私たちの仲間を探しています[福島県西会津町地域おこし協力隊] 募集終了
2016/01/28
西会津町地域おこし協力隊・横山萌美さんからの求人情報です!
福島県西会津町の地域おこし協力隊の横山です。各自治体で募集が始まって、隊員獲得のため様々なアプローチをしているのを目にします。先日、東京ビッグサイトで開催された「移住定住・地域おこしフェア」に参加された関係者の方も多いのではないでしょうか。
西会津町も参加してきたのですが、私は久しぶりの東京。人・人・人の多さにものすごく疲れました~!すっかり地方での暮らしに染まってきたんだなって実感します。
西会津町では4月以降、私たちと一緒に町で活動していく新たな仲間を2名探しています。
現在は4人の協力隊が活動中!!!
西会津町では3年前より協力隊制度を導入し、初代の小堀隊員が今年の3月で任期を終える形になります。私(横山)と仲川隊員は、3年目。荒海隊員は2年目をそれぞれ迎えることになります。仲間が協力隊を卒業して次のステップへ進むことは、もちろん応援していきたいのですが。正直、淋しさも大きいわけです。。
2014年に縁もゆかりもない町でスタートした私の協力隊(移住)生活を支えてくれていたのは、間違いなく先輩隊員であるコボちゃんの存在が大きくて。
今、この記事を書きながら涙もろい私は、あれこれ思い出して泣きそうになっていますが。。今回は、コボちゃんとの想い出の振り返りではなく(笑)コボちゃんの後任となる隊員の募集についてみなさんにお伝えしたいと思います!
勤務先は「西会津国際芸術村」です。
今回募集するのは2名の隊員!!
①デザイン・アート担当
[主な業務]
*アートイベントの企画・運営
*アーティストや町民との交流
*チラシやポスター他、多種多様なデザイン
*協力隊任期終了後の計画づくり
*行政との共同イベントの企画・運営
*地域資源の発掘・磨き上げ・コーディネート
*その他、地域振興に関わる事
[求められる人材]
*何事にも情熱を持って取り組める方
*コミュニケーションを円滑にこなせる方
*素直で協調性のある方
*アートに親しみ・興味のある方
*デザイン経験がある方(ない場合は応相談)
[業務等に関する問合せ先]
西会津国際芸術村 TEL&FAX/0241-47-3200
Email/niav.public@gmail.com
担当:小堀、矢部
石川公民館長
②歴史・文化振興担当
[主な業務]
*歴史文化基本構想策定プロジェクトの運営
*文化財及び民俗芸能の保存、伝承、活用
*観光セクションとの連携及び関連事業の推進
*文化財保護審議会の運営
*歴史文化等に対する講演会やシンポジウム等の開催による啓発
*その他、歴史文化等関連事業のディレクション業務
[求められる人材]
*歴史文化に興味のある方
*自身の知識やスキルを生かしたい仕事がしたい方
*歴史を通したまちづくりがしたい方
石川公民館長は、とても熱い情熱の持ち主!!!
孫子の言葉「巧遅は拙速に如かず」というフレーズを飲み会の席でお話しされていたのが印象的な石川館長。「失敗してもいいからとりあえずやってみた方がいいよ!」とすごく前向きな考えをもって受け入れてくれる館長です!西会津町地域おこし協力隊を近くで見守ってきてくれていますので、きっと協力隊という制度や個性的な隊員との関わりに対しても心構えをしてくれているんだと思います(笑)協力隊になって、困ったことがあったらなんでも相談できる存在になること間違いなし!
【業務等に関する問合せ先】
西会津町公民館 TEL/0241-45-3244 FAX/0241-45-3470
Email/komin-m@town.nishiaizu.fukushima.jp
担当:石川
【待遇】
1.基本給:月額200,000円。(ここから社保等は差し引かれます)
2.引っ越し費用を町が負担!(町規定により支給)
4.あらかじめ町に申請すれば副業もOK!
5.住居は町営住宅(2K~3K)を町負担で用意。※光熱費などは本人負担。
6.暮らしに関わる不安要素は、現役協力隊員や町職員をはじめ周りの人が優しくサポート!
※協力隊に関する詳しい募集要項・応募・選考方法などは、町HPをご覧ください。
http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2010/09/post-188.html
【採用全般・待遇等に関するお問合せ先】
西会津町 商工観光課 TEL/0241-45-2213 FAX/0241-45-3974
Email/tiiki@town.nishiaizu.fukushima.jp
担当:小澤
素敵な笑顔が印象的なこちらの方は、協力隊担当である商工観光課 伊藤課長。課長の趣味は山林管理(山歩き)!山のあれこれをレクチャーしてくれます!山歩きの達人。山菜の王様「コシアブラ」採りは朝飯前の課長です!
まずは協力隊の話にも耳を傾けてくれて、「いいんじゃない」って言いながら、なるべく自由に動けるようにといつも気遣ってくれるし、ものすごく頼りがいのある人望厚い課長です。
他の地域のことは分かりませんが、西会津町は比較的、協力隊だけではなく「ヨソモノへの理解がある地域なのかもしれない」と感じています。それは、ここ数年で多様な人が西会津町へ移り住んできて、日々、起こる変化に町民がだんだんと馴れてきたということなのかもしれません。
先週、東京で協力隊募集を行っている全国の自治体と会場で出会いましたが、西会津町も含め福島県と他県(他地域)の取組みや雰囲気を目の当たりにしたことで、自分たちの地域に足りていないこと、遅れていることに気がつくことができました。「地域へ移住したからこそ、地域間の違いに気づくことができるようになった」のだとも思う。新しい感覚は都会にいるだけでは生まれないし、田舎にいるだけでも生まれないのかもしれません。
地元に帰ると、会津の人たちの顔が思い浮かぶし、「雪はどのくらい積もったんだろう」「じいちゃん大雪で困っていないかな」とか考えてしまうし。西会津でもたまに、地元の親しい友人や家族の顔が思い浮かぶし、会いたくもなる。どっちの生活も良くて、好きで、でもどっちも辛い事や困る事やしんどいこともある。
簡単には移住や地域おこし協力隊になるという決意はできないと思うけど、どっちの暮らしも自分なりに経験してみないと、わからないこともたくさんあります。都会と田舎、両方の暮らし・仕事を経験することで新しい生き方だったり、仲間だったり、暮らしをつくることがはじめてできると私は感じています。
今は、全国各地でおもしろい人たちが集まる地域がでてきていて「田舎」「地方」と呼ばれる場所にはこれからも都会とか田舎とか場所に関係なく、「面白い」と感じることができる人が集まってくるのだと。そういう地域と地域がつながることが私が「面白い」と感じていることのひとつです。
今回は、私の暮らす町で一緒に暮らしていく・働いていく仲間を探している記事を書いていましたが、文章だけで地方での求人を出すというのはなかなかハードルが高いなって実感。もしも西会津町での求人に興味がある人は、「遠いな」と思っても一度、西会津町に来て町で暮らす・働く人と話してみてほしいなと思います。連絡もらえたら私、全力でいろいろな人とのつなぎ役をお手伝いさせてもらいます!