【おおの、うまいちゃ】 「熱っ!熱っ!めっちゃ熱い!!」 「それが良く煎れた証拠よえ(^^)」

2012/07/23

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執筆者 公文清水
所 属NPO法人GIFT

「熱っ!熱っ!めっちゃ熱い!!」

「それが良く煎れた証拠よえ(^^)」

 

とある春うららかな日、大野見の素敵な茶畑から悲鳴まじりの声が聞こえてきよったがよ。

 

あっ。申し遅れたけんど、わし、大野見に来てまだ10カ月の茶タローいうき、今後ともよろしゅうに。

 

今日はわしらを大野見に引き寄せてくれた恩人、ジェームスさん(日本人ぜよ 笑)宅でお茶を摘んで、お茶っぱになるまでを体験させてもろうたがよ。

 

まずビックリしたがは、摘むハサミ!

なんと、ハサミに袋がドッキング(@_@;)

しびれるにゃ~♪

 

しかも取り出すことまで考えて下くちが開くようになっちゅう!!

なんと合理的な(*^_^*)

たまげた!!

あ~肝心なトコが写ってない(汗)

 

 

ほんで、その茶っぱを「お火処(おくど)」で煎るがやけんど、これがまたしょう熱い!

 

そりゃあそうよねぇ。

フライパンの上で作業しゆうようなもんやきねぇ(笑)

 

火加減も重要。

火がこんまかったら水分がとんでないき、いかん。

かと言うて強すぎたら焦げる。

 

 

そんなこんなで上手に煎れたら「筵(むしろ)」で手モミ。

 

これもまたしょう熱い!!

 

そりゃあそうよねぇ(笑)

中華鍋で出来たてのチャーハンを素手で触るようなもんやきねぇ。

例えがビミョーかえ?

 

まあえいわえ。

とにかく、冷めんうちにグイグイ揉まないかん!

揉めば揉むほど旨味が出てくるらしいけど、ただ揉んだちいかん。

コツがあるみたいけど、わしらにはよう分からん(汗)

 

 

 

ちなみに揉んだ手はうるうるのスベスベになる♪

 

ただのキタナイ手みたいやけど、ホンマにスベスベやった(^^)

 

こうやってお茶っぱが出来るがや~、ホンマ何気なく飲みよったお茶もよお味おうて飲むようになったちや♪

 

 

そんなこんなでお茶を楽しみよったら、大野見の山の上の、めちゃくちゃ景色がえい茶畑を持ち主のおんちゃんが「もう年やき辞めるき、若いおまんら、好きに使こうてみんかよ」と声を掛けてくれて、今年からわしらとジェームス夫妻でやることになったがよ!!

広さはなんと9反(約8,900㎡やき100m×90m(@_@;))

もう茶園の域やね!

 

 

写真やったらなかなかこの風景の素晴らしさは伝わらんと思うき、是非遊びに来てや(^◇^)

 

ここまで育てるに、わしらの想像を絶する苦労があったと思うけんど、後継ぎがおらんき手放すのは苦渋の決断やったと思う。

 

おんちゃんらぁが「おまんらに任して良かったちや♪」って言うてもらえるように、頑張っていくきね(*^_^*)

 

今度、おんちゃんにインタビューしてみようか。

笑いあり、涙ありの素晴らしい人生が聞けるかもしれん!

なにせ、わしらの倍生きちゅうきね(^-^)

 

 

ほな、またの~

 

●次回予告『えっ!?軽トラ1車分売りに行ったら軽トラ1台買える!?』

 

 

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