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儲からないで儲けなくちゃ!
6月号 メールマガジン vol.102
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もくじ
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[1] いなかマガジン執筆メンバーから「6月何しよる?」
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[4] 6月のいなかパイプ:儲からないで儲けなくちゃ!
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[6] ちかママ's 川とともに生きていく暮らし手帖
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[7] ヨシオのいなか体験記 [8] いなかで働きたい!体験したい!リンク集
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6月は毎週末、宿泊が埋まりました!初!私が子どもの習い事や自分の用事でチェックインの時間にいられないこともよくあるので、より自由に自分の家に帰宅したように使ってもらうために、チェックイン動画も作りました。私と息子でHOUSEの利用方法を解説しています。宿泊の方にお送りしていますので、ぜひご予約の際は見てみてくださいね〜!
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かっぱっぱ〜☆ 来月7月4日(日)から全国の地方公共団体で唯一「鬼」の文字が入る鬼北町が「鬼列車」を、 また7月22日(木)から海洋堂ホビー館四万十で開催される「海洋堂ウルトラマンフィギュア展」に合わせ、海洋堂が「ウルトラトレイン号」を走らせます。 この夏はぜひトレインビューのお宿にお越し下さいっぱ!
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何もかもがフリーズ状態だった去年と違い、今年は色々な企画が探り探り動いています。探る時間も必要というのと、昨年の“休止”で鈍ってしまったのか(笑)、超イソガシー!と感じる今日この頃。目前に迫っているのは7月初めの企画展「あそびば上越」です。パイプwebに紹介記事がありますので、良かったらご覧くださいね!
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田植えが無事おわってほっとするのもつかの間、梅雨の間に障子の張替えをしてしまわねば、エアコン掃除もやってしまいたい、冬のこたつ布団まだ洗ってなかったっけ、観葉植物の植え替えもしたい、、、やりたいことがてんこ盛り。天気に左右される季節なので自分の思うように事が運ばないこともしばしば。イライラしたら梅ジュース飲んで乗り切ってこー!
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高知県民に向けて「高知観光トク割キャンペーン」を開催している高知県。宿泊費が半額(最大5000円)になるうえ、2000円のクーポンがもらえちゃいます。というわけで、個室1名3800円で販売中の「かつおゲストハウス」なら、実質無料宿泊が可能!! ※現在このキャンペーンは、高知県は新型コロナウィルスの感染状況がステージⅢに引き上げられたため、一時休止中です。しかし、ステージが下がれば再開されるので要チェック。リカバリーキャンペーンや、四万十市観光協会クーポン、ジョン万トラベルキャンペーンも併用可能でーす♪
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ニュージーランドは6月下旬に冬至を迎え、これからが1番寒い季節。我が家から見える山々にも雪が積もり、スキー旅行に出かける計画を立て始めている人達も多くいます。一方で、この季節に北半球や赤道付近の国々で温かく休暇を過ごしたい人達は、また今年も寒い国内に留まらねばならず、冬の楽しみ方を模索している様子です。私もそろそろ南国(ニュージーランドから見たら北なのですが)に遊びに行きたい!
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パイプウェブ編集部に聞いてみた!vol.3〜 いなかに住んだことでできるようになったこと。
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フィジョアの季節がやってきた!おすすめの食べ方とレシピ
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佐賀からYouTubeとラジオで発信中!〜移住や地域活性について
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移住先での子どもの教育。田舎と都会で進路実現の可能性は変わるのか?
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7/8・18・28【オンライン】いなかパイプスタッフ&インターン募集オンライン説明会
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7/14(水)【オンライン】パイプウェブ編集部・部員募集説明会〜「いなか」からの情報発信を一緒にしませんか?〜
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7/18(日)【オンライン】「いなかをつなぐ仕事」募集中!人手不足に悩む事業者向けオンライン個別相談会
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8/16締切【高知・四万十】いなかインターンシップ
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【パイプカフェ】やってます通信vol.2 今月も発行
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こんにちは!いなかパイプ事務局のササクラレオです。
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2年目となる今年も無事田植えを終えられました。去年はバタバタと米づくりが始まりましたが、今年は事前に準備し、代掻きもでき、真っ当な米作りに近づいてきています。
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みなさんのところの田植えは終わりましたか? なんて、季節の挨拶的に当たり前のように書きましたが、このメルマガを読んでくださっている方で米作りをやっている方がどれだけいるのだろう?そんな当たり前のことではないかもー と思ったり。
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「いなか」で暮らしていると、ほとんどの人が自分の家で食べる米は当たり前に自分でつくっています。で、6月にはおおよそ田植えは終えられていて、いなかパイプの田植えは遅いので「まだ終わってないがか?!」と言われたりする、そんな時期ですね。
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梅雨真っ只中で、雑草もはえ放題で、草刈りもしないといけない時期になってきていますが、みなさんはいかがお過ごしですか?
