【災害情報】台風11号による高知・四万十町の災害情報を発信します
2014/08/11
▲給水活動の様子
台風11号による高知・四万十町の災害情報
いなかパイプの事務局がある四万十町において、8/9-10に来た台風で四万十町全域で浸水被害がでました。お見舞いのお言葉やお問合せなどたくさんお寄せ頂きありがとうございました!
おかげさまで水はひいて、人命に関わる被害はでてませんが、流されてきたガレキの撤去など大変な状況でした。災害ボランティアセンターも設置され、3日間でのべ100名を超えるボランティアの方々のご協力を頂き、浸水被害のあったの住宅などの片付けはひと段落することができました。本当にありがとうございました!
災害ボランティアセンターが閉所したことに伴い、情報の更新頻度が少なくなると思われますが、給水活動が終了するまでは、引き続き、こちらのページを活用し、情報発信していきたいと思います。
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【災害情報】8/18 10:00時点
●長く続いていました窪川エリアの飲料水断水について、8月17日午後2時30分より水道水が飲める状態になり、断水が解除されたとのことです。
▼四万十町役場ホームページ
http://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=1951&hdnSKBN=A
http://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=1952&hdnSKBN=A
●救援物資や寄付の受付窓口は用意されていないものの、役場の方へ個別に水を送っていただいたり、「このお金を使って」ふるさと納税をして頂いたりということはあったようで、只今、義援金を受け付けるかどうかの検討を行っているそうです。
●ここ数日雨も降ったり止んだりして、川がまた増水し、カヌー体験施設などでカヌーツアーが中止になっているような状況で、8月に入って4日しかまともに営業できてないとのことです。
★ということで引き続き、地域経済の応援をよろしくお願いいたします!この夏、観光やレジャーにぜひ遊びに来てください!なかなか来て頂けない方は、通販などで商品のご購入を!そのような感じで災害被害の打撃を受けた四万十川流域の地域経済への応援をして頂けたらありがたいです!
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【災害情報】8/13 18:00時点
▼四万十町災害ボランティアセンターを運営している四万十町社会福祉協議会の方から教えて頂いた情報をお伝えします。
●本日も朝から町内放送をかけ、地域の方々からボランティア要請を受け、27件の要請があり、30名のボランティアの方々に活動して頂きました。災害ボランティアセンター最終日でもありボランティアの数が減ったにも関わらず、27件もの要請に対応でき、ボランティアの皆さんにがんばって頂きました。
引き続き、継続活動を行う要請が2件と、大正地区での要請も1件あり、現地のボランティアグループで対応して頂くことになっているそうです。
●災害ボランティアセンターは本日で閉所となりましたが、引き続き、地域からのボランティアの要請は、四万十町社会福祉協議会で受け付けし、町内のボランティアを募りながら、随時対応していくとのことです。
▼災害ボランティアセンター閉所後の連絡先
四万十町社会福祉協議会 0880-22-1195
※専用携帯電話は、通常業務で使用されるようになりますのでご注意下さい。
●とりあえずの片付け等の復旧作業はひと段落したものの、今後も生活の中でのニーズが生まれてくるのではないかと考えており、注意を払っていくとのことです。
例えば、空き家となっていたところが手付かずとなっており、それをどうするのか。連絡が取れるところは、近所の方が地域外に暮らす親族に連絡し、地域外から片付けに来ていたというケースもあるようだが、カギがかかって空けられないようなところも何軒かあるとのこと。
●表面的には片付いているように見えても、床をはいだら床下のコンクリート基礎の部分に水がたまっていたりして、そのようなところへの対応は、ボランティアでできる範囲を超えているので、対応できてないこともある。また、片付いたものの、消毒をするにあたって自分ではできないというニーズがあるかもしれない。というように、今後も様々なニーズが上がってくる可能性があることが考えられている。
▼確認ができてから情報発信しようと思っていること
●ありがたいことに全国から支援の声を頂いているものの、救援物資や寄付の受付は、現時点で四万十町役場に窓口があり、募集しているという状況ではありません。今後どういう方針で対応がされるのか、四万十町役場に確認がとれ次第、いなかパイプでも情報発信をしていきたいと思っています。
▼引き続き、いなかパイプからのお願い
●地域の事業者からの声として、1年で最も稼ぎ時であるにもかかわず、災害により客足がへり、宿泊業者、カヌー体験施設やキャンプ場などではキャンセルが相次いでおり、四万十川流域へは行かない方がよいというような“風評”が出ているようで地域経済への被害も出ている状況です。
★ボランティアのみならず、この夏、観光やレジャーにぜひ遊びに来てください!そして、災害被害の打撃を受けた四万十川流域の地域経済への応援をして頂けたらありがたいです!
