田舎のご当地飯を作ってみました
- 執筆者 上田知子
- 所 属ハンター民宿 BA-BAR
2020/06/08
こんにちは!鳥取のハンター民宿BA-BARの上田知子(旧姓:梅野)です!
私の現在の生活拠点は義実家がある村です。この村では、手軽に作れるとっても美味しいご当地飯があるんです!
その名も「まぜめし」。
何かの行事の際に、村の方々が作ってくださったまぜめしを食べることも多く、それがとっても美味しいんです!旦那のおばあちゃんも生前の元気な頃によく作ってくれていたようで、作り方をよく知っている旦那に作り方を聞いてみたら、そんなに難しくなさそう。ということで挑戦してみました!
まずはレシピを紹介します。
<材料(7人分くらい)>
〇具材
・鶏肉:お好み
・キノコ類:お好み(今回はしめじを半分ほど使いました♪)
・人参:小1本
・豆腐:1丁
・玉ねぎ:1個
・油揚げ:お好み(今回は小2枚ほど使いました♪)
・ごぼう:お好み
・ちくわ:お好み(今回は2本ほど使いました)
・天ぷら(さつま揚げ):お好み
・白菜orネギ:お好み
※ポイント具材は、鶏肉、キノコ類、人参だそうで、他はお好みということで、あってもなくてもよいようです。今回私が作る時はそのポイント具材と豆腐、玉ねぎ、油揚げ、ちくわを使いました。
〇調味料
・砂糖:大さじ山盛り2杯 あとは味見しながら調整
・料理酒:適量
・みりん:適量
・醤油:味見しながら調整
<手順>
①具材の下準備
・人参:ささがき
・鶏肉:サイコロ大に切る
・きのこ類:しめじならほぐす
・豆腐:水を切っておく(レンジでチンでもOK)
・玉ねぎ:いちょう切り
・油揚げ・天ぷら・ちくわ・白菜:細かく切る
②フライパンを熱し、油を多めにひく
③豆腐をまるごと煮っころがすようにほぐしながら炒める。目安としては、きつね色になり、水気がなくなるまで
④玉ねぎを炒め、次に鶏肉を投入してよく炒める
⑤肉の表面の色が変わったら、他の具材を全部入れて、よく混ぜて炒める
⑥砂糖、料理酒、みりん、醤油を入れて炒め煮
⑦ひと煮たちしたら味見して、お好みで砂糖や醤油を足して調整。最終的にご飯を混ぜるので、具材の味見の時点で少し濃いくらいがちょうどよいようです。
⑧ふたをして煮る(焦げないように時々混ぜる)。なお、⑦の時点の具材の煮え具合によっては、火をつけずともふたをして余熱で温めるだけでもOK
⑨煮えたら火を止め、熱いうちにご飯を入れて混ぜる
大体こんな感じです。ちなみにいっぺんにご飯を混ぜてしまわずとも、具材をいくらかお皿にとっておけば、後から温めてご飯を混ぜて食べることもできます。具材自体はこんな感じになりました。
そして、ご飯を混ぜるとこんな感じ!
具材の出汁がバッチリきいており、これがとってもとっても美味しいんです!!
また、この料理を自分が作る上でいいな!と思ったのが、私、一発勝負で決める料理が最も苦手なんです。。
例えば、炊き込みご飯!
あれ、具材や調味料を一発で判断してそのまま炊飯という、途中で調整なんでできやしない、まさに一発勝負じゃないですか。女将のくせに料理が苦手な私は、途中で味見をして調整しながらじゃないとよい味にできないのであんな一発勝負なんてできない・・・
しかし!このまぜめしなら途中段階で味を調整して、最後にご飯を投入!という流れなのでこれなら私でも作れる!
以上、とっても美味しいご当地飯を紹介させていただきました。また作ろー!