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さて、今月は、田植えにちなんで、考えたことを長々と書いてみたいと思います。
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僕は、四万十に来てから毎年のように、地元のデザイナーさんがやってる田んぼをボランティアで手伝いにいっています。その田んぼは、無農薬・無化学肥料で栽培されていて、田植えはもちろん手作業中心で、イベント的にみんなで田んぼ作業が行われています。
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そんなところに参加しているものだから、いなかパイプでやるにあたっても、「無農薬・無化学肥料でしょ!」「手植えでしょ!」という考えに至るわけです。
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しかし、これを仕事としていなかパイプスタッフ総出でやるとするとその人件費は、1日1万円/人として7人でやったから7万円となります。田植えだけでこの人件費なわけで、田植え前の準備作業、田植えしてから稲刈りまで~と考えると、どんだけ経費をかけた高い米になるのか計算するのが怖いです。
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米を食べたいためならば、つくるより買った方が安く、この田んぼでとれる米よりもたくさん購入することができます。
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こんなことを考えると、いなかパイプが会社として、仕事として、手作業で米づくりすることは非効率であり、ムダだ!と言って不採算事業としてやめるべきことなのかもしれません。
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実際、「いなか」の農業をはじめ、一次産業はこのような理由で生産者さんたちがやめていったり、機械や農薬を導入し、少ない労力で効率的に作り、採算とれるように変化していっています。
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ここ高知・四万十でも、お茶・栗・米などの農地の耕作を放棄する人がいたり、それらの作物をつくるのをやめ、労力が減って高収入を得られる薬草づくりをする人が増えています。薬草といえば聞こえはいいですが、農薬をぶっかけないときれいな薬草はできないので、ガンガン農薬かけて環境負荷をかけています。清流四万十川が清流じゃなくなっちゃうぜ!
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とはいえ、生産者の立場になると、こんだけ労力かけて、大変な思いをしているのに、1日の日当分にもならない農作物しかできない(その価格でしか売れない)ならば、つくればつくるほど赤字になるわけで、お金を捨てるという行為を毎日やり続けられる人はいないと思います。
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なので、一次産業をやめる人、経済効率がよい生産物をつくるように変える人が現れることになります。
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このことは「いなか」の中では「当たり前のこと」で、「しかたがないこと」という認識が多いのではないでしょうか。
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そうやって諦めていった結果、農地は荒れ地になって、人が住みたくなくなって、集落がなくなっていく。自分が生まれ育ったところもなくなっていく。。。
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「しかたがないねー」と言って、何もせず傍観し、とりあえず稼げる仕事をして、じいさんになった時に子どもたちから「なんでなくなったの?」と聞かれた時に僕はなんと答えるだろうか?