▼追伸
災害ボランティアセンター閉所に伴い、パイプウェブトップページにあるバナーははずさせて頂きますが、引き続き、こちらのページ⇒ https://inaka-pipe.net/info20140811/ は残して、情報が入り次第、随時更新をさせていきますのでご覧下さい。
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【災害情報】8/12 18:00時点
▼四万十町災害ボランティアセンターを運営している四万十町社会福祉協議会の方から教えて頂いた情報をお伝えします。
●本日も朝から町内放送をかけ、地域の方々からボランティア要請を受け、32件の要請があり、49名のボランティアの方々に活動して頂きました。午後はボランティアの要請も減ってきて、早目に帰って頂くようにしたボランティアさんもあったそうです。
●明日8/13は、午前中までボランティア要請を受け付けて、その要請に対応し終えたら災害ボランティアセンターは閉所するとのことでした。ボランティアは、引き続き「高知県内の方」に限っているが、四万十町外から来て下さる方は、ボランティアの要請があるかどうか電話で確認してから来て頂きたいとのこと。(せっかく来て頂いたのにボランティアの要請がなかったということも申し訳ないので)
▼四万十町災害ボランティアセンター 専用携帯
090-6388-7997 あるいは 080-6388-7995 へ
(四万十町社協 0880-22-1195 でも対応はしています)
【稼動時間】9時~16時
【場 所】四万十町役場横・窪川駅そばのテント
★高知県内の方で、明日、四万十町へボランティアに来れるよ!という方、ぜひご協力をお願いいたします!
●災害ボランティアセンター閉所後も、引き続き、地域からのボランティアの要請は、四万十町社会福祉協議会で受け付けし、町内のボランティアを募りながら、随時対応していくそうです。
▼災害ボランティアセンター閉所後の連絡先
四万十町社会福祉協議会 0880-22-1195
※専用携帯電話は、通常業務で使用されるようになりますのでご注意下さい。
●窪川中心街は、目が行き届き復旧活動も進んだが、市街地から離れたところに暮らす方のところへ水を配りながら聞き取りを行うと「ボランティアを頼んだらよいことも知らなかった」という声があったという。社会福祉協議会としては、浸水被害が表面的には片付いたと言えるが、生活をし始めてからのニーズが今後も出て来る可能性があると、引き続き注意を払って取り組んでいくとのこと。
●窪川エリアは、断水は解除されたものの、ろ過設備が復旧しておらず、水道水が生活用水のみにしか利用できない水となっており、飲料水としては利用できない状態で、窪川エリアでは引き続き24時間体制の給水活動が行われている。復旧の目処もたっていないため、日常生活に不便がでている状態がある。
●給水活動を行っているものの、給水場所まで水を取りに来ることができない方もいるため、その支援のニーズ把握を行いながら、どこまでやるのか四万十町行政を中心に検討しながら進めていくとのこと。
●フェイスブックやWebを見て、多数お問合せを頂き、県外からもご心配の声や「何かできることはないか」と言って頂いたそうで、社会福祉協議会の方がとても喜んでおられました。ボランティア参加、お見舞いや応援の声を本当にありがとうございました!
▼引き続き、いなかパイプからのお願い
●地域の事業者からの声として、1年で最も稼ぎ時であるにもかかわず、災害により客足がへり、宿泊業者、カヌー体験施設やキャンプ場などではキャンセルが相次いでおり、四万十川流域へは行かない方がよいというような“風評”が出ているようで地域経済への被害も出ている状況です。
★ボランティアのみならず、この夏、観光やレジャーにぜひ遊びに来てください!そして、災害被害の打撃を受けた四万十川流域の地域経済への応援をして頂けたらありがたいです!
