田舎でお呼ばれしたときは・・・
- 執筆者 久米可奈子
- 所 属阿南市地域おこし協力隊
2020/03/03
田舎で暮らすようになって増えたことはお宅にお邪魔すること。
飲食店やスーパーマーケットも少なくて、夜9時には真っ暗になるような田舎ではみんなで集まろうと思っても場所がないのです。
ちょっとみんなでご飯食べようかーとなると、誰かのおうち集まってみんなで持ち寄って食事したり、お鍋をつついたりバーベキューしたり、いただきものがあるから食べに来てーと声をかけてもらったり、みんなでお祝いしようー!とホームパーティーが開かれたりと様々。
夏はバーベキュー
囲炉裏を囲むこともよくある
飲み会はこんな感じで
新米をみんなで楽しむために各々でご飯に合うものを持ち寄ったり
畑でとれたものでおもてなししてもらったり
どれも素敵な会です。当たり前だけれど、こういう会での食事だとほとんど自分が暮らしている土地のものを食べています。
最初はこれがなんだかとっても新鮮で、全部地元のもので揃えられるって不思議にも感じるくらいでした。私はこんなに豊富な食材に囲まれて暮らしているのか!と、食いしん坊にはたまらない感覚です。
地域実習で東京の大学生が来てくれた時も、移住者体験交流会をしたときも、こういう地元で育ったものを手作りでおもてなししてくれていて、とても喜ばれていました。確かに、地元のものを新鮮なうちに家庭料理でいただける機会は旅行では味わえないですもんね。
初めは、人のおうちにお邪魔するのって緊張していました。手ぶらで行くわけにいかないんじゃないかとか、あんまり遠慮なしに食べちゃったらいけないんじゃないとか・・・でも、参加したらわいわい楽しむのが1番です。持って行くものがなくても、また違う機会になにかできるかもしれないし(その時の旬のものがあったり)、たーーくさん食べ物が集まることも多いのでだんだん気にならなくなってくるくらいです。
もし田舎暮らしを体験することがあったら、きっとお呼ばれする機会もあると思うので、ぜひ参加しておもいっきり楽しんでください。