パイプウェブ編集部が2年目を迎えました。編集部に関わりながら思うこと。
- 執筆者 小川知香
- 所 属一般社団法人いなかパイプ
2021/08/25
8月でパイプウェブ編集部も2年目になりました。
昨年から新たな試みとして始まったパイプウェブ編集部。
2年目に突入し、引き続き継続していなかマガジンを書いてくれる人、次の道に進むべく卒業される方、新しく加わってくれる方、などなど、メンバーの入れ替わりなどはありますが、第2期、ということで、また今期も色々と発信していけたらと思っています。
私は編集部の業務では主に、編集部に所属してくださったライターさんが提出してくれた記事を、いなかパイプのウェブサイトにアップする作業をしています。
あとは、月に1回のオンライン会議に出たり、パイプラジオをやろう!となったらスケジュールを組んだり、一緒におしゃべりしたり。記事がなかなか集まらない時には「記事ください〜!」と催促したりもします。
オンライン会議は、その時によって参加できる人数もメンバーも違うため、その回ごとに雰囲気も、話すことも全然違ったりします。それも楽しかったり。忙しい人は、オンラインに繋ぎながら自分の作業をされていたりもして、「耳だけ参加しま〜す!」という方もいます。
2021年8月の編集部会議のようす(たまたまですが、全員女子!)
そんな私、もう遠い過去のお話になりますが、新卒の就職活動で出版社も何社か受けたこともあり(就職には至らずでしたが)、編集という仕事というか、文章に関わるお仕事に漠然と憧れていたことがありました。
月日が経つうちに、いつの間にかそんなことは忘れ、好き勝手やりたいことをやって生きていたら今に流れ着いたのですが、ふと振り返ってみると、そういえば編集とか出版とかに興味あったなあ、自分。となり、なんだか巡り巡って色々と自分のやりたいことがやれていて、何ともラッキーな人生だなと感じたりします。
色んな「書く人」がいるパイプウェブ
記事をアップする作業をしている、ということで、私はいなかマガジンをいつも1番に読む読者でもあったりします。そんな中で心がけているのは、届ける気持ちで編集すること。
編集、といっても、基本的に文章はいじりません。いなかマガジンルールの中での改行とかを行うことはありますが、できるだけ、いただいた記事をそのまま使います。
作業しながら、そのライターさんを思い浮かべ、この人は意図を持ってこうしていそうだな。。とか、これは単純に間違えていそうだな。とか思いながら。
私のいなかパイプ仕事はいつもここで(自宅)
単なる作業のようだけれども、でも、私は一番に読み、それをちゃんと届ける。こういう人に届いたらよさそうだなあ、とかを想像しながら、記事の宣伝を考えてSNSで発信したりします。
こういう記事を書いてください!と指定しているわけではないので、毎回お楽しみ箱を空けるような気持ちです。そして、それが楽しかったりもします。
編集部での自分なりの課題
そんなパイプウェブ編集部も2年目に突入。
実は、私なりに悩むというか、どうやったらいいのだろう〜と模索しているのが、月に1回のオンラインでの編集部会議の活用だったり、編集部というコミュニティの活用について。
うまく説明するのが難しいのですが、コンスタントに記事は欲しいし、パイプウェブへのアクセスも増やしたいので、「読んでもらえる」記事をたくさんあげていきたい。という思いがあります。でも、だからといって、編集部のライターさんには読まれる記事を求めているかというとそうでもない。
パイプウェブは、色んないなかで暮らす人たちが、発信したいことを発信できる場を提供している。という、ある意味「書く人にとってのもの」でもあったりします。もちろん、書く人は「読んでもらうために書いている」という人がほとんどかも知れませんが。
どんな記事が来るのかわからない。ジャンルも色々あるのが面白さでもあるし、書きたいこと、発信したいことがあって、それを一緒にやりたい人はやりましょう!と言えるのがパイプウェブの良さでもあるとも感じています。
そんなことを考え、いつもの窓際でこの文章を書きながらふと、私は、編集部のライターさんに、「パイプウェブ編集部に入ってよかったと思ってもらいたい」と思っているのだなと感じました。
どうしたらそう思ってもらえるかは人によって違うと思います。でも、一つ言えることは、
『「パイプウェブ」は一人で発信しても届かなかったり続かなかったりするけれど、みんなで力を合わせて「いなか」のことを発信していこう!というウェブサイトです。』
と言っていること。
これは、私の意思に関わらずとしての方向性なので、ここは私も心に留ておかなければなりません。
なので、いずれにしても、記事を書くところまでに繋げて、その上でよかった。と思ってもらうことが大切です。そのための編集部。
そういう状況の中で、編集部会議をどう活用するか、が難しい。。単なる催促をするでもなく、強制するでもなく、でもここに関わっているからこそ発信している。というところに繋げ、そしてそれができてよかったと思ってもらえるようにするには・・・と書いていてさらに訳がわからなくなってきました。
ただ、一つ言えることは、毎月の編集部会議の内容だったり進め方だったりが未だいなかパイプとして模索中だということです。笑
シャベリカ。この日の質問は「宇宙人に遭遇したらどうする?」。
模索の中の試みとして、オンライン会議の始めには、とりあえず参加してくれた皆さんに近況だったりを軽く話してもらっています。
特に話すことがない人もいるかも知れないな、とも思ったので、この「シャベリカ」というカードで毎回1つテーマを出して、そのカードの質問に答えてもらったりもしています。
編集部会議では、みんなの話を聞くのが楽しい。という意見をくれた人もいたりで、色んな活用があるんだろうなと感じているので、無理に何か話して!とは全く思っていません。
ただ、せっかくオンラインでも、平日の昼間に時間を割いて参加してくれているので、少しでも互いに親近感を感じられたり、同じパイプウェブで記事を書いている繋がりを感じて、いなかマガジンを書くことを楽しんでもらえたらなあ。なんて思いながら。
ちなみに、この「シャベリカ」は、私が競技のラフティングをやっていたときにチームに関わってくれていたファシリテーターの方が作られ、販売している商品。繋がりがあって購入してみたわけですが、
「こんなこと話しして何になるんだ?」
と思うようなテーマでも、意外と回答に個性が出たりもして、やってみると面白いです。何話したらいいんだろう。。と考えすぎて話を切り出すのに勇気のいる私のような人間にとっては、一つあると便利です。
シャベリカが気になる方はこちら→https://teamgame.stores.jp/
まあ、難しいことはさておき、2年目もこうやって悩みながらも、色んな人たちと関わり、色んな人が綴る言葉に触れ、楽しみながら、一緒に発信をがんばっていきたいと思います。
一緒に発信してくれる人、募集中。
改めてパイプウェブ、色んな人がいて面白いです。色んな地域と繋がりも持てて面白いです。今がコロナ禍で難しいですが、いずれはリアルで編集部の皆さんにお会いして、そのレポートをお届けしたいと思っています。
なかなか記事を書けない、という人もいるけど、面白いことたくさんやっているのに〜と思う人ばかり。この人のお話、楽しいのでぜひ読んでみてほしい!という気持ちで、2年目も引き続き、たくさんいなかマガジンをお届けしていけたらと思っています。
ぜひ、パイプウェブに用がある方もそうでない方も、ふらっと訪れてみてください。
そしてそして。そんないなかマガジンを書いてくれる方も常時絶賛募集中です。
更新の時期には募集を呼びかけていますが、時期に関わらず、興味がある人はぜひぜひいなかパイプまでお問い合わせください。
詳細は編集部の募集記事にて→https://inaka-pipe.net/info20210625/
ということで、新しいメンバー募集中!すでにメンバーの方の記事も募集中!