5/25(日)【愛媛・宇和島】かそべんイベント開催
2025/05/15
- 執筆者 佐々倉玲於
- 所 属一般社団法人いなかパイプ
宇和島で、防災の活動や子ども食堂など居場所をつくって食支援活動を行う「NPO法人U.grandma Japan」と、高知・四万十を拠点に過疎地域で食・食文化を受け継いでいる居場所を支援している「いなかパイプ」がつながって、私たちのまちの中にある、多様な食を通じた居場所の存在を知ってほしい!と思って本イベントを開催します。
食を通じた居場所は、「つくる人」と「たべる人」が居続けることによって受け継がれていきます。人口減少・高齢化によって、つくる人もたべる人も減って、食や食文化がなくなり、居場所もなくなってしまう可能性があります。
「食を通じた居場所」には、食を提供するだけに留まらない社会的価値(介護予防・生きがいづくり・産業活性化・観光振興など)があり、居場所がなくなることは、地域にとって目に見えにくいですが、大きな損失になります。 そんな社会にとって価値のある「食を通じた居場所」を私達はつないでいきたいと思って活動しています。
イベント概要
日時
2025年5月25日(日) 11:00〜13:00
会場・お弁当受け渡し場所
NPO法人U.grandma Japan主催 リサイクルマルシェ&こども食堂会場
(宇和島市桝形町2丁目1番8号)
参加費(お弁当代)
1,000円(税込)/当日支払い
(内訳:お弁当代600円 + 活動応援代400円)
予約方法
下記URL /または問い合わせ先へ
※受付締切:2025年5月23日まで
https://forms.gle/GiRDex4aafzC97pZ8
チラシ・PDFはこちら
▼クリックするとダウンロードできます
当日の催し
- ・「かそべん」販売
- ・フリーマーケット
- ・こども食堂
- ・ワークショップ
- ・地産野菜の販売
かそべんとは?
「かそべん」は、「過疎の弁当」を略した言葉です。人口減少や高齢化などで“つくる人”も“食べる人”も減り、伝統的な食文化が失われつつある地域の食を守り、届けるために生まれました。地元で受け継がれてきた郷土料理や食材をお弁当という形に詰め込み、地域外でも味わえるようにすることで、過疎地域に残る貴重な食文化を絶やさずに継承していきます。
「かそべん」の取り組みでは、料理をつくり続けられる“より所”を維持し、次の世代の“つくる人”を育てることを大切にしています。また、現地に行かなければ食べられなかった料理を、遠方の人も楽しめるようになるため、地域の魅力を知ってもらうきっかけづくりにもつながります。さらに、弁当の代金には「活動応援費」も含まれており、地域の食文化やコミュニティを支える仕組みを生み出しています。
「かそべん」を通じて“つくる人”と“食べる人”を増やし、地域伝統料理と食文化を未来へつなぐ。それが私たちの目指す「かそべん」の役割です。
こんな方におすすめ!
- ・地域や世代を越えて交流したい
- ・地元や他地域の伝統料理に興味がある
- ・子どもや高齢者、生活者の居場所づくりに関心がある
- ・「食」を通じて何か新しい活動を始めたい
食でつながる「かそべん」を通して、地域の魅力や人との出会いを楽しみませんか?
ぜひお誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください!
お問い合わせ
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NPO法人U.grandma Japan
- 住所:愛媛県宇和島市桝形町2丁目1番8号
- info[at]u-grandma.jp←[at]を@に変換してください
- TEL:0895-22-0326
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かそ地域サポートセンター いなかパイプ
- 住所:高知県四万十市西土佐橘280
- pipe[at]inaka-pipe.net ←[at]を@に変換してください
- TEL:070-8926-7029