四国お遍路の四方山ばなし ~身支度編~

 女性専用の民泊&へんろ宿 「シェアハウス土佐指南家」おかみのReiです。

 近くの第30番札所「善楽寺」から始めた四国お遍路は、今年の5月末で70か所となりました。残すところ18か所。コロナ感染予防のため休止が長引き、気がつけば3年目に突入です。

 車で移動し、最寄り駅などの駐車場から札所までの遍路道へと向かいます。てくてくと1日あたり7〜10時間、20〜25kmほど歩いています。

 夜明けから日没までを見ることが多く、筋肉痛もあるものの充実した1日となります。

 

 初心者のお遍路ですが、巡ってよかったと実感しています。気が早いかもしれませんが、ぜひまた巡りたいと思っています。

 何度、巡ってもいいと言われた先輩方の気持ちが少しずつわかってきました。

 

 第30番札所「善楽寺」でお遍路の支度やお寺での礼拝などを教えていただき、2週間ほどで用意完了、その2〜3日後からお遍路がスタートしました。

 

納経帳

歩きへんろの証 納経帳

 

 バスツアー、車、バイク、歩きなど交通手段に応じて、支度品も変わってきます。

 何日の予定で巡るのか、日帰りなのか宿泊するかどうかなど、事前の計画、下調べが大事になります。

 

 へんろみち保存協力会が発行している「四国遍路ひとり歩き同行二人」解説編と地図編という2冊のガイドブックがあり、事前調べにおすすめです。

 歩きへんろの場合、遍路道を記載した上記のガイドブックを見ながら歩くといいです。

 

歩き遍路ガイドブック

歩きへんろガイドブック

 

 それでは、お遍路の身支度についてお話していきます。

 

お遍路の支度品について

 服装や所持品の絶対の決まりはなく、自由です。

 最初から全て揃えてなくてもいいわけで、全国の仏具店、四国霊場や門前店などでも販売されています。ネット購入も可能です。

 お遍路を体験して、徐々に買い足していくこともできます。

 今回紹介する支度品は、個人的な支度品です。参考にするくらいで、ご自身で選んで楽しみながら揃えてみてください。

 徳島県の1番札所で揃えて、スタートしたというお遍路さんもいらっしゃいました。

 

お遍路支度品 Reiの場合

●ネット販売でのセット購入

 輪袈裟、山谷袋(さんやぶくろ)、納経帳、経本、数珠、納め札、ろうそく、線香など。

 

お遍路の身支度用品

お遍路の身支度品

 

山谷袋

山谷袋(さんやぶくろ)

 

●自分で別途に購入、自宅で工夫利用した品物

①白装束はハードルが高く、袖なしの白衣を第30番札所で購入。

②ライター、筆ペンなど小物を入れるファスナーポーチ、お賽銭の小銭入れ、筒状の線香入れ、納経帳入れのファスナーポーチ、アルコール消毒チューブ、マスク、ろうそくは綿棒の小容器を再利用。

→②の物品を山谷袋に入れリュックへ。礼拝時にすぐに取り出せてスムーズ。

③常備薬やカット絆もリュックのポケットに!事前に履きならした運動靴。

④2か所巡拝後に、登山用のスティック2本、膝用サポーターを追加購入。

⑤雨天時用のレインコートは学生用品店で、リュックをカバーできるタイプを購入。

⑥登山用のリュック、布製の折りたためる帽子、折りたたみ傘、買い物袋、ビニール袋などは自宅の購入品を利用。

⑦宿泊時には、着替え、洗面や歯磨き、携帯の充電器などが必要。

⑧冬期は上着や手袋、ネックウォーマー、カイロなど防寒対策が必要。

 

 これらの中で、強いて必要な支度品といわれたら、納経帳、経本、小銭でしょうか。納経帳は巡ってきたこれまでの証となります。

 金剛杖は、お遍路をお導きくださる「弘法大師」の化身ともいわれるほど、大切で役に立つ道具です。迷いましたが、持ち運びが便利な登山用ステッィク2本を使っています。

 坂道や山道などでの凹凸での膝や足への負担が少なくなりました。

 

登山用スティック

山道、坂道に便利なスティック

 

 同行二人と書かれた菅笠(すげがさ)は、かぶったままで礼拝できます。靴を脱いで入室するような時は笠をとりますが、お堂の中でも僧侶の前でも笠をとらなくてもよいです。

 購入を検討しましたが、お寺に入る時には忘れずに帽子を脱ぐようにして自前の帽子を利用しています。

 

 大事な靴は、履き慣れた運動靴で、2足を交替で履いています。

 山道や岩場などがあり、長距離では足底や指などが痛くなったりするので、履き慣れた靴が絶対です。階段などが多くなると、膝が痛くなることが判明したので、膝用のサポーターを愛用しています。

 

お遍路のときの服装とは?

 白装束のイメージが強いかもしれませんが、決まりはなく、動きやすい服装でOKです。お寺を礼拝して、ご本尊に敬意を払う心をもつことが大事です。

 個人的には、動きやすい服装に袖なし白衣と輪袈裟を着用しています。そうすることで、お遍路をしているという意識が強くなり、気持ちが引き締まります。

 

 初めは照れもありましたが、次第に白衣、輪袈裟を身につけないとお遍路に行くという気がしないようになりました。ご縁をいただいた「善楽寺」で購入した白衣は、背文字のピンク色がお気に入りです。

 

お遍路の白衣

気持ちが引き締まる白衣

 

お遍路の白衣(背面)

白衣のピンクの背文字がお気に入り

 

知っておきたいミニ情報

●お寺では本堂と太師堂の2か所を必ず礼拝します

●お寺1か所につき、お線香は3本ずつ×2か所、ろうそくは1本×2か所

 自分のライターで火をつけます お賽銭や納め札も本堂と太師堂の2か所に必要

●なぜ線香は3本なの?

 諸説ありますが、現在、過去、未来の三世の仏様にお供えする、仏・法・僧に帰依(弟子になる・従う)という意味から線香は3本立てるといわれています 

 

お遍路開始にあたって

 まずは、体調管理が第一で睡眠をしっかりとり、事前に歩く練習をしておきましょう。コツコツ歩き続けることが大事です。

 自分のペースで無理なく続け、目的地まで到着した時の達成感は計り知れません。

 88か所の結願を目指して、これからも頑張ります。四国遍路の文化、多くの方に知って頂きたいので自身が体験して伝授できるように努めていきます。

 

 次回は、お寺での参拝方法などについてお話します。

 

 GoとReiの四国お遍路の体験談など、詳しくはコチラをご覧ください。

 土佐指南家Hp https://10347n8.com

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    • 和田玲子