「田舎×夢=しあわせスイッチ」

2012/07/24

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執筆者 眞鍋大輔
所 属NPO法人GIFT

平成23年5月。

 

私は人生3度目の転機をむかえた。

 

 

高知県を流れる四万十川上流の山里、中土佐町大野見(旧大野見村)に移住したのだ。

 

 

目的は、ちびっ子龍馬を育てるため・・・

 

 

 

 

 

 

田舎!そんな言葉とまったく無縁だった私が、なんで田舎に住むようになったのだろう?

 

それはさらに溯ること平成22年12月、ある自主上映会へ行ったことに始る。

 

そこでは、「降りてゆく生き方」という映画が上映されていたのだが、
この映画の中に登場する人たちの生き方が、私の人生にパラダイムシフトをもたらした。
(内容を知りたい方はぜひ観てみて!)

 

 

「田舎に住みたい!!」

 

 

単純と思えるほどの単純なきっかけだが、自分の中では何かに火がついていたようで、

一ヵ月後の1月5日、私はその時していた仕事を辞め、リアカーを引いて四国を回ることにした!

 

理想の田舎を見つけるために(笑)

 

リアカー夕日

 

その旅で、日本の田舎の問題と未来、そして可能性が少しやけど見えた。

 

若者がいなくなることを嘆き、寂れ行く田舎の現実と、

そんな田舎をなんとかせないかん!と思いは持っちゅうがやけど、
どうすればいいかわからない多くの若者がいることも知った。

 

 

自分にできることは?

 

 

リアカーを引いている間、時間だけはありあまっていたので、いろいろと考えた。

 

その結果、帰ってきた頃には、

 

「このままでは日本はどうなるの?」「本当に未来は大丈夫なのかしら?」という、
日本中を包み込む閉塞感をとっぱらい、多くの人が明るく元気な生活を取り戻すのは、
田舎しか考えられん!!と思うようになっていた。

 

それだけでは足りず、日本の田舎を!
そしてこれから生きていくこどもたちの未来を守るのは自分たちしかいない!という
勘違いから生まれた熱い想いが、体中にみなぎっていたのだ!

 

 

 

こうなってはもうどうにも止められるわけもなく、

当時「夢は世界を笑顔に変える!」と、これも思い込みで活動していた団体を発展させ、

 

「田舎で、夢をかなえる力が身につく自然いっぱいの学び舎をつくろう!!」

 

と、昨年9月にNPO法人GIFTを中土佐町大野見に設立させた。

 

 

 

ほんま、緻密な調査や計画も無しに、想いだけで突っ走っているので、

一部の大人たちや専門家の人たちからすると常識知らずの馬鹿に見えると思う。

 

でもそんなことは気にしないし、大人たちに評価してもらうことが目的でやっているのではない。

 

 

私たちは、毎日田舎で汗を流し、喜び笑い、仲間と共に未来を語り、
世界中の子どもたちの明日のために、新しい時代を切り開いていくのだ。

 

それがおおいに、私の魂をわくわくさせてくれる!

 

 

 

 

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