夏の思い出、初めてづくしの出会いに感謝!!

 女性専用のシェアハウス&民泊「土佐指南家」おかみのレイです。

 今年は長雨で夏が短かったね〜と会話するくらい、晴れの日が待ち遠しく、台風の進路を気にしながらの8月でした。みなさまは、いかがお過ごしだったでしょうか?

 唐突ですが、土佐指南家周辺の散歩コースでみなさまにおすすめスポットがあります。

 それは、土佐一ノ宮こと、土佐神社です。土佐の歴史を見守ってきた総鎮守の社。創建は460年と伝えられ、本殿、拝殿などは1570年、長宗我部元親の再建建立、鼓楼門は山内家二代藩主の山内忠義の建立で、国の重要文化財に指定されています。

 木々に囲まれ、四季の移ろいを感じられる庭園などの散策が、おかみのお気に入りです。いつ訪れても、荘厳で清々しい気持ちになります。気分転換ができ、自然と気持ちが引き締まります。

 

 そんな土佐神社で夏の大祭が行われます。毎年、8月24日、25日に行われる「大祭」は土佐三大祭りの一つで、大勢の参詣者で賑わいます。高知市の人は親しみを込めて「志那祢様(しなねさま)」と呼んでいます。高知の夏は、6月末の輪抜け様に始まり、8月末の志那祢様で終わると聞いたことがあります。

 

土佐神社

土佐神社の本殿

 

志那祢様

志那祢様のぼり

 

 土佐指南家の出来事の決意表明する前に参拝して、結果の報告もするようにしています。よく、苦しい時の神頼みとか言いますけど、神様に助けを求めるのではなく、自身の決意を神様に伝えて見守っていただくという姿勢が本来のようです。その事を聴いてからは、助けを求めるだけとならないように、決意表明をするように心がけています。

 歴史を感じ取るようなたたずまい、最近では、大河ドラマ龍馬伝でのロケ、高知に移住された映画監督、安藤桃子さんの結婚挙式がされた場所でもあります。

 

紅葉

もみじ

庭園の紅葉

 

 上空から見ると、本殿に蜻蛉(とんぼ)が入ってくるような形式の建築(入蜻蛉様式)がなされていて、長宗我部元親公が戦勝報告をしたと言われています。蜻蛉は前にしか進まないため、戦国武将の間では、勝利戦にふさわしい昆虫として認識されていました。

 それを知った上で訪れると、見方が変わってくるような気がします。興味をもたれた方、ぜひ、ご覧になって確かめてみてください。事前に連絡頂いて、おかみがご案内することもあります。会話も弾み、お客様との距離を縮めてくれる貴重な時間ともなります。

 

鼓楼門

鼓楼門

 

 この夏、海外からのお客様を初めてお迎えして感じたことは、今まで気づかなかった、ありふれた日常が大事な意味を持つコトを学びました。特別じゃなくていい、畳、障子など、高知の景色がおもてなしのひとつになっていくこと、大事にしたいことを自信もって伝えることが原点だと気づかされました。

 初めて会った人同士なの?と聞かれました。そうだよと返答すると、何度か会ったことがある人たちかと思ったと、それほどフレンドリーな関係性ができあがっていたということでした。おかみ自身が楽しみながら、みなさまと過ごせたことが最高でした。

 さらに嬉しいことに、初めての出会いがご縁で、お客様同士が親しくなり、後日、一緒に食事を楽しんだとの報告もありました。元は点と点だった人と人が土佐指南家で出会い、繋がって線となりました。このことは土佐指南家の活動が目指していることでもあり、小さな一歩ですが、嬉しい一歩として前進することができました。

 

 みなさまから頂いた率直なご意見を、真摯に受け止め、改善すべき点などの課題について、今後取り組んでいきます。お客様の立場での視点を忘れてはいけないと改めて強く思うようになりました。

 海外の旅を10年近くしてこられた方からは、海外での見聞を広げることを勧められました。日本の大学で学んだ経験もある彼女は、日本が大好きで京都の歴史的建築に大変興味があると話していました。

 地域性、それぞれの魅力がある四国を訪れ、高知の人の温かさ、よさこい祭りのパワフルな所に感銘を受けた様子で、日本語も交えて熱く語ってくれました。おかみ自身、お客様から元気と行動力のパワーをもらいました。

 

土佐指南家

民泊ご利用のみなさまと

 

 海外に行ってみたいと感化されて・・・外から見た日本、高知、客観的に見つめることの重要性を肌で感じ取った夏でした。

 コミュニケーションを取るためにも、語学がいかに大事かということもあわせて再認識しました。相手の言葉を聞き取ろうとする姿勢こそが、最初のステップで、そこから相手との理解が深まっていったような・・たどたどしい英語でも自信もって大きな声で、はっきりと伝えようと努力していきました。

 そして、笑顔で始まり、笑顔で終わることに徹していました。

 リビングのテーブルには日本地図がありますが、世界地図も広げて、「どこからきて、今度はどこへ行くの?」と話も弾み、世界地図もテーブルに置くようにしていきます。英語での表示も増やすなど、おかみの仕事はさらに続いていきます。

 嬉しい悲鳴をあげながら、できれば再会もできたらいいなと想像を膨らませ、この夏の出会いに感謝している日々です。そして、四季折々の高知の姿をより多くの方々に知ってもらい、楽しんでもらいたい、そう強く思っています。そして、おかみ自身も海外へ出張?なんて夢が実現して、さらなる飛躍ができるように、さらに精進していきます。

 これからも、おかみ自身、体験など高知でのいなか暮らしでワクワクするようなコト、情報についてお伝えしていきます。ご相談、シェアハウスの見学など気軽に、お声かけください。土佐指南家は、一期一会の出会いを大事にしていきます。

 

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    • 和田玲子