▲2014年8月12日高知新聞 (クリックするとPDF記事がダウンロードできます)
▲十和地区:本日のふるさと交流センターの様子。手前の屋根の上に木のくずがあるが、この屋根も越えて2階までも浸水したということがうかがえる。
▲四万十町お隣の四万十市西土佐・長生(ながおい)地区にある長生沈下橋。橋桁の一部が流された。ここ5年以内にあった増水で2回流されているが、今回で3度目となる。
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【災害情報】8/11 16:00時点
▼いなかパイプ・代表:佐々倉が、現場を訪れ関係者から教えて頂いたことをもとに情報をお伝えします。
●被害が大きかった窪川エリアでは、役場の職員が総出で、街の消毒活動など行われていた。また、水道が断水状態のため、自衛隊も来て、24時間体制で給水の対応ができる状態が整っていた。そして、給水しに来られない人、高齢者などに対して、お水を配達する活動が災害ボラセンを中心に行われていた。
●災害ボランティアセンターでは、本日20件のボランティア要請を地域の方から受けて、53名のボランティアが来て下さって、その要請の対応にあたることができたそうです。
●ボランティア要請は、浸水がひどかった窪川市街地だけではなく、市街地から離れたところからも出ている状況。家屋の土砂撤去だけはなく、農地などのガレキ撤去のニーズも届いているが、家屋など人の暮らしに関わる部分から優先的に対応するようにしているとのこと。
●日曜日の時点で、地元消防団や地域の方々が連携して、人手が必要とする大きな家具や家電などの搬出作業が行われ、片付いたところも多いようで、ボランティアの要請は少なくなっているのではないかと予想されていた。
●しかしこの暑い中、家が片付かないのも耐えられないだろうから、明日あたりがボランティア要請のピークになるのではないかと予想されている。明日の朝も、町内放送等で、ボランティア要請の声を拾うように予定している。
●災害ボランティアセンターは、8/13(水)くらいまでは設置する予定で(今後の状況によって変更あり)、ボランティアは、引き続き「高知県内の方」に限っているが、四万十町外から来て下さる方は、ボランティアの要請があるかどうか電話で確認してから来て頂きたいとのこと。(せっかく来て頂いたのにボランティアの要請がなかったということも申し訳ないので)
▼四万十町災害ボランティアセンター 専用携帯
090-6388-7997 あるいは 080-6388-7995 へ
(四万十町社協 0880-22-1195 でも対応はしています)
【稼動時間】9時~16時
【場 所】四万十町役場横・窪川駅そばのテント
★明日が最も人手が必要な日になりそうですので、高知県内の方で、四万十町へボランティアに来れるよ!という方、ぜひご協力をお願いいたします!
●地域の事業者からの声として、1年で最も稼ぎ時であるにもかかわず、災害により客足がへり、宿泊業者ではキャンセルが相次いでおり、四万十川流域へは行かない方がよいというような“風評”が出ているようで地域経済への被害も出ている状況です。
★ボランティアのみならず、この夏、観光やレジャーにぜひ遊びに来てください! そして、災害被害の打撃を受けた四万十川流域の地域経済への応援をして頂けたらありがたいです!
▲災害ボランティアセンターの様子
▲窪川周辺の沈下橋の破損
▲十和地区の田んぼにガレキがたまった様子
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【災害情報】 8/11 11:00時点
▼四万十町役場から連絡を頂いた情報をお伝えします。
●被害は、窪川エリアがひどいようで、災害ボランティアセンターは、現在、四万十町役場横・窪川駅そばに立ち上がり、テントがたっています。
●ボランティア募集は「高知県内から来て頂ける方のみ」とさせて頂いているそうです。県外からの連絡もあるそうですが、県外から来て頂く程もないだろうということで、今のところ断っているそうです。
●本日消防が60名ほど出て、ガレキの撤去等行っているそうで、それで今日の様子を見て今後の動きを決めていくそうです。
●ボランティアへの参加は、直接テントへお越し頂いてもよいそうですが、問合せについては、窓口を一本化させているということで、以下からお願いします。
▼四万十町災害ボランティアセンター 専用携帯
090-6388-7997 あるいは 080-6388-7995 へ
(四万十町社協 0880-22-1195 でも対応はしています)
▼最新の情報は、四万十町のホームページもご参照くだ さい
http://www.town.shimanto.lg.jp/
●ガレキの撤去などの仕事が中心になりますが、床上浸水した家の片付けなどは、役場職員が入っていてやるということができにくいので、ボランティアの皆さんの力をぜひ貸して頂きたいということでした。
★高知県内の方で、四万十町へボランティアに来れるよ!という方、ぜひご協力をお願いいたします!
※追伸 四万十川下流のお隣、四万十市の方の被害状況も確認しましたが、四万十市の方の被害は、西土佐エリアの10戸程度の床下・床上浸水状況で、災害ボランティアセンターが立ち上げの動きは今のところ無いそうです。