いなかも意外と両立大変

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執筆者 佐々倉愛
所 属NPO法人Eyes

2014/04/28

 

4月!毎年わくわくするこの季節。

はじまりました保育所!はじまりました仕事再開!

 

 四万十も20度を超えるあったかい日が増えてきて、洗濯ものはよく乾くし、道端の花も咲きまくって娘の足を止めてくれるし、バタバタながらも楽しい春を迎えています。

 

たんぽぽ

たんぽぽの綿毛のおもしろさに気付き毎回散らかす娘。

 

 新年度になり娘を四万十の自宅から車で5分の保育所へ預けはじめました。慣らし保育なんて悠長な制度はなく、いきなり見ず知らずの場所・人に1日中預けられた娘は最初の1週間ほど私を完全に信用しなくなっておりましたが(笑) もともと人好きの性格(完全に親のDNA)が幸いし1週間くらいで泣かずにバイバイしてくれるようになりました。

 先日、はじめての遠足は雨で屋内だったけど、父母協働で(パジャマのまま)手作りしたお弁当はほぼ完食してくれてベタにうれしかったです!

 

 NPO法人Eyesも再始動とさせていただき、今年度は大学から依頼を頂き、大学が行っているインターンシップのプログラムのサポートを行う予定です。

  日常は自宅で資料を作成したり電話やメールでやりとりしたり、業務以外の事務処理を行いながら、2週に1度程度は松山に通うという形で動いています。自宅には夫・ササクラレオが1人暮らしの頃から来客もびっくりな事務所部屋が1つしっかり整っているのです。

 

そんな私の1日はこんな感じ!

<とある日のスケジュール>

 

 7:00 起床(娘が一番早起き)
 7:30 ごはん・身支度
      保育所準備(連絡帳記入、おしぼり、水筒)
 8:30 保育所送る
 9:00 家事ひと段落・コーヒー入れる

      仕事!

12:00 昼食・夕食準備

13:00 仕事!

16:00 買い物 
      保育所迎え
      こども&お母さんたちと川で遊ぶ
18:00 帰宅
      ごはん
      お風呂
21:00 就寝(こどもと一緒に…)

 

もうちょっと生活に余裕が出てくれば、7時の起床よりも早く起きて作業できるようになりたいなと!もともと朝型なので。

 

 今までより急に自分の時間がぐっと増えたのですが、不思議なことに、だからアレもコレもやろう!とも思うけど、ちょっと戸惑う自分もいたりするんですよね。自分から預けているのに、こどもの事を考えたり、お昼ご飯が1人で寂しかったり、写真見ていたり。私も慣れるのには少し時間が必要だったようです。

 

入園式

入園式での娘。1分もじっとしていませんでした。

 

 で、タイトルにもしていることですが、こうして始まった新生活ながら

【保育所に預ける=病気にかかりやすい】

というのはもはやキャリア教育の一環で教えておいてほしいくらいの公式。

 

 今は病気が少ない季節ですが、夏には雑菌も増えるし、冬には風邪やインフルエンザも…。その時に核家族で親戚も近くにおらず働きながら子育てする親たちはどうもこうも動きようがない。仕事だけであればスケジュールはほぼ思うように組めるし、余裕を持たせることもできるけど、子どもの病気は数時間数分で変化するので対応しかねます。

 

 そこで、まだ余裕を持って動けている4月は、できるだけ同じ保育所のお母さんたちとお会いして顔を覚えてもらったり情報交換をするようにしています。 何かあった時に、どこの病院がいい?誰に頼む?どう行けばいい?その後の申請手続きとかは?などなど、ネットよりも経験談の方が情報が濃いいなかはこういう時間が大切。

 すでに出張が入りつつあって、さっそく大事な保護者会を休んだりもしてしまいましたが、協力し合える関係作りを今からしていこうと思っています。

 

写真3

先日はかえとこメンバーと東かがわ市を知るツアーで企業さんや農園視察へ!

 

 また、お互い子どもや家族が多いと頼みにくいこともあるんですが、いなかパイプのインターンを通じて移住してきた方々で身動きの取りやすい方にもお願いをしていたりして、結局は祖父母がいるお家よりもリスクヘッジできてるんじゃ!?というくらい周りの方に支えてもらっています。

 

 そうそう、そんなつながりのお母さん仲間と話していたのですが、四万十でも意外とこどもを野放しで遊ばせられる場所って少ないんですよ。少ないというか、ない。 「自然がいっぱいで子育てにはいいね~!」ってよく言われますが、窓から見える景色はそうでも、実際は平地が少ないし川は近いし、実際は「そこはダメ!危ないよ!」ばっかり言ってしまっています。

 

四万十川

大人もこどもも快適と言い切れる場所は意外に田舎にもない。

 

 都会の「危険」とは種類がちょっと違うかもしれないけど、こどもの命に関わる危険という意味では同じですね。

 そこで、こどもに「ダメ!」を言わなくて良い場所をつくろう!と話し合っています。具体的に場所が決まっているわけではないんですが、ところどころにある公園や広い川辺を工夫(どんな規模か未定)してこどもも本当に自由に!親も「ダメ」と「すみません」を言わなくていい開放(解放)された空間をつくりたい。

 

 全国でこどもの遊び場づくりや親子サークルなど、様々な活動があると思いますが、ぜひ「ここのやり方おもしろいよ!」など情報があれば教えてください~♪

 

 この1年はこれまでに引き続き、ワークもライフもごちゃまぜの竹下愛のドタバタ劇場をお送りいたします!コーヒー片手にお付き合いよろしくお願いしまーす!

 

 

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