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「しかたがなかったがよー」と言ってその場を切り抜けたとしても、自分の心の中には、自分は何もせずただ傍観しただけの人間だという恥ずかしさ?!罪悪感?!が自分の心の中に残ると思うのです。そんなことを思いながら死にたくないなー!と僕は思うのです。
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「じいちゃんは自分がやれるだけのことはやりきったけど、それでもダメやったがよー」とか、なくなる前提ではなく、子どもや孫の代まで今の「いなか」があり続け、そんなことが話題にならない「いなか」をつくりたいわけです。
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そうやって「いなかをつなぐ」ということをどうやったらできるかを考え、やり続けるのが「いなかパイプ」という会社の使命なわけです。
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逆をいうと、「いなかをなくす」ということに加担しないのが「いなかパイプ」という会社なわけです。
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と、話が脱線しまくっていますがー 田植えの話に戻ると、僕から言わせると、誰もがやりたがって機械も入り、効率的にやって儲けられる土地を「いなかパイプ」という会社がやる必要はないわけです。その土地は僕らじゃなくても「つなぐ」ことができるから。
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しかし、「いなかパイプ」という会社が存続していくという観点からいうと、儲けることはやらなければいけない。
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つまり、儲けられない土地で、儲けられることを考えてやらなければいけないのが「いなかパイプ」という会社なわけです。
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「とはいえ、田植えを手作業でせんでもええやろー!」と突っ込まれそうですが~ 現状としては、儲けられないのはなぜか?儲けるためにはどうしたらいいか?を考えるために、まず現状把握を含め、実体験をし、情報収集をしている段階だと言えると思います。
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考えるよりは、まずやってみよう!という精神で、機械がなかった時代にどのように米作りが行われていたのか、それを実体験を通じて学んでいるところです。
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そして、この田植えや米づくりから「いなかをつなぐ」というヒントを得ようとしているところがあります。
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僕が学生時代から活動し始めて今年で20年。「儲けたいなー、でも儲からないな~、儲からないことばかり選んでやってるからな~」と思い続けてきたけれど、20年生き残っているってことはそれでいいってことかもしれない!と思い始めています。
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そして、今回こうやって考えたことで気づいたのは、「儲からないことで、儲けるということ」を僕はやりたいのかもしれない!ということ。やはり、田植えからいろいろな発見があります。
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最後に、この文章を書く中で「儲」という漢字の意味を調べてみたら、以下のような意味がありました。
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2)跡を継がせるために備えおく人。跡継ぎ。もうけのきみ。「儲君・儲嗣/皇儲・国儲」
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「人+諸」の組み合わせで、いろいろなモノが準備され蓄えがあるという意味のようです。いなかパイプで言うところの「つなぐ」という意味も含まれているではありませんか!そして、「跡を継がせるために備えおく人」とは、中継者!まさにいなかパイプのことではありませんか!
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「つなぐ」ために蓄えておく。蓄えとは、冬の薪を準備するように、お金というよりは、知識とか経験とかお金以外のもので、そういう蓄えがある人のところに、人・モノ・カネ・情報が集まり、儲かるということのようです。
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「儲ける」ではなく、やってたら「儲かる」ということらしい。ということは、いなかパイプも今は儲かってないけれど、田植えを手植えでやった知識と経験から、儲かるということが起こる!ということが言えるかもしれません!そう信じて、蓄えながら生き延びていきたいと思います。
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「いなか」をつなぐべく、儲からないことをやって、儲かるようになってやるぜ!と意気込む今日この頃です。
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6月21日にいなかパイプスタッフと研修生の総出で田植えをしました。
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5枚の田んぼをすべて手植え!素人集団ということもあり、朝から夕方まで丸1日かかりました。そしてその後2〜3日は筋肉痛に・・・。なぜ田植え機を使わずに手植えだったかには、いなかパイプとしてのふかーいワケがあり、そのワケについてはパイプラジオでレオさんが語っていますので興味のある方は聞いてみてください(パイプラジオはこちらから聞けます)
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今では滅多にやらない手植えでの田植え。実はわたし、8年前からもう一つの拠点である北広島町大朝でもやらせてもらってます。
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「たんぼゼミ」という都会といなかをつなぐプログラムに関わっていて、田植え、草取り、稲刈り、脱穀、もちつきという年間を通して田んぼ仕事を軸に農村暮らしを体験するプログラムで、そこへの参加をきっかけに昨年、広島市内から北広島町へ移住することになりました。
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「農業をがっつりやりたい」というわけではないけど、農的な暮らしに興味がある、食べ物を作ることに少しでも関われたら嬉しい、四万十でも大朝でもそんな風に農に関わらせてもらえてるのはありがたいなーと感じています。
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たまごサブレ・紅茶サブレ・無農薬紅茶を食べて応援お願いします!
