主人の実家で同居スタートして早5ヶ月。リアルな感想。

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執筆者山脇佳子
所 属OLDe

2020/09/16

 2020年4月、愛媛県今治市に引っ越してきて、早5ヶ月。
 私にとっては初めての土地で、主人のお父さんお母さんと4歳と1歳の子供の総勢6人家族での生活がスタートしました~。

 愛媛県今治市といえば、ゆるキャラ「バリィさん」で有名なところですが、私の住んでいるところは旧朝倉村という山間の地域で、周りには田畑も多くあり、近くには笠松山という山がドドーンとそびえ立つ自然豊かなとっても素敵なところです。

 初めて来た時は、義実家に向かう直線の山道の風景がとても印象的で、すごい田舎だなぁとワクワクしたことを覚えています。

 

旧朝倉村。シンボルである笠松山

 

義実家で同居&今治での子育てスタート!

 主人の実家で同居はじめました~なんて言うと「え?!同居?すごいね?!」「私には絶対無理~」なんて言われることもしばしば。

 ネットで「義実家」と検索すると「嫌い」「行きたくない」「絶縁」・・・とネガティブな言葉が検索にでてくるでてくる。SNSなどでも義実家の愚痴をよく見かけたりもしてて。義実家で同居を嫌がる人がほとんどなんだなぁと感じていました。

 

 

 で、私の場合、どうして同居しようと思ったか、という話は長くなるのでまた別の機会にして、同居スタートして5ヶ月間をざっと振り返ってみての感想を、子育てしている私の視点でお伝えしたいと思います!

 同居も含め、田舎にUターンしようかと思っている方へ参考にしていただければ幸いです。

 

いきなり同居!の前に「プチ同居」

 縁もゆかりもない土地ですが、県外に住んでいた頃に主人と何度も帰省もしたこともあり、静かな自然豊かでとても落ち着く田舎だなぁと思っていました。

 さらに子供1人目を出産する際約2カ月間義実家で過ごし、また2人目を出産直後にも1ヶ月ほど義実家で過ごし、「プチ同居」を経験しました。

 なので実際に同居したらどうなるかなぁという想像は容易にでき、いざ同居をしても想像とずれがほとんど無く、驚くほど普通に過ごしています。

 

出産直前の私。義実家で産前産後を過ごしました。

 

 「産後は自分の実家で気をつかわずゆっくりしたい~」と思う気持ちはよくわかります。自分の親の方が気をつかわず産後の回復期をのんびり過ごせること間違いなしです!

 私の場合、出産したい産院が近いという理由で義実家に身を寄せることにしたのでした。
 そして産後ギックリ腰になった私は、赤ちゃんのお世話もままならないほど体が動かず、ほんとうに何もできなかったので、結果お義母さんに甘えっぱなし。とほほ。

 それでも

「産後無理をすると後々良くないからね~」

という言葉をかけてもらい、精神的にも楽に過ごすことができました。

 出産の時ぐらいしか1ヶ月もプチ同居できる機会はそうありませんよね。この経験でシュミレーションできたことで、同居へのハードルがぐっと下がったように思います。

 

出産直後ぎっくり腰になり義実家で寝てばかりの私

 

田んぼと畑のある風景に救われる

 引っ越してきて5ヶ月間は、コロナ禍のため自粛ムードでほぼ外出は控えて家にいることが多かったんですが、そんな中でもストレスなく過ごせたのは畑と田んぼの存在が大きい気がします。

 いや、私はほとんど田んぼや畑も手伝えていないんですけどね(汗)。 ただぼーっと畑をながめながら洗濯物をたたんだり、田んぼが青くなっていくの見ながら散歩したりと、夏独特のにおいと、空、山、田畑が発する色彩が、コロナ禍で不安な気持ちを緩和してくれました。

 もう少し涼しくなったら畑の草引きからはじめようと思います。

 

稲がすこし色づいてきました。

 

初夏の麦畑と笠松山。

 

自分を律することができるありがたい環境

 同居中のお義父さんお義母さんとの関係は至って良好(すみません、嫁姑バトル的なネタは用意していません)なんですが、もちろん気はつかいます。

 それは「そういうもの」と思って、無理に動かないようにしてます。むしろ、その方が自分を律することができる環境だなぁと。

 本音を言うと「もっと眠たい~っ」とか、「洗い物や洗濯は後で~」なんて思うことはありますが、生活リズムを崩さずに過ごすことができるのは、一緒に生活しているお陰かなと思います。

 特に家で仕事をしている身としては、限られた時間の中で効率よく家事・育児・仕事をするためにどうしたらいいのかを、前より真剣に考えるようになりました。

子育てに関わる人は多い方がいい

 同居というのは、単純にいうと「大人」が増えるわけで、子供と関わってくれる人が増えるということ。子育てを一緒にしてくれる人が増えるというのは本当に心強く、助かります。

 これは同居する際に一番期待していたことではあるけど、自分の想像以上でした。義父母と子供の接し方をみて、はっとするところも多く、今までの自分の行動や言動に余裕がなかったなぁと反省しっぱなしです。

 子供も無条件に受け入れてくれる義父母の存在は、子供の自己肯定感を高めてくれるだろうと大いに期待しています。

 

 

 同居前、私は子育てに特に悩みがある訳でなかったけど、テレビやネットに流れてくる幼児虐待のニュース。あれは他人事ではなく、自分も「紙一重だな」と感じていました。いつこういう状態になってもおかしくないと危機感をもっていました。

 虐待をしないって言いきれる自信はないし、絶対はない。でも同居を始めてから、明らかに心の余裕度合が違うので、そういう心配事も極端にしなくなりました。

 私の心配をよそに、娘4歳は、引っ越してきてからというもの目覚ましい成長ぶりをみせています。

 あんなに嫌がってた虫も、今ではダンゴムシもつかめるように。畑のトマトやきゅうりも、トトロのワンシーンのようにかぶりつきます。

 

子供の成長ぶりを共有できるのも、楽しみの1つとなりました。

 

 と、同居後ざっと5ヶ月で思うところを書いてみましたが、同居というテーマではまだまだ書けそうなので、また半年後ぐらいに感じたこともまとめられたらなぁと思います。

 

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