こんにちは！鳥取のハンター民宿ＢＡ－ＢＡＲの上田知子（旧姓：梅野）です。
　ハンター民宿ＢＡ－ＢＡＲ女将は絶賛子育て奮闘中ですが、家庭と両立できる範囲で小さく続けております。

　思えば弓河内集落へ移住して早７年、ハンター民宿ＢＡ－ＢＡＲグランドオープンしてから早６年が経ちます。続けることでありがたいことに広がりが出ていることがたくさんあります。鳥取へ移住してから開業、そこからの広がりについてまとめた記事がありますので、詳しくはコチラをご覧いただければと思います。

　私が大変不器用であるということもあり、大きなことはせずに、本当にできる範囲でコツコツ続けております。現在は本当に小さく小さくやるという働き方をしており、果たして自分は価値を生み出せているのか、というジレンマに悩むことも正直よくあります。

　高校生の頃、国語で赤点をとったとき厳しめの女性の先生より、「部活と両立できないならやめちまえ。」とビシッと言われてしゅんとしたあの時と似たような気持ちになることもあります。それでもそのジレンマと向き合いながらもできることをやるしかないとコツコツ続けており、振り返ると、続けてよかったと思えることも多いです。その一部を紹介させていただきます。

 

（１）集落に住む中学生が英語弁論大会で私のことを発表してくれた！そして、面白い動きが生まれた！

　弓河内集落の中学生の女の子が、英語の弁論大会で発表する機会がありました。嬉しいことに、その発表内容に私のことを話してくれたのです！内容を一部紹介させていただくと、

「梅ちゃんという女性が村にやってきて、最初は変わっているなぁと思った。（補足：地域への移住者（とくに女性）は、地元の人からすると本当に宇宙人みたいなものなので。）　彼女がハンターをしながら村で何かをやることで、私の村は少しずつ、だけど確実に変わっていっている。私も彼女のように、インパクトのあることをやりたい。」

といきいきと力強く発表しており、とっても感動しました！
　そしてその女の子は同級生とともに後日、地元の河原町西郷地区内の古民家カフェにて、１日限定でパンケーキをせっせと焼いてお客さんに提供しておりました。パンケーキは、河原町内の豆腐屋さんの豆乳を使い、創作ジャム（梨、ブルーベリー、トマト等の種類がありました。）ものっけて、とってもヘルシーであったかい味で美味しかったです。

 

 

　写真はトマトジャムですが、トマトジャムってこんなにジューシーなんだと新たな発見もありました。また、地元中学生が頑張る企画なので応援したい効果なのか、満員でにぎやかでした。
　地元の若者がとっても嬉しい言葉で発信してくれたこと、そして面白い動きに踏み出したこと。この嬉しい気持ちは本当に言葉にできません！！！

 

（２）仕事や取材をいただく機会がちょこちょこある

　「ハンター民宿ＢＡ－ＢＡＲ」というアウトプット自体がぶっ飛んでいるのか、ちょこちょこお仕事や取材の依頼をいただける機会があります。
　今年度は、雑誌の特集ページの執筆の機会を２回いただいたり（「地域づくり」今年度6月号、「季刊地域」34号）、家の光より取材をいただいたり（今年度12月号に掲載予定）、今年度１１月下旬の女性狩猟者トークイベントへの出演にお誘いいただいたり

 

 

オウンドメディアは憧れますが、自分での発信は現時点ぼちぼちしかできていないのと、自分だけの発信では限界があるので、人に発信してもらえる機会があるのは素直にありがたいです。

 

（３）面白い出会いがある

　ぼちぼちでも扉を開き続けていることで、民宿女将としての面白い出会いがあります。前回の記事でも書いた東京からのアクティブ女子大生

 

 

　弓河内の人たちや鳥取県内の人たちとともに、彼女が鳥取を好きになってくれる機会を作れて光栄です。

 

広島から来てくれた、やりとりがコントのような楽しいご夫婦

 

　弓河内ハンターチームの名前である「三矢弓援隊」という名前を見て、これからやりたいことの発見につながったそうです。楽しみです！

　コツコツでも続けることで何かにつながる、点が何らかの形で線になっていく。このいなかマガジン執筆も、積み上げていって面白いことにつなげていけるように、そんな想いで書いております。

　これから寒くなりますが、みなさんもどうか風邪にお気をつけて！！私も気をつけます。私も子どもたちもインフルエンザの予防接種をせねば・・・あれ痛いので毎年恐怖です（＞＜）だけど恐怖を乗り越えたら楽しいことが待っている！！！ではでは！

 

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