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6月、ラフティングの元チームメイトである友人から誘われ、カヌーの大会に出ました。
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大会、と言ってもコロナの影響もあり参加者は四国内の人のみで、四国内でも遠方の人は遠慮したりで例年よりも少なく、草レースのようなものでしたが。カヌーは2018年にいくつか大会に出ていたのですが、妊娠〜出産などがあり、気づけば3年ぶりでした。
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私が出たのはカヌースラロームという競技で、流れの複雑な川の中にゲートが設置されていて、それを指定通りにくぐりながらタイムを競います。
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流水でゲートに入ること自体が久しぶりでとても緊張したし、3年前の自分と比べても、元々上手くなかったのにさらに下手になったな。。という感じでした。でも、大会に出てみよう!と決心したことで、ここ1ヶ月ほどはできるだけ時間を作ってカヌーに乗るようにしたり、せっかくだから新しいカヌーを買ってこれからも頑張ろうかな。という気持ちにもなったし、色んな人たちと一緒に漕ぎ、見ることができて刺激をたくさんもらい、という感じで、結果的には得るものばかりだったなあと感じています。もちろん、大会自体も緊張したけど、そういう緊張感含め楽しかったです。
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お陰で、ここ最近は毎週のように川に連れ出されていた娘。幸い暑いくらいの日が多く、水遊びも楽しんでくれていたようでよかったですが、ちょっと長い車の移動など、頑張ってくれました。
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夫も交代で川に出たりもしましたが、私の練習に合わせて子守もしてくれ助かりました。家族に感謝しつつ、今シーズン、今のこの自分よりちょっとでも成長できるようにカヌーも頑張ろうっと。と思いました。
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パイプウェブ編集部ももうすぐ1年。2年目に突入ということで、新たなメンバーも募集します。今年はどんな繋がりができるのか、楽しみです。興味のある方はぜひ一緒に「いなか」の情報発信をしていきましょう!
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【募集】「いなか」からの情報発信をいっしょにしませんか?「パイプウェブ編集部員」募集します!
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ここ数年で6月は「梅雨」というイメージから「田んぼ」というイメージに変わってきました。
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僕達の住んでいる地域の人達はだいたい何処の家も田んぼをやっています。僕自身もここ数年で、自分の田んぼ、他の人達と一緒にやる田んぼ、いなかパイプでやる田んぼと掛け持ちでやっています。 だから目の前に広がる田んぼの風景や暮らしはこの時期日毎に、田んぼ色に変化していきます。
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自分がお米を育てるまでは気にも止めなかった風景は、作り手の視点に変わると違って見えるから不思議ですね。 気にしなかった田んぼから、田んぼを通して色々気づくようになると 食、生命、環境、社会、農業、教育、風景、生き方など、田んぼから色々なメッセージをもらえます。
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いなかパイプでの自分の仕事では色々な人と関わることをさせてもらっているので、色々な人生を間近で見させてもらったり、悩みを分かち合ったりしています。 田舎に移住したい、体験してなにか吸収したいという人達なので人生の大きな節目にあるような大切な時期を一緒に過ごせるので僕もワクワクしています。
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そんな場から改めて感じるのは、この時代の「いなか」で何かを経験しようと動き始めている人は、真剣に自分の人生や人や地球と関わろうとしている人が多くなったこと。 もちろん、今も「とかい」で真剣に自分の人生に向き合っている人達もたくさんいるし、まだそっちの方が数は多いかもしれない。
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僕も20年前なら「とかい」が自分の人生と向き合う人達が集る場だったと感じて行動していましたが、今は「いなか」と「とかい」の役割の立ち位置が入れ替わったんだなぁと「田んぼ」を見たり「いなか」へ来る人たちと関わりながら感じています。
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いつかやりたいことを今やろうと決めた〜いなかインターンシップ参加者インタビュー〜
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いなかインターンシップ(一般社団法人いなかパイプ)
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新型コロナの影響で、どの「いなか」も受け入れが難しいご時勢になっていますが、これからの生き方・働き方・暮らし方を考えたいあなたへ、そのきっかけとなる機会をご案内できたらと思っています。
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「いなか暮らしを体験してみたい」 「いなかで自分らしく働きたい!」 「興味はあるけど暮らしていけるか不安」 など、いなかの暮らしや仕事に関する様々な相談をコーディネーターがお聞きします。まずは気軽にお問い合わせください。
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パイプウェブへのきっかけリンク
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「いなか」で住んでみたい、働いてみたい方へ:お仕事あります!
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学びたい、体験したい!という方へ:短期から長期まで経験できます!
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泊まりに行きたい!という方へ:ゲストハウスやシェアハウスあります!
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遊びに行きたい!という方へ:気軽に遊びに来てくさい!
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