竹箸作りを楽しみました!
- 執筆者 小林恵子
- 所 属えん(縁)もたけ(竹)なわ
2022/10/26
広島県江田島からは小林です。私は夫の仕事の事情により、春に江田島に引っ越してきました。
住んで数か月ではありますすが、江田島のご紹介をさせていただけましたら幸いです。
江田島は、瀬戸内で4番目に大きい島になります。地続きの江田島、能美島などの大小9つの島々で構成されています。ザリガニの形をしています。
穏やかな瀬戸内の景色に日々癒されております。
マリンスポーツやサイクリング、登山などの自然を生かしたアクティビティが楽しめます。
海に山に、それぞれの楽しみを満喫できます。
美味しさに驚いたのが「大豆うどん」。
「ふれあいプラザさくら」のおうどん
お店でいただくことができます。
「大豆うどん」は、江田島で、法事の時に食べられていたそうです。
煮た大豆がおうどんの上にのっています。大豆をゆでた汁でうどんのつゆを作られているそうです。
お出汁もとても美味しいです!!!江田島にお越しの際には是非!!!
そんな江田島で、私は竹細工同好会「竹の会」を楽しんでおります。
竹の会では、竹ひごから籠作りをしたり、お箸やスプーン、バターナイフなどのカトラリー作りを楽しんでいます。
世界に一つの『マイ竹箸』作りも喜ばれています。
お箸についてご説明をさせていただけましたら幸いです。
お箸の歴史
お箸は、弥生時代に中国から持ちいられたと言われています。
江戸時代に竹の割りばしが使われるようになったそうです。そう思うと、日本とお箸は長い歴史を感じられます。
食事で使うお箸は、個人差もありますが、
●男性23.5センチ
●女性21.5センチ
くらいが使いやすいと言われています。
さあ、お箸を作ってみましょう!
~必要物品~
●竹(孟宗竹が強くて適しています)
●ノコギリ(竹用)
●小刀
●竹割ナタ
●やすり(荒いものと、細かいもの)
●サラダ油やオリーブオイルなどの食用油
~作り方~
①ノコギリで、竹を作りたいお箸の大きさに切ります。
竹の節をつけることで、おしゃれになりますよ。
②好みの太さにナタで割ります。
丸い竹を半分に割ります。その上で、好みの太さに割ります。
③30分ほど竹を水につけることで、削りやすくなります。
④鉛筆を削るような要領で、竹を削っていきます。
丸い竹、楕円、四角、六角形、いろいろな形が楽しめます。
⑤形が整ったら、やすりがけをしていきます。
荒いやすり(60番、80番くらいのもの)を使うことで、さらに形を整えていきます。
細かいやすり(100番、120番あたり)で、磨いていきます。磨くことで、表面がきれいになっていきます。
⑦サラダ油、オリーブオイルなどの食用油を薄く塗ることで、表面につやがでます。
※竹は水分が多く、カビやすいので、食洗器のご使用はお控えください。
※竹はカビが生えやすいです。干して乾燥させながら使うのことで、カビを防ぐことができます。
マイ箸で流しそうめんなども、夏の楽しみとなります。
竹を切りたてが、瑞々しい青色で、夏らしく綺麗なのですが、夏は、マムシやスズメバチなどの被害も多い時期です。やぶ蚊も多いです。特に水辺にはマムシが住みやすいと聞きます。
もし夏の竹藪に入られるときはお気をつけください。
そして、10月から3月くらいが、竹を伐るのに良い時期と言われています。
竹の養分が少なくなっており、乾燥もしているので、虫がつきにくいと言われています。
これから竹を伐るのに良いシーズン。しっかり楽しんでまいります。
長文お読みくださり、ありがとうございます。今後も、どうぞよろしくお願いいたします!!