四万十シャララーン!きっかけ編
2012/09/11
- 執筆者 三木香織
- 所 属四万十市地域おこし協力隊
四万十市で今年の8月から地域おこし協力隊として活動を行っております、三木香織です。
四万十の地で、日々学び、奮闘し、玉砕し、時たま成功したことをここで発信していけたらなと思ってます。
まずは自分がここに来た理由を少し書いてみようと思います。
四万十に来る前は、ずっと地元である香川にいました。
香川は生活しやすく居心地の良いところでしたが、
生活は困らずにできるし、なにもしなくても一日は終わる。
そんな生活がつまらなくて、このままでは人生が終わってしまう。。
と不安を感じ仕事を辞めて、原付にまたがり日本一周の旅に飛び出してました。
ただ今の現状から脱したかった。それだけでした。
そのまま海外に飛び、長い放浪の末
インドのガンジス川で沐浴しながら
「よし!自分の生まれ育った四国に戻ろう!まずはそこからじゃー!」
旅で見つけたのは今までずっと忘れてた自分と向き合う時間でした。
そしていなかパイプの行っているインターンシップが
私が四万十に移住する大きなきっかけになりました。
旅ではなく、足を着いてそこの土地に生活することが
しっかりとシンプルに見え始めました。
今まで自分の悩んでいたことが
ちっぽけに見えて、スッと心に落ち着くこの感じはなんだろう。
今まで感じたことのない満たされた感覚でした。
そしてなんといっても生活している人たちの素敵なこと!
あのおばあちゃんかっこいいー!あそこのおんちゃんおもろいー!
四万十に住んでいる人たちの生活に触れられたことが
この土地に住みたいって徐々に変っていったんだと思います。
しかしその反面、ここの土地に住むことの厳しさを教えてもらいました。
住んでいる人がぽつりと言った言葉がずっと心に残ってます。
「この土地は好きやけど、20年、30年もしたらこの土地はだっれも住まんくなって、きっとなくなってしまっとる。」
どんだけ寂しいことを言うのだろうと思いながら
現実をしっかりと受け止めていて、深く突き刺さる言葉でした。
私の中でできることはなんだろうと思いながら思い巡らしていたんですが。。
そんなに簡単に答えなんてでません。
ただ悩んでてもしょうがない。
「とにかくいつかその言葉を変えたい!」「少しでもそんな言葉を少なくする!」
この思いでひとつずつ行動に移して試していくしかないんだと思います。
かなり真面目な文章になってしまいましたが、そんな思いでこれから情報を発信していけたらと思ってます!
これからもどうぞよろしくお願いします!!