高知でりんご おかみが体験取材! 収穫 編
- 執筆者 和田玲子
- 所 属シェアハウス土佐指南家
2018/09/18
シェアハウス土佐指南家(とさしなんや)「おかみ」の和田玲子です。
農業研修でお世話になりゆう(なっている)果樹農家さんの所で、りんごの受粉から収穫までの研修作業をおかみ自身が体験する取り組みも、いよいよ収穫作業へ突入!
受粉作業から5か月・・・ 楽しみにしていた、りんごの収穫作業を体験してきました。
9月当初にも台風があり心配していましたが、大きな影響もなく安心しました。 高知県佐川町の土本観光果樹園の皆様には、4月より長期にわたり、丁寧に、やさしくご指導いただいて、心より感謝しています。
今年のおかみは、りんごの開花、成長、 成熟、収穫とりんごを通して春、夏、秋の四季を体感できて最高です。特に、間近で 初めて見たりんごの花と絞りたてジュースの風味は、一生忘れることはないでしょう。
りんごの花
りんごの花とミツバチ
高知の日差しを受けて赤く色づいたりんごたち、一つ一つを傷んでないかをチェックしながら、手で収穫していきます。
採り方にはコツがあって、クルッと持ち上げると、力を入れなくても、軸からきれいに採れます。言葉で上手く説明できませんが、りんごがきれいに採れると、すごく嬉しくなって、みんなに、ほらほらと見せたくなります。
「大きくなったね〜 きれいなりんごになったよ」
と呟くほどの感動の瞬間でした。
りんご園
りんご収穫だよ〜!!
収穫やったぁ〜!
今年は1週間以上大雨が降り続いたり、晴天が続いたりと両極端で農家を困らせる天候であったようですが、知識と経験に基づいた対応をされ、無事、収穫の時期を迎えました。
自然災害は突然で想定外のことも起こりますが、先を見据えながら向き合って作業を進める、観察を怠らず小さな事も見逃さないなど臨機応変に対応することが、農家に求められます。
土本観光果樹園さんは「小さな子どもたちも安心して食べられる、りんごや梨を栽培する」という信念を30年以上にわたり実践されていて、おかみも見習っていかねばと思いました。また、長年大事に取り組んでこられた土づくりの成果が、りんごや梨の下草にも表れてくるそうです。
りんごの美味しさの秘密は、土づくりにあったのですね。 確かに足元の土がフカフカの感触で、とても歩きやすくて気持ち良かったです。
りんごの受粉
受粉スタイル
りんご果実
5か月間の体験取材を振り返って、思い出すのは、りんごの成長を通じて四季の移ろいを体感したことと30年来の取り組みでの貴重なエピソードをお聴きしたことです。
それと初代オーナーの名言
「果樹栽培は女性ができる、女性は細心の注意を払う作業ができるので向いている」
という力強いお言葉。果樹栽培を目指す女性のみなさんに、 ぜひお伝えしたいですね。
おかみが体験したのは、一連の作業の中で、ほんの一部に過ぎませんが、作物に対する情熱や貴重な体験談など、その場でしか聞けない貴重なお話がたくさんありました。 新たな発見や学びがあり、とても良い刺激を受けました。
教えてもらうことで自分の視野を広げることにも繋がっていくことと思います。青空の下で体を動かすことが、心地よくて、汗をいっぱいかき、日焼けもしたけれど、いつも以上に笑顔でいられることを実感しました。(自撮り撮影で、笑顔のナイスショットは撮れませんでしたが、ホントは、もっと笑顔だったことを補足しておきます。)
シェアハウス土佐指南家のおかみと一緒に高知でりんごの作業を行いたい方、ご連絡をお待ちしています。
美味しいりんごを収穫して味わってみませんか!雨天の場合、作業内容変更の可能性もあり、別作業の調整もできます。 土佐指南家では、信頼する農家さんの所での援農作業体験を計画しています。
①佐川町の土本観光果樹園さんでのりんごの収穫までの作業 (11月末までの予定)
②南国市の堤農園さんでのオクラ収穫作業 (9月末までの予定)
今後、気温、天候などに応じて、りんごの成長を確認しながらの収穫作業が11月まで 続いて、10月までは、梨とりんごの両方の収穫が楽しめるそうです。
秋の行楽に、高知で、梨&りんご狩り! 行ったことがないという高知県内の皆様にも ご紹介したいおかみオススメの場所です。ご自分で収穫して、食する至福の時間。 友人、グループ、ご家族で秋の味覚を堪能してくださいね〜!
土本観光果樹園さん 詳しくはコチラまで http://www.oishii-ringo.jp
土佐指南家が信頼する研修農家さんでの、おかみの体験取材11月まで継続します。
今年の7月より、民泊での1日単位の短期滞在、シェアハウスでの1か月以上の長期滞在ができるようになりました。 土佐指南家について、詳しくはコチラをご覧ください。
web> http://10347n8.com
fb> http://www.facebook.com/10347n8/
次号も楽しい情報をお伝えできるように頑張っていきますね!