その理論においては私も猫の可能性、ある(ない)
少々ご無沙汰しておりました。新潟上越からこんにちは、ソーシャルデザイナーの池田なつ記です!
上越にまたひとつ、素敵なサードプレイスが
サードプレイスとは? ・・・地域コミュニティやまちづくり等々に興味関心の高いであろう、パイプ読者の皆さんには不要の説明かもしれませんね。でも一応、ちょこっと!
サードプレイス【さーど・ぷれいす / third place】
コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所(以下略:詳細は↓の画像リンクからどうぞ!)
新潟上越にまたひとつ、これぞまさにサードプレイス! なNewスポットが誕生しました。所は上越市牧区高尾、緑豊かな里山に生まれたシェアスペース「山のホムサ」です!
▲画像クリックでGoogleマップが開きます
サイトにも素敵な写真がたくさん掲載されていますが、私もまた撮らずにはいられなかった写真たちをどうぞご覧ください。
古いスマホで全体的にピントが行方不明ですが、雰囲気を! 見て!笑
ぜひ驚いていただきたいんですが、廃墟化が進んで買い手のつかなかった元空き家のこの家を、ここまでリノベーションされたのは、こちらにお住まいの鈴木さんご一家。
誰も大工じゃないし建築士じゃない鈴木さん一家、だけど(ほぼ)セルフリノベ!! なのです!!
鈴木家の母・明美さん & 娘で「山のホムサ」の主・一恵(ひとえ)さんいわく
「それでも、プロでなければできないことはプロに頼んだ」
とのことですが(設計士さんによる間取りのアドバイスや、基礎補修・配管・配線などなど)、壁を壊したり、増やしたり、床を剥がしたり、貼ったり、塗ったり、内装を施したり・・・とにかく自分たちでできることは、全てご自分たちで!!!
「でもご近所の大工さんが『見てられない』という感じでそれはもうたくさんたくさん手伝ってくれて、それが無ければ床もこんなに綺麗には貼れなかったし、本当に助けてもらったんです」
「猫たちも、その大工さんがくれるおやつの虜になっちゃって(笑)。その後もその大工さん、『これ猫に』ってちょくちょく遊びに来てくれるようになったんですよ」
ウルトラナイスアシスト、大工さん・・・!
しかも、ウルトラナイス猫下僕、大工さん・・・!笑
『山のホムサ』の誕生ヒストリー
実は、鈴木さんご一家が元々お住まいだったお宅はこの家からほんの100mほどのすぐご近所。
鈴木さん一家は10人家族で、・・・えーと正確にいうと3人+1ワン+6ニャン家族です。犬が1匹と猫が6匹おいでです(猫の楽園・・・!)。
その6匹の猫たちなかの1匹である「ホムサ」がこの(元)空き家に出入りし遊び場にしていた(?)ところから、シェアスペースとしての事業計画爆誕〜購入〜セルフリノベーションというふうにコトが動き出しました。
と、私がつらつら説明するよりも、詳しい経緯はどうぞ次の画像リンク↓↓↓からお読みください!
ご一家のヒストリーから「山のホムサ」プロジェクト始動まで、一恵さん渾身の物語が全てまとめられています。
あ、読んだら戻ってきてくださいね。最後に大事なお願いがありますデス。
・・・おかえりなさい!
というわけで、『山のホムサ』の始まりは猫のホムサがきっかけである一方で、「高尾お茶のみ散歩」もとても大きなバックグラウンドとして存在していました。
しかしコロナ禍があり、集落内で協力関係にあったご家庭それぞれのご事情の変化などもあり、今年4月(クラファン終了から1年近く後)に「高尾お茶のみ散歩」は終了が発表されました。
県内県外各地から多数来訪される方のあった大人気イベントだったので、それはそれは惜しまれましたし、私自身も大ファンだったのでとても残念でしたが、事情が事情です。コロナ禍が無かったとしても、ライフステージの変化等々により、必ず物事は移りゆくもの。
実は私は「高尾お茶のみ散歩」に2度、演奏で呼んでいただいたことがあり(パイプ読者さんの99.9%がご存知ないと思いますのでペロッと補足:私は趣味のチェロ弾きで二胡の相方とデュオを組んでおり、あちこちで演奏させていただいています)、鈴木さんやもうひとりの発起人でいらした植木さん、それぞれから企画終了にあたり丁寧な挨拶のご連絡を頂きました。
「残念ですが、次への一歩ですね!」
私が贈る言葉はそれ以外にありませんでした(迷いなく!)。
そして今、この8月からスタートしたその「次なる一歩」のひとつが・・・山奥の、静かな、素敵な、このシェアスペース『山のホムサ』!!
先週(8/16)・今週(今日=8/22)と続けてお邪魔したのですが、たった二度の訪問で、私もう、 こ こ に 住 み 着 き た い 。住み着きたいくらい大好きになってしまったよ〜〜〜オロロンオロロン(;▽; 惚
ほら言うじゃないですか、
「犬は人につく、猫は家につく」って。
その理論でいくと、私も・・・たぶん・・・猫なんじゃない?(絶違)
でもここ、普通に鈴木さんちのご自宅なので(2Fがご家族のプライベート住居)、私が住み着いちゃうとおかしな事態になってしまうので、猫じゃないので・・・生憎と私そうだったヒトだった・・・ので、鈴木家の猫の皆さんの一員には、なれない、わけで・・・
はい。通います!(キリッ
お茶のみ散歩が開催されていた頃は以前のご自宅でしたが、とにかく一恵さん&ご両親のインテリアセンス、デコレーションセンスがべらぼうに素敵だったのは前のお宅の時からで、それはそれは楽しいおうちだったのです、元々。
今はその元のご自宅が空き家になっているわけですが、なんとこれからふたたび鈴木さんご一家でリノベーションを施され、民泊として開業予定とのこと・・・! 期待に胸が高鳴りますー!!!
次の写真は今日、一恵さんが撮ってくださった1枚なのですが、これ、写ってるの私なのでこういう言い方すると自己讃美めいちゃってアレなんですが、ものっっっそい素敵じゃありません!?? ((>艸<*))キャーステキー!!!
なんとこちらの窓、高田平野まで見渡せる眺望・・・!(恍惚)
こんッな素敵な空間と、最高の眺望を享受しながら、500円フリードリンク付き時間制限なしで(※営業時間は10:00〜15:00、土日月)、
仕事をするもよし
壁一面&あちこちの部屋に置かれている本たちをゆっくり読むもよし
お友達とお茶をいただきながらとりとめのないお喋りをするもよし
・・・ああ、ああ、私はまた来週も高尾へ向かいそうです。
山のホムサ、控えめに言って 最 and 高 。
最後に、個人的に大切なお願い
うう、山のホムサ、かなり本気で人気になりすぎないでほしくて、紹介するのが実は辛いのです。この記事はなるべく読み終わったら “そっ閉じ” して、くれぐれもシェア等はしないでおいてくださいね。なつ記さんからのお願いです!(知らんがな)←
山のホムサ
〜シェアする空間〜
OPEN 土・日・月(週3日)の 10時~15時
PRICE 1人 500円 小・中学生 200円(滞在時間問わず)
〒943-0621 新潟県上越市牧区高尾451
TEL 090-2982-4382(鈴木)
MAIL info@yamanohomusa.com
Webサイト https://yamanohomusa.com/
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Instagram @yamano_homusa_