いなかの考える人

2012/11/12

私が通っていた中学校の正門に「考える人」の銅像があり、

夜中になると「考える人」が動き出すという七不思議に

ちょっとドキドキしつつ銅像を見つめていた中学時代がありました、川村です。

 

今月4日、久礼では『タッチエコトライアスロン』が行われ、

肌寒かったけれど水泳、バイク、マラソンと完走者続出。 すごい熱気でした。

女性で、しかも私より年上くらいの人も完走されてたので驚きました。 すごいですね。

 

さて先月の記事で、近頃の人類は不自然な気がする・・・てなことを書きました。

今回もまた最近ハマっている歴史小説以外でもやはり同感できた

”不自然さ”や”もしかして本当は・・・”というものを考察してみたいと思います。

 

サーフショップとは別のお仕事で私は”体内酵素”というものを知ることになりました。

関連する本を読んでいるうちに自分の食生活を見直して、

なるべく体内酵素を無駄遣いしないような食生活を送ろうと心がけています。

体内酵素って?のお話はここではしないですが、一つ気がついたことがありました。

 

とある”酵素”に関する本で、人間の体のサイクルというかリズムというか、

自然なそれは、「24時間を3つに分けて考えることができる」というもので。

午前4時から正午まで=排泄の時間。 正午から午後8時まで=摂取の時間。

午後8時から午前4時まで=吸収の時間。

という3つのサイクル。

 

体のサイクル図

 

朝起きたら水一杯でも飲んで腸を刺激させ排泄を促す。

朝ごはんは特に食べなくともよし。

何か取りたいときはフルーツをそのまま、あるいはジュースにしたり。

そしてお昼からご飯など食物を摂取して夕飯も夜8時までにすませてしまう。

それ以降はもう何も食べない。

この間に摂取した食物が体内で様々な栄養素となって吸収されていく。

これが本来の人間のリズムとのことでした。

 

私の周りでは、私がこれについて力説してもほぼ聞き流す人がほとんどで、

中には「そういえば朝ごはん食べると調子悪い」って同調してくれた人もいたことはいたのですが、

夫などは「もう50年も朝ごはん食べ続けてきたのに

いまさら(朝食抜きは)ムリ」といって朝食をとっています。

私と娘は美貌のため、朝ジュース、朝スープくらいでがっつり朝食はやめています。

おかげでお腹周りのぜい肉が取れてきた気がします。

 

と、ダイエットの話ではなくて。

 

さてこの人間の本来のサイクル。 このサイクルにそって行動をすれば体にもいいし、

仕事、用事など全ての能率においていいのではないかとピーンときたのです。

「朝飯前」という言葉。 辞書には朝ごはんを食べるくらいのちょっとの時間で済むたやすいこと。

という意味になっています。

が、昔の人が使っていた「朝飯前」は別な意味があったのではないかという学者さんがいました。

 

どうしても煮詰まったり、はかどらなくて片付かない仕事。

「今日できることは明日に残さない」ともいうし、

早く片付けてしまいたい、しかしどうも能率が悪い。

が、そんな仕事ほど一晩眠ってしまうと翌日午前中には、

まるで頭が別人のように冴えだして一気に片付いてしまう。

そんなことはないですか?

「大事な会議ほど午前中にしてしまう」と言っていたベンチャー企業の社長さんも

そういえばいらしたな、と思いだしました。

これって午前中とはいえ、朝ごはん食べないうちに仕事をすませちゃったらって

ことじゃないかとふと考えつきました。

 

田舎ではこれ、じつはもっとよく見かけたりしませんか?

 

うちの姑は朝ごはんの前に畑仕事に行ったりします。

農業だけじゃなくても朝ごはん前にひと仕事している人って

自営業や一次産業ほど多いのじゃないかと思います。

もしかしたら昔は、体のサイクルのことは口にしなくてもいいくらい当たり前のことで

誰でも知っており、「朝飯前」というのも、

「午前中のうちにする仕事は能率が良い→仕事が簡単だ→簡単な仕事」というふうに変化をし、

昔の朝食というのはじつは正午近くの食事だったりして?なんてことを考察してみました。

 

そしてこの記事も、締切のことを思い、

とりあえずキーボードを打ちながら言いたいことをダダだーっと文章にしてみて

翌日朝一番に見直し、書き直しして出来上がったものです。

(え?これで?)

 

 

 

 

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