3日
(専門編も別日程で開催します:平成30年8月31日(金)~ 9月4日(火) 4泊5日)
【対象】
高校生、大学生、短期大学生、専門学校生、大学院生、社会人等
【定員】
30名
【開催地】
対馬市厳原町内山・豆酘・佐須地区
【必要経費】
参加費:高校生2,000円(食費)、大学生8,000円(食費・交流会費・保険料)
※社会人参加者は17,000円(宿泊・食費・交流会費・保険料)
交通費:対馬までは参加者負担。対馬島内は無料(バスでの移動となります)
【宿泊】
民泊(民家へのホームステイ)
【募集期間】
7月27日まで
【応募方法】
自己PRや参加希望理由など以下の申込フォームより入力の上、別紙「島おこし実践塾-入門編」参加申込書・同意書に記入し、以下の宛先までご応募下さい。選考の上、受付から2週間以内に参加の可否をご連絡いたします。定員に達し次第、募集を締め切ります。
▼申込フォーム
https://pro.form-mailer.jp/fms/8f63077398760
【お問合せ先】
一般社団法人MIT 吉野 元
hajimeyoshino@mit.or.jp (@マークを小文字に変えてメール送信下さい)
電話:090-1179-7613、0920-84-2366
事務所 817-1602 長崎県対馬市上県町佐須奈甲562番地24