7/6(土)【高知・四万十】かそべんフェス 〜小規模多機能 食の居場所 大交流会〜
2024/06/13
- 執筆者 佐々倉玲於
- 所 属一般社団法人いなかパイプ
「いなか」の食と産業と福祉をつなぎたい!
多世代・他地域と「食」でつながる“つなぎ隊”コミュニティづくりプロジェクト
かそべんフェス
〜小規模多機能 食の居場所 大交流会〜
私たちが暮らすこの「いなか」・過疎地域で、郷土料理をはじめとする食べ物をお弁当に詰め、販売している元気な方々がいます。
このお弁当を総称して「かそべん」と呼びたい。
「かそべん」は、弁当が美味しいだけではなく、弁当を作る人・食べる人の活力の場(居場所)となっています。
ここには、地域産業・文化の継承や、地域福祉・医療費用の削減、地域経済活性化への貢献など、たくさんの機能があり、地域全体にとって無くすべきではない、社会的価値がある場所になっています。
本イベントは、「かそべん」を通じて、地域の食・食文化の存在を地域内外へPRしつつ、新しく「かそべん」をつくる人や食べる人など、支える人を増やし、地域の食・食文化を受け継いでいく取り組みの1つとして始めます!
そして、社会的価値があるこの場所(小規模多機能 食の居場所)を再認識し、地域みんなで広域連携しながら、後世につないでいくことを目指します。
【日時】
2024年7月6日(土) 12:00〜15:00 (受付開始 11:30〜)
【場所】
十和体育館(高知県高岡郡四万十町久保川41−1)
【参加対象】
●「かそべん」をつくっている方
●「かそべん」の運営を応援したい方
●「かそべん」を食べたい方
●「かそべん」づくりに参加してみたい方
【参加費】
500円(お弁当代)
【スケジュール予定】
11:30 受付開始
12:00 あいさつ・活動紹介・ゲスト紹介
-料理芸人・クック井上さんによる地元の食材を使った簡単料理を披露!
12:30 かそべん紹介&昼食&お昼休憩
-参加6団体によるかそべん紹介
-お弁当をみんなで食べます
-みんなで食後の体操!
13:45 パネルディスカッション「かそべんをつくる団体の多機能性と社会的価値とは」
-参加団体代表者とゲストによるパネルディスカッション
15:00 終了
【参加団体】
●株式会社十和おかみさん市(四万十町・十和)
●NPO法人地域支援の会さわやか四万十(四万十町・十和)
●いごはち(四万十町・大正)
●であいの里(四万十町・大正)
●山間屋(四万十市・西土佐)
●企業組合遊子川ザ・リコピンズ(愛媛・西予)
【主催・申込・問い合わせ】
参加申込は、LINE・電話・メールのいずれかにて、参加者氏名・電話番号・e-mailアドレスをお知らせください。
申込がない場合は、お弁当をご用意できませんので、ご注意ください。
かそ地域サポートセンター いなかパイプ
高知県高岡郡四万十町広瀬583-13
Tel:070-8926-7029(担当:山脇・酒井)
e-mail:pipe★naka-pipe.net (★を@マークに変えてメールください)
【後援】
高知県・四万十市・四万十町
【助成】
休眠預金活用事業
【ゲスト】
●クック井上さん(料理芸人)
SMAソニー・ミュージックアーティスツ所属、食の資格を8つ所有する料理芸人。
幅広い食の知識・見識・技術があり、TV・ラジオ出演の他、料理講師/料理イベントMC/レシピ開発/商品プロデュース/グルメコラム連載を担当するなど“喋れて・作れて・楽しく教えられる料理芸人”として幅広く活動中。(尋常ではない餃子愛に溢れ“餃子芸人”の異名もとる。)
得意料理は、おうちごはんが簡単にお店の味になる“ちょいコツ料理”で、NHK『あさイチ』やフジテレビ『ノンストップ!』の料理コーナーでは不定期で料理講師を務め、子ども番組のEテレ『みいつけた』やテレビ東京『しまじろうのわお!』では食育先生として出演する。
郷土食やお取り寄せグルメへの造詣も深く、近年は地方創生・SDGs(フードロス解消)・食育関連の活動にも力を入れており、農林水産省からは『国産食材応援アンバサダー(FANバサダー)芸人』に任命されている。林野庁からは『フォレスト・サポーターズ』に任命されている。
【書籍】魔法の万能調味料 料理酒オイル いつもの料理が突然プロの味!感涙レシピ100(ダイヤモンド社)
【YouTubeチャンネル】クック井上のちょいコツクック(毎週月曜日・水曜日更新)
●西山未真さん(宇都宮大学 教授)
宇都宮大学 農学部 農業経済学科 教授。滋賀県生まれ。専門は、農業経済学、地域資源管理論。東京農工大学大学院連合農学研究科修了。博士(農学)。大学で教育・研究をやりながら、農村部に移住し、半農半研究者生活を始めている。空き家をリノベートし里山ラボとして開設。学生たちと地域の人たちとのアクションリサーチの現場としている。棚田再生や山林の活用など、学生たちのやりたいと地域課題の解決をむすぶ取り組みを実践している。四万十町十和地域における調査研究を、著書『農村と都市を結ぶソーシャルビジネスによる農山村再生』筑波書房(2015年)においてまとめている。
●迫田司さん(サコダデザイン株式会社)
高知県四万十市に移住後「サコダデザイン」を設立。四万十川支流の支流、小さな谷「一チヌ(イチノマタ)」に住み始めて20年。休耕田だった棚田で米をつくりながらデザインに取り組む、自称「百姓デザイナー」。全国の道の駅のトータルデザインのプロデュースや地域ブランディングを専門分野とし、地元で活動する各地のデザイナーたちを結ぶネットワーク「地(ジ)デジ」(地・デザイン・ジャパン)の立ち上げを